賊達VS一刀&アニ丸軍団
※お知らせ
恋姫シリーズとはまた違う小説を執筆しました。相変わらずの文章ですがどうかそちらもお読みください
賊の襲撃の報告を受け、華琳達と共に村へ向かった一刀
その村では小柄な少女・季衣が一人で賊から村を守っており、話を聞いた華琳達は賊を倒そうと提案するが
村の惨状を見た一刀は賊達に対し怒りを感じ、ペンタゴンで苦しみながらも一人で賊の相手をすると提案するのだった。
一方その頃
パカパッ!!
賊の一団が村を攻めようとしていた。
賊頭「村に残った奴らが戻ってこないのをみると、官軍かあのチビにでもやられたのかもしれねぇな 」
賊「頭、だったら俺達はどうします? 」
賊頭「んなもん決まってんだろ!官軍(朝廷、政府側の軍隊)だろうがあんなチビだろうが数では俺達が勝っている。数の前じゃ奴らとて無能なのさ 」
賊「さすが頭、頭がいいですね 」
賊頭「おうともよ!このままこそこそ隠れて攻めたところで意味がねぇ!!一気に攻めてやろうぜ!! 」
賊達『おぉーっ!! 』
ドドドオォーッ!!
賊達は無謀にも作戦無しに勢いに任せて村を攻めた。
だが
賊「頭、変ですぜ。あのチビどころか村人が人っ子一人いやせん 」
それどころか官軍すらいない。文字通り無人の村であった。
賊頭「さては村の奴ら、俺達に恐れを抱いて村人総出で村を捨てやがったな。さすがは泣く子も黙る俺達ってもんだ! 」
すると
びえぇんっ!!
何処からか子供の泣き声が響いてきた。
賊頭「いきなりなんだ!?何処から声が聞こえてやがるんだ!! 」
声の出所を探す賊達
すると
一刀「いやぁ〜、泣く子も黙る集団と言っておきながら泣いてる子がいますねぇ 」
バァンッ!!
屋根の上にいつの間にか黒装束を着た一刀が現れた。
賊頭「何もんだテメェ!! 」
一刀「俺かい?俺はねぇ… 」
バサァッ!!
一刀は黒装束を脱ぎ捨てると
一刀「俺はあんた達賊を成敗するために現れたマスター一刀さ 」
そこにはステージ衣装を身につけた一刀がいた。
賊頭「訳わからねぇこと言いやがって!!どうやらテメェ一人で俺達の相手をするようだが、テメェのような奴を馬鹿って言うんだぜ!! 」
ジャキンッ!!
賊達は一斉に得物を取り出すと
一刀「レディース&ジェントルメン!お客さんはいないようですがマスター一刀のショーが開かれます。ここにいる賊達を私と私の仲間達が見事追い払ってみせましょう 」
賊頭「仲間なんていねぇじゃねぇか!やれるもんならやってみやがれ!! 」
ババァッ!!
賊達は一刀目掛けて向かっていった。
一刀「それでは今宵のショーを盛り上げてくれる仲間達に登場してもらいましょう! 」
スッ!
一刀はマジックアイテム・アニ丸を取り出すと
一刀「カモンベイビー! 」
ボボボンッ!!
地面に向けて数個投げつけた。
そして現れたのは…
バニー「はぁいバニーちゃんで〜す♪ 」
タウロス「モォーッ!!タウロスだぜぇ!! 」
ガオオォォンッ!!
アルミラージ(肉食ウサギ)のバニー
ミノタウロスのタウロス
ファイアライオンのレオン
ここまでは以前にも登場したのだが今回は新たに…
タマ「ニャンッ!曲芸担当ケットシーのタマだニャンッ!今回は戦いモードニャンッ! 」
曲芸担当、三銃士風の衣装を着た猫戦士、ケットシーのタマ
メディ「催眠術担当ゴルゴーンのメディよ 」
催眠術担当、髪の毛が全て蛇のゴルゴーン(ゴーゴン)のメディ
ドリモグラ「あ、ども、奈落担当のジャイアントモールのドリモグラっす。以後よろしくっす! 」
奈落(舞台等に開かれている穴)担当、工事現場風の衣装を着たジャイアントモールのドリモグラ
一刀「さぁみんな、派手に暴れてくれ! 」
全員『おぉーっ!! 』
一刀は戦闘系アニ丸のみんなを出現させ、賊達に挑むのだった。
追加アニ丸
・ケットシーのタマ
曲芸担当、三銃士風の衣装を着た猫戦士。普段はお調子者のユニークキャラ
・ゴルゴーンのメディ
催眠術担当、髪の毛が全て蛇の女人ゴルゴーン(ゴーゴン)。石化の他、幻術を見せることができる
・ジャイアントモールのドリモグラ
奈落(舞台等に開かれている穴)担当、工事現場風の衣装を着ている。鼻がドリルになっていて穴堀が得意




