127、シンウルトラマン観た
雑記帳にしては、ちょっぴり長めのお話です。
久しぶりに観たい映画がありました。「シンウルトラマン」です。
休みの日に早朝割引を使って、朝一から観ようと思っていたのですが、調べてみると近くの映画館は木曜のみでした。
くそ~通常料金1800円を払うのは惜しい・・・実に惜しい。
ん、休みの日は「ふたりの日」というイベント日で2400円か・・・奥さんに「行く?」と聞いてみましたが「行かない。興味ない」でした。「観てたでしょ、ウルトラマン!」「私観てなかったもん」「・・・そっかあ、じゃ一人で行くか」「1800円はもったいないよ」「別の日にしなさい」「いや、観たい時に観たいじゃん」「ふーん」という会話が前日になされました。
私は奥さんの言う通り、別日にしようとこの日に行くのは諦めていたのですが・・・。
仕事から帰ってきた奥さんが「映画行こうか」と言ってくれました。「え?行かないって言ってたじゃん」「いや、悲しそうな顔してたから」「してないよ。さては、興味がわいたな」「わいてません。で、どうする?」「じゃ、行こう」「じゃ、おごりね」「・・・・・・」という事で、夕食後に映画館へ行きました。
・・・えっ、一人で1800円払った方が安いって・・・もうっ!それは言わない約束でしょ(笑)。
※ネタバレ注意です。
観た感想ですが・・・。
いや、良かったです。面白かったですよ。
ただ、最初に大人フィルター的な目で観ていたら、現実感ないなあと没入出来ませんでした。
なので徐々に入り込んでいった感じかなあ。
はじめウルトラマンが巨神兵に見えたり(あえてやってるのかな?)、続々と怪獣が出て来るところ実はワクワクしました。
でも、どっか斜に構えて観ているんですよね~年とったかな。
地球怪獣(えっと字が違うけどいっか、でもこっちの方がしっくりくる、笑)との戦い、そして外星人の脅威・・・なす術がない人類は無力感を覚え、わらにもすがる。人間ドラマ・・・ああ、そうなるよなと納得です。
なんか、壮大なテーマで、そっかあ、あの頃、勧善懲悪モノとして観ていたウルトラマンには、深いテーマがあったんだなあと気づかされました。
・・・映画だけってことはないですよね。うん。
俳優さんは豪華だったなあ。みなさんも絶賛のメフィラス星人役の山本耕史さんは、ハマり役でした。2人居酒屋で語りあうって昭和感はナイスでした。
ゼットンは巨大戦艦でしたな。やっぱ最強。
詰め込み過ぎ感はやや否めないけど、ものすごく、まとまっていて、肝心要のウルトラマンと怪獣のバトルや必殺技、スペシウム光線や八つ裂き光輪が観れたのは感涙モノです。
うん、愛とオマージュとリスペクトが詰まった作品でした。
あと、ジョワ!とデュワっ!のかけ声がなかったのが、ちょっぴり残念~。
・・・で鑑賞後、奥さん、やっぱり寝ていたそうです(笑)。
長澤まさみさんが巨大化する前あたりから・・・まあまあ、仕事後につきあってくれただけで感謝なのです。
デュワっ!




