非日常…妹ターン、神話の法則「冒険の拒絶」「賢者との出会い」編
兄パートと妹ターンで構成予定です。
予定は未定?
………………………………………。
(ん…、ここは…?…………ここが異世界の星?)
綺麗な空、
鮮やかな森林、
ピュアクリアな湖、
異世界の星…森美徒の管理区域と書かれた看板がある。
そして…、
ヴヴ…と、微かな羽音が聞こえる…。
(うん多分……………、そうだろうなー…………)
不思議と慣れた感覚で水辺に近づき、湖畔の反射で自分の姿を確認する。
(うわー…、本当に蟲だぁ❤︎お兄ちゃん…驚くだろうなー………ぷぷ………)
どう見ても酷く醜い姿だが…、何事もそれを貫き通し…拘りに拘れば…、一種の醜美とも言い換えれる芸術表現とも…言えるのでは無いだろうか?
実はと言うと…、自分には…そういった芸術に喜びの感銘を覚えると、幼少の頃から氣が付いて、ホラー映画を見たり…そういった類の絵を鑑賞しに行きたい………けど、親もお兄ちゃんも苦手なので…なので…、………ずっと我慢してきた…。
だから、わたしがこの姿を選んだのは…今迄での我慢の解放なのかもしれない、…………………親も…そして、お兄ちゃんでも、この嗜好があるとは……………………、…、…?んん?あれ…、もしかして、…思ってるかな?
…、
…うん、なんかバレてる氣がする…。
…。
そんなこんなで、見れないなら自分がなるって馬鹿みたいだけど…、そのお陰でショックを受けずに心が晴れているのかもね。
さっ、体動かしてみようっと♩
(ふんふん…、なるほどー…、へぇー…すごいなー…)
腕?足?を動かしてみると、上の2本の手足と下の足は自分で動かせて、真ん中の足は自動でサポートしてくれる感じで…。
(うん…!思ったより…すっごい便利な体!…絶対お兄ちゃんに勝てるって、想いもあって選んだけど…、大正解ね!)
ご機嫌麗しい蟲の飛び方をして…あっ、っと思い出したかのように兄を探す飛行モードになる。
(あ、お兄ちゃんだ…、って、あれ?女の子?)
直感的にお兄ちゃんとは分かったが…、姿がファンタジー小説でよく見るエルフの美少…というより、美幼女に?…かな?そんな感じの姿に変わってる。
(…なんだろう?❤︎アソコがキュンキュンする❤︎)
…そこで、いつもの感覚がズレている事に氣が付いた。
(…えっ、これって!………………おTMK!?)
しかも、御立派♩
(スゴイ……………こんな風に……………………………なるんだね❤︎)
これは、生理的現象であって…決して嫌らしい目的の為に…おっゲフンゲフン。"早口で"
(お兄ちゃん…、いつもわたしを躾してくれるから…、こうなってたのかな…)
…。
0歳4カ月
わたしが意識を持ち出した時には、お兄ちゃんがいつも側に居てくれて…躾してくれた❤︎
それが…嬉しくて…嬉しくて…❤︎もっと躾して欲しいから❤︎上手に悪い子を演じて…、いっぱい躾して貰って…もっと…もっっっっっっっっと…、躾が欲しくて…、どうすれば良いかを考えて…考えぬいて…、………………………思いついた。
そうだ…!馬鹿な子を演じれば良いじゃない!
