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黄巾党を蝕む者

黄巾党本拠地・倉庫


この場所に…


パサッ!


一刀「プハッ!ようやく布が外れたぜ!? 」


先程まで口を布で縛られていた一刀がいた。


だがまだ安心はできない


何故なら一刀は体を縄でがんじがらめに縛られていたのだから


一刀「こりゃ俺でも完全にほどくのに時間がかかるな!? 」


何故こうなったのかというと…


一刀「お前が原因じゃないか!普段は大人しくしてるのにあの時だけ動きやがって!! 」


首にしているペンダントに向かって責める一刀


一刀は一度、天和を人質にして逃げ出そうと企むも天和解放の条件として地和と人和に服を脱ぐよう命じ、天和救出のため二人は脱ぐことになったのだが、その直後にペンダントが動き出して一刀を襲撃し、隙ができてしまった一刀は天和に股間を蹴られ、地和にボコボコにされ、現在に至るのだった。


このペンダントについては後に解説しよう。


一刀「しかしなるべく早く脱出しないと、何やら嫌な気がするからな 」


この一刀の予感、実は当たっていたりする。


さてその頃、天和達はというと


地和「ったくあの男、やっぱり殺しちゃった方がよくない? 」


人和「殺しちゃ不味いわよちぃ姉さん。あの人が噂通りにすごい人ならば曹操は大事にしているはず、ならば殺すよりも生かしておいた方が利用価値があるわよ 」


地和「成程 」


天和「人和ちゃん頭いい〜! 」


人和「少し考えればわかる結論だわ 」


姉妹の中で比較的頭のいい人和がいなければこの結論には達していなかったかもしれない。


天和「さぁそれじゃあ、これからもいつも通りに頑張っていこう! 」


だが彼女達は知らなかった。


この生活に終わりが来ることを


それを乱すものが内部にいるということを…


その頃


黄巾党「はぁ〜、ついに金が底をついちまった。もう天和ちゃん達の商品買えねぇよ 」


一人の黄巾党が嘆いていると


?「そこの若者、何か悩み事かね? 」


バァンッ!!


いつの間にか近くに黒装束を着た見知らぬ男がいた。


黄巾党「だ…誰だよあんた!?どうやってこの場所に!? 」


?「そんなことはどうだっていいだろうよ。私は悩める者の悩みを解決する者さ。お前の悩みを解決してやるよ 」


黄巾党「俺の悩みを解決だと、そんなことできるのかよ 」


?「できるとも、目を開いて私の目を見な 」


黄巾党兵士は男の言う通りにすると


?「お前は天和ちゃん達を求めている。だけども回りも同じ気持ちの奴らばかり、ならば自分が天和ちゃん達を支配すればいいのだ 」


男の言うことを聞いた黄巾党兵士は


黄巾党「天和ちゃん達は俺のもの、他の奴らには絶対に渡さない。そのためならどんな手段だってやってやる… 」


何やら催眠術にでもかけられたかのようになってしまい、黄巾党兵士は男の前から去っていった。


すると


?「ニシシッ!あの程度の催眠にかかるだなんてこの世界の奴は愚かだねぇ、さてとあいつには及ばないがこれから楽しいショーの開演だな 」


実はこの男、先程の黄巾党兵士以外にも催眠術をかけていたのだ。


その結果…


ざわざわっ!


天和「ねぇ、何だか外が騒がしくない? 」


人和「みんなが騒いでるのかしら? 」


地和「もうっ!静かにしなさいよね!! 」


と、注意しようと外を見たら…


黄巾党達『天和ちゃん達は俺のものだ!!あの胸も!尻も!髪の毛も!それを手に入れるためにはどんなことだってやってやる!! 』


バァンッ!!


黄巾党達が暴徒と化していたのだった。


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