永遠のエンターテイナー
黄巾党を裏で操っていた人物・ジャックと遭遇する一刀
何と!?ジャックは一刀の兄弟子にあたる人物であり、一刀の師匠を殺した人物でもあった。
ジャックに対して殺意を抱く一刀であったがジャックには逃げられ、一刀はペンタゴンの呪縛によって気を失ってしまうのだった。
一刀「う〜ん…!? 」
それからしばらく経ち、一刀が目を覚ますと
一刀「ここは…? 」
そこは天幕の中であった。
一刀「そうか俺はペンタゴンの呪縛に苦しんで…、いててっ!?まだ頭が痛いや!? 」
それほど一刀がジャックを殺そうと思っていたということである。
一刀「(しかしまさかあの野郎が生きていただなんて、あの時確かにジジイのペンダントによってこの世から消えたはずなのにどうして現れたんだ?) 」
一刀は必死に考え、と同時に
一刀「(俺はこんなとこにいていいのだろうか) 」
という考えまでするようになった。
このまま陳留でエンターテイメントするより、ジャックを探しに大陸の各地へ旅をしに向かった方がいいのではという考えに
そう思った一刀はすぐにでも飛び出そうとするのだが
華琳「一刀、どこに行く気なの? 」
一刀「華琳!? 」
いつの間にか天幕に入ってきた華琳に呼び止められてしまった。
華琳「凪達から黄巾党を解散させたと聞いて駆けつけたらあなたが倒れてるだなんてね。どうせまた無茶したんでしょ 」
一刀「うっ!? 」
その通りである。
華琳「一刀、あなたが何処へ行くのかは知らないし、聞かないけどあなたは我が国のえんたーていなーなのよ。それだけは自覚なさい 」
一刀「華琳… 」
この時、一刀の中に自分はみんなを笑顔にするエンターテイナーだという気持ちが芽生えていた。
一刀「(その俺が仕事を置いて旅に出るだなんて、ジジイに知られたら説教されてしまうな) 」
それを自覚した一刀は
一刀「ありがとう華琳 」
華琳に礼を言うのであった。
華琳「あら、礼を言われる理由はないはずだけど 」
一刀「俺が言いたいんだよ。華琳のおかげで大事なことを思い出したからな 」
華琳「一刀… 」
一刀と華琳は互いを見つめあっていたその時だった。
バサンッ!!
突然天幕の扉が開かれると
春蘭「いたた…。貴様ら、押すんじゃない!! 」
秋蘭「いまのは姉者が押した気がするのだが 」
桂花「どっちでもいいから早く退きなさい!重いじゃないの!! 」
真桜「いやぁ隊長に華琳様、いいところを邪魔してすんません! 」
凪「わ…我々のことは気にしないでください 」
沙和「安心して続きをどうぞなの♪ 」
季衣「兄ちゃんと華琳様、このあとどうなるの? 」
そこには陳留軍が勢揃いしていた。
そして当然のごとく
華琳「あ…あなた達ーっ!! 」
華琳の怒りが爆発してしまったのだった。
一刀「(見てろよジャック!) 」
これから先、いくつかの困難が一刀を待ち受けているであろう。
だが一刀の回りには華琳を始めとする仲間達がいるのだからどんな困難だって乗り越えられるだろう
この小説を楽しみに読んでいる人には誠に申し訳ありませんが西森のネタ不足により打ち切りという形で終わりとなります。
次回より魏を題材にした新たな真・恋姫無双シリーズを執筆しますのでお待ちください




