表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/31

外史世界へ

原作を再現するために真・恋姫†無双(PS2版)の魏ルートを研究しています

とある場所にて


キランッ☆ミ


?「流れ星?不吉ね 」


一人の金髪ツインテールの女の子が空を見上げながら言うと


?「……様!出立の準備ができました 」


?「……様、どうかなされましたか? 」


女の子の側へ黒髪ロングの赤い服を着た女と


水色髪の青い服を着た女が現れた。


?「何でもないわ。ちょっと流れ星が見えただけよ 」


?「流れ星?こんな昼間に不吉ですね 」


?「出立はやめになさいますか? 」


金髪ツインテールの女の子に対して黒髪ロングと水色髪の女が聞くが


?「いいぇ、出立は続行よ!無知なる賊に奪われた宝を取り戻さなくちゃね! 」


金髪ツインテールの女の子は出立を決意するのだった。


一方その頃、少し離れた場所にて


一刀「う〜ん…。ここは何処だ? 」


この話の主人公である北郷一刀が目を覚ました。


一刀「ここは何処だ?俺は確かいつものように広場でショーをやっていたはずなのに…、知らない間に瞬間移動でも取得したのかな? 」


自分が何故見慣れぬ荒野に飛ばされたのか考える一刀


一刀「ダメだ!ショーを終えたとこまでは覚えてるんだがその先が思い出せない!? 」


どうやら一部の記憶喪失を起こしたらしい


一刀「そうだ!こんな時には… 」


スッ!


一刀は自分の近くに落ちていたマジックバッグを漁ると


ジャーンッ!!


一刀「携帯電話〜♪(青い猫型ロボット風) 」


バッグから携帯電話を取り出した。


一刀「こいつで電話すればいいんだ。まずは現住所を把握しないとな 」


パカッ!!


早速携帯電話を起動させる一刀だが


『圏外』


一刀「えっ!? 」


携帯電話の左上端に圏外という文字が出たのだった。


一刀「ここって電波ないのか!?仕方ない!電波のあるところまで移動を… 」


ところが更に追い討ちをかけるかのように


ピーッ!


『バッテリーが切れました。充電してください』


プツンッ!


携帯電話のバッテリーまで切れてしまった。


一刀「マジかよ!?こんなとこでバッテリーが切れるだなんて!?こんなことならソーラーバッテリーの携帯を買っとくんだった!? 」


今更ながら後悔する一刀


二度も続けて不幸が重なったのだからもうこれ以上悪いことなんて滅多に起きないだろう。


というのは甘かった。


?「おい! 」


一刀「は? 」


突然背後から声が聞こえ、一刀が振り向くと


バァンッ!!


そこにはいかにも悪っぽい風貌をしたヒゲ、チビ、デブの三人組がいた。


アニキ(ヒゲ)「よう兄ちゃん、この辺じゃ見ない珍しい着物着てるじゃねぇか、命が惜しかったら金目のものを置いてとっとと去りな 」


今時の強盗らしいセリフである。


一刀「えと、もしかして強盗?お金だったら渡すからちょっと俺の質問に答えてくれない? 」


アニキ「何だよ? 」


そして一刀は


一刀「ここは何処ですか?携帯の充電器がある町はある? 」


と聞いてみるが


三人組『・・・ 』


チビ「アニキ、こいつ頭がおかしいんじゃないですか? 」


デブ「『けいたい』や『じゅうでんき』とか訳のわからないことばっか言ってるんだな 」


言葉が理解できなく、?を浮かべる賊達


アニキ「えぇいっ!!とにかく金目のものを寄越せっての!!おいっ!そこの鞄を奪いやがれ! 」


チビ「へいっ! 」


パシッ!!


一刀「あっ!? 」


デブ「動くなだな! 」


一刀が油断した隙を狙われ、バッグを奪われてしまった。


取り返そうとするも、一刀はデブの男に押さえつけられてしまう


チビ「何が入ってるんだ? 」


ガサガサッ!


