ゴブリンの目標
ステータスを見ると、やっぱり弱かった。
おそらく、この世界で最弱候補筆頭だろう。
しかし、レベルの表記があるから、レベルが上がればステータスもあがるのだろう。
まるで、ゲームのようでワクワクする。
まぁ狩られる立場なのだが、、
でも、、、
転生したのにチートスキルは?
俺tueeeeeeeeee!!!は?
魔法チートは?
ゴブリンが、知識持ってていみあんの?
はぁ?
なめてんの?
どーせ神とかいるんだろ??
俺のことを見ながら笑ってやがるのか?
おい!こら!
責任者だせええええええええ!!!
「バキッ」
「グギャ!」
はい。うるせーとばかりに大きなゴブリンに怒られました。
ゴブリンの責任者を呼んだ記憶はないのだが、、、
おそらくホブゴブリンだろう。
他のゴブリンと比べて少し大きい気がする。
しかし、なんて言っているのかわからない。
所詮、魔物ってことか、、、
まったく、、
しかし、さすが魔物。
意外と、悪いことばかりでもないらしい。
生まれて3日なのにすでに立つことが出来ているのは流石としか言いようがない。
そろそろ、自分が魔物であることを認めないと行けないのかもしれない。
ハァ
これから、狩りをしたり、女騎士を孕ませたり、冒険者に殺されたりするのだろうか?
なるべく、静かに、強く、したたかに。
俺は、ゴブリン生を楽しむことにします。