誕生…兄パート「試練、仲間、敵対者」
書いて読んで、書き直して読んで、面白くなっていくのを見れるのは筆者の特権ですよね〜♩
できたの…喜んでもらえると、いいなー♡
異世界の星Illusion.
プロローグ…異世界の星誕生歴史簡易版
IS.EK.AI歴0年星の製作中央装置で大地と大氣と大海を集めて土壌を作り、生命の種をブレンド調節して播種し195種類の基本種族が誕生し、85年の年月を掛けて基本的思考の熟思ができるようになり、そこから一氣に魔法と機構の基礎が完成し、834年で3つの国と9の都市と27の町と243村ができて…、IS.EK.AI歴1421初春11日のこの日…森美徒の里…命の花園で、探究の証を持つ異世界の謎を説く者が誕生する…。
ああ…小説ゲームの中の主人公みたいな扱いは悪くは無いが…、だけどな………、俺じゃなくても良いだろ?………、なったからには…最低限のメインクエスト程度はクリアするが、出来れば…部下のあいつに…。
…、
……、
………。
あたたかく…母親の胎内にいるような…、記憶に残らないはずの懐かしい感覚が全身を満たしている…。
(そろそろ出ないと…、ボクの役目を果たさなきゃ…)
もぞもぞ動き…出やすいように体制を整え…、森美徒の揺籠の一つ…紫の鬱金香の蕾が地面付近まで垂れ下がり、ゆっくり綻び…ふたつの命を産み落とすと、急激に枯れて土に還る。
親の役目を受けた男女が産み落とされた、ふたつの命を拾い。
愛情を込め…、育くみ…、運命の始まる8年目の時が訪れるまで…、大切に……、大事に………。
…、
……、
………、
…………、
……………、
………………、
…………………。
ーーーーーーーーーーー8年後ーーーーーーーーーーー
「今日は、2人が立派な大人になるための試練を受けてもらう……………(本来は1人づつだが…)」
普段は子煩悩なのに、この日はと…しっかりとした父の威厳を示すような声色で、伝統の使命を子供に告げる。
「「はい!お父様」」
そのノリに追従する子供達。
「パラは、ほんの少しの後生まれの弟だが…、男の子は女の子を守るようデザインされている、ぷるんお姉さんをしっかり守り、試練をやり遂げなさい」
「もちろんです!お父様!」
「ぷるんはパラが好き勝手な事し過ぎないように、ちゃんと見なさいよ」
「は〜い♡お母様」
「ちぇっ、姉ちゃんの子守になるもんか!」
弟は悪戯好きのやんちゃだから、キチンと見張ってないとね!
森美徒の里の掟26、齢8にて試練の森の洞窟へ行くべし!
古い掟で生き延びてきた森美徒の里の住人達は、掟の重要性は重々承知している。
「だけどな…そろそろ、僕たちの代で変わるべきだと思うんだ」
「どうしてそう思うの?パラ」
「だってさ、姉ちゃんは誰と結婚したいのさ?」
結婚…、それは女性属性の重要な命題、生き残る上で利害の一致を重要視する事も大事だが…、何より一生かけて思い続けられる愛をもらい……愛を提供し合う…、命の充実の為の選択肢の一つであり全でもある…それは…。
「それは…お父様の様な素敵な人とよ…、でも…、決まった事に意を唱えるのは…、試練を2つやり遂げた後よ…。」
「…そうだけどさ、試練の1つは大丈夫だろうけど…、2つ目は姉ちゃんに凄く不利じゃん」
「ふふ…ボクの足を氣遣ってくれるの?ありがとう」
生まれつき魔力元素の循環がうまく出来ずに成長した為か、足の動きがおぼつかず…立ち上がって行動するのにだいぶ難儀があって…、今は弟の魔力元素を分けてもらっているお陰で、比較的自由に動けるようになっている。
「う…ん、だからさ、掟に従うのこれで最後にしない?」
「バカなこと言わないの……………止まって…、誰かいる…」
里の人以外の氣配を感じ取り…息を潜める…。
「………、…誰だろう?…………見かけない人だね……」
怪しい黒い仮面と黒い外套の中で鈍く光る鎧を纏った者が居て…、すごく…危険な氣配を感じる…。
「パラはお父様に報告を…、ボクはアイツを見張ってる…」
「!危険だよ…!姉ちゃん…!一緒お父様に報告しよう…」
「ダメよ…、見放したら後で後悔する氣がするもの…」
「…でも…………っ!!」
?…!……っ!いつの間に…!背後に!?
「俺を見たな…、ガキども…、悪いが…死んでもらう」
鈍い音が響き…黒い刃がボクとパラを貫き…、一瞬にして命の灯火が消えた…。
…、
……、
………。
「っは!………っ!!やっと…、自分の意識で動かせれる…ぞ」
「お兄ちゃん…、わたし達…………生きてるの!?」
「ああ………、どうやらあの黒い刃は……、元々この身体の持ち主の命だけを絶ったみたいだな…」
「そのおかげで…わたし達が閉じ込められていた意識の殻が破れて、生き返えれたって…こと!?」
「おそらくな………」
ゲームでもコミックでも…黒いキャラは基本強敵カラーだから…、すぐ逃げるのが………鉄則なんだが……………。
そういった知識がない故に………………。
「とにかく…森美徒の里に戻ろう、事情を話して…、対策を…」
どごおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉお"お"お"お"ん"ん"ん"……………。
と、
大きな爆発音が鳴り響く。
「!?」
「!お兄ちゃん…、里の方から…!」
「お、おぅ…」
っく…、なんでか…音の方角が分からなかった…。
いや…今は!里へ!!
タッタッタ…!
タッタッタ…!
ッタ…!
「あぁ…、やっぱり…」
「序盤のイベント…主人公の里の崩壊…………」
生存者…………親……………住人は!?
辺りの生存者を出来る限り確認する…。
…、
…、
…、
「ダメ…息してる人…、ぜんぜんいないよ…………」
………親は?この身体の主の親は!?
自宅周辺に向かう…。
………。
「………っ!!」
家の側で倒れているのは……!
「親父!」
「…あ……ああ、お前は、娘の…うう………」
「しっかりしろ!母さんは?!お母さんは!?」
「よく聞け…探究の証の…意識の者よ………、お前は知らねばならぬ……この星は………ぁ……ぐ………維持…を………」
「親父?親父?…………親父ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!」
「お兄ちゃん…」
「…………仮にも、良くしてくれた人だ…、本当の親より親らしかった氣がしただけだ………」
「そう…」
ぽつ…、
ぽつ…、
さーーーー……………………っと、雨が降り……馬の駆ける音がする。
ヒィイィイィイィイイ!………ヒヒッ…………ヴルル…。
「ドォ…、………君達…大丈夫か!?」
馬に跨った騎士の様な風貌の男が話しかけてくる。
「はい…、あなたは?」
「火の鳥軍ドードー隊のマサア キリュウジ、此処へは、盗まれた国の秘宝【クロカエシの刀】を追ってきた者だ」
あの黒い刃の名前…クロカエシって言うのか…。
「わたしは、森美徒の里のボンニン ぷるん」
「弟のボンニン パラです」
「そうか…、良く生きていたな…、で、すまんが……………、確保させてもらう」
「えっ!?」
マサアが腰の杖を取り出し…こちらに向けると、意識が遠のいた…。
ごはいどく
ありがとうございます。
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