チビの男は一刀のバッグを漁ってみる。


…だが中身は


チビ「何だこりゃ?ガラクタばかりじゃねぇか!? 」


一刀「ガラクタじゃない!大事な商売道具だ! 」


一刀のバッグの中身はほとんどがショーで使う特殊なマジックグッズ。


使えばすごいことが起きるが使い方がわからなければガラクタである。


こういうのを猫に小判。豚に真珠という


チビ「ろくなものがねぇ 」


ガサガサッ!


チビの男は再びバッグを漁ってみると


チビ「おおっ!アニキ、こいつ宝石を持っていやしたぜ! 」


バンッ!!


チビの男はバッグから青い宝石がつけられたペンダントを見つけた。


アニキ「確かに高そうな宝石だ。でかしたぞ! 」


チビ「よかったっすねアニキ!さっき奪った書物といい、俺達ってついてるっす♪ 」


だがその直後


ドクンッ!!


一刀「それに… 」


デブ「へっ? 」


一刀「触るんじゃねぇーっ!! 」


ドカァッ!!


デブ「ぐふぅっ!? 」


一刀は急に豹変し、押さえていたデブの男を肘打ちで攻撃し、解放されると


シュッ!


チビ「ひぃっ!? 」


直ぐ様チビの男に近づき


ドカァッ!!


チビ「がはぁっ!? 」


パシッ!!


チビの男をぶっ飛ばしてペンダントを奪い返した。


アニキ「な…何なんだよこいつ!? 」


一刀の強さに恐怖を抱くヒゲの男


一刀「テメェら、もう許さねぇ!覚悟しやがれ!! 」


このまま一刀の反撃開始!


…と思われたのだが


ズキィンッ!!


一刀「ぐわあぁっ!? 」


アニキ「へっ? 」


一刀は頭を押さえながら苦しみだした。


一刀はペンタゴンの受刑者であり、殺意を抱いたり、攻撃しただけで呪印が発動して激しい頭痛が襲いかかるのだ。(正当防衛だと威力は劣り、軽い一撃だと痛みはない)


一刀「(こ…こんな時に!?) 」


アニキ「何だよこいつ?まぁいい、おいお前ら、いつまで気を失ってやがるんだ!! 」


チビ「いててっ!? 」


デブ「だなぁっ!? 」


ヒゲの男の叫びによって一刀に倒されたチビの男とデブの男が目を覚ました。


アニキ「こいつの服を脱がせろ!そしてこいつを殺せ! 」


チビ・デブ『へいっ! 』


一刀「(ちくしょう!これまでか!?) 」


一刀危うし!?


だがその時


?「待たれよ! 」


アニキ「誰だ!! 」


突然誰かの声が聞こえると


すたっ!


一刀達の目の前に


?「苦しむものを襲うような外道な(やから)はこの私が成敗してくれる!覚悟するがよい! 」


バァンッ!!


白い服を身にまとい、手に槍を持った女が現れた。


アニキ「ちっ!?邪魔が入りやがった。逃げるぞお前ら! 」


チビ「逃げるんっすか!? 」


アニキ「逃げるんねぇ!戦略的撤退ってやつだ 」


一般的にそれを逃げるという


女の強さを感じたのか、賊達は逃げていくが


?「待てぃっ! 」


白い服を着た女は賊達を追いかけていった。


一刀「いててっ…。とりあえず助かったわけだが、一体あの女の子は誰だ? 」


そして一人残された一刀の元に


?「おやおや、大丈夫ですかお兄さん? 」


?「見たところ怪我はしてないようですね 」


一刀「へっ? 」


バァンッ!!


頭に妙な人形を乗せた小柄な女の子と


眼鏡をかけた真面目そうな感じの女が現れたのだった。


しかし、蜀と呉ルートでは最初に出会うのは桃香や雪蓮なのに何で魏ルートは星達なのでしょうね?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