そうして…より一層の躾を貰う❤︎
…。
でも…、飴は要らない。
わたしが欲しいのは優しい刺激の鞭❤︎
親の愛情も要らない。
お兄ちゃんの躾鞭が沢山欲しい…ただそれだけ❤︎
10歳
お兄ちゃんにもっと生意気な所を躾し欲しいな…、でも夫婦の臍で躾してくれるの…今迄で一番嬉しい❤︎
社会人
今日も、いっぱい躾してくれるの❤︎明日も❤︎ずっと❤︎ずっと❤︎でもたまにはゲームもね❤︎
そして…運命の夜
ピロン♩ピロン♩…ピロン♩ピロン♩
(あ、ゲームのメールだ❤︎)
「…ん…メール?…お仕事の?」
「いや、ゲーム関連だな」
(ピロンピロン♩ピロンピロン♩…「喫緊きっきんのBusiness Timeです」が仕事って、もっと躾して欲しいな❤︎)
「…見ないの?」
「お前の躾が終わってない」ボソ(躾追加だな…)
「…はぁーい」(やったぁ❤︎❤︎)
…、
……、
………。
〜❤︎
「…だから氣を集中して、仕事するように」
「…うん、お兄ちゃん…」(お兄ちゃん…だぁあぃ好き❤︎❤︎)
メールをニヤけながら確認する兄。
「異世界の星…招待状…、ほう…、ほうほう…、良いな…許可パス受けよう」
「わたしも行ける?」(お兄ちゃんと一緒❤︎)
「あー…、あ…、いけ…る…、ようだな」
「じー」(お願い❤︎)
「はあ…、良いだろう、エントリーしといてやる」
「ありがとうお兄ちゃん❤︎」(ちゅーしたいなー❤︎)
………………………………………ッターン………。
「これで……………………………………はぁ?ここどこだ?」
「…お兄ちゃん」(何が起きたのかな?)
ヴゥオォォォォン………………。
「なっっ、なんだ!?」
「………………」(機械の起動音系?)
びぃぃ……………………………。
「おっ、おい!なんだよこれ!ばんだらよっこれっけ!!」
「………………」(あっ、お兄ちゃんの訛り声久し振りに聞けた❤︎)
ぷぅんっっっぴ♩
「っは?」
「………………」(古い機械の調整音かな?)
「あー、あー、聞こえますかー?」
「………………おっさんの声だ………」
「………………」(お兄ちゃんの訛り声似た声だー❤︎)
「大丈夫そうですね。あっ、おっほん!我こそは上様あーだ!」
「お、おぅ…………」
「………………」(かわいいなー❤︎)
「君たちには異世界の星に住んでもらいます♡」
「流行りの小説の転送ネタか!!」
「………………」(お兄ちゃんとなら良いかも❤︎)
「ついては、転生するのでアバターえらんでちょ♡」
「流行りの小説の転生ネタの方か………」
「………………」(お兄ちゃんとなら❤︎)
「面倒くさそうだから、Template!…どうぞ♡」
「多いわ!」
「………………」(どれにしよう❤︎)
「じゃあ、これとこれと……………、これ…pickup!」
「んじゃ、このかっこいいエルフキャラだな」
「………………」(わたしは…あっ❤︎これにしよう❤︎ぷぷ…」
「あー、それだとお兄さんの方は、記憶消去になるが良いのか?」
「えぇー…それじゃあ…転生の意味ないだろ…………、じゃっこれは?」「それも」「んー…じゃあ、これ!」「それもじゃ」「んんんんんんん、これは!?」「見事にそれも」「じゃあ、記憶消去無しならなんでも良いから頼む!」「あいよー!!確定!!!!」
ヴァアアアアン……………………………。
「あっ、此処での記憶は男性属性だと消えるから、妹さんにちゃんと聞くんだぞ?」
「おおいいいいぃ!それ!早」
プッツン……………………………。
で、
目覚めて…。
「…おい、なんで俺が流行りの小説のような美幼女になってるんだ?」
澄みきった水面に映自分の姿に疑問を投げかけてる。
「ぷぷ…、おにぃちゃんカワイイ❤︎いや、おねぇちゃん…?ぷぷ…、カワイイ❤︎……あっはっはっはっはー!」
本当に覚えてないんだね。
「そして…妹!お前………、おまえ………、………………っ!蟲じゃねえかぁぁぁああああああああ!!」
お兄ちゃん慌ててかわいい❤︎
「ふふ…❤︎そうみたいだね〜、不思議な感じ……でも……、さいっっっっっっこぅ!な、氣持ち!羨ましい?」
どやー❤︎
「全然!つぅーか!近づくなよ!近づいてくんな!!…、すいません近づかないでください。お願いします…、だから、あのね、妹様?」
えー…どうしようかなー❤︎
「えー、今のわたしぃ…男の子みたいなのよねー、ほら、TMK付いてるし」
下品だけど、今はジェントルマンだから良いよね❤︎
「いや、意味わからねーよ!…すいません近づかないでください…」
ぷぷ…、早くお兄ちゃんと合体したいなー❤︎
あれれ?…合体?合体って…この体でお兄ちゃんと出来るのかな?
ありがとうございます。
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