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目を覚ませば異世界へ…  作者: 今野常春
冒険者になりますよ
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第四十九話 白く輝く一筋の光

 翌朝、まだ日が昇るかどうかという時刻に王都ドットゥーセの城門付近には冒険者の一団が集まっていた。

「フレテストさん!!」

「やあ君たちか、同僚がいるとは聞いていたが」

 フレテストは孝雄実たちの後にこの依頼を受けた為に、もう一チームが依頼を受けていると聞いていたのだ。

「そうだった。おめでとうございます。これから頑張りましょう」

 受験の後、姿を互いに見ていたが話しをする機会を得る事が出来なかった。その為に孝雄実はフレテストに話しかける。

「君たちこそおめでとう。これからは仲間であり同僚でありライバルとなるな、よろしく頼むぞ」

 そう言って二人は握手をした。試験前に一度話しをしていた二チームは自然と仲良さそうに依頼主が来るのを待つのであった。


「待たせたわね。あなたたちが冒険者の方たちかしら?」

 五台の馬車を引き連れてポーレスト商店一行が現れた。事前に二チームは年齢的に見てフレテストに窓口を任せることにした。

「ああ、俺たちが冒険者ギルドから依頼を受けた二チームの人間だ。名前はフレテスト・ホートマンだ。よろしく頼む」

「そう、よろしくね。私はポーレスト商店の店主ティーナよ。みんなよろしく頼むわねって虎っ!どうして虎がいるのよ!!」

 彼女はブラックとホワイトを見て驚いた。


「大丈夫ですよ。これは俺のペットです。決して害を及ぼすことは在りません。なっ!」「ギャウ!」「ガウ!」

 その様に話して納得して貰おうと思ったが二頭の声に驚いてしまった。だが不思議なことに、馬車に繋いでいる馬は驚くことはしなかった。馬とは臆病な動物だと言われる。Spの反応を見た彼女は何とか納得をすることに決めた。

「う、う……まあいいわ。あなた名前は?」

「俺はもうひとチームのリーダーでコンドウ・タカオミと言います」

 孝雄実は二頭を仲良さそうに虎に腕を回して抱きしめる。これを嬉しそうにして二頭は目を細める。

「そうコンドウね。確りと管理しなさいよ!」

 ティーナはそう言うと御者席から降りて人数確認等を行って行く。


「それじゃあ改めて、私が今回の依頼主のティーナよ。これからピュータ村へ荷物を届けに行く訳だけれど、貴方たちを信頼してもいいのよね?」

 流石にこれだけは一日で納得できるものでは無い。どうしても今回が初めての冒険者だと言われれば、人生を掛けた輸送を任せる事に不安になるのも無理も無かった。

「まあ任せてくれ。これでも全員試験で現役の冒険者を倒した人間だ」

 そう言われては信じることしかない彼女である。


「そうまあ実際に見てみるまでは何にも言えないけれど本当によろしく頼むわね。皆は馬に乗れるのね。良かったわ、これで時間も短縮できる。それじゃあ時間が勿体無いから早速出発しましょう。ドレイルお店は任せたわ」

 孝雄実たちが乗る馬はギルドで借りた馬である。当然レンタルである。ミレムが手に入ったからと馬を手放したのは失敗で在ったと後悔することになっていたのだ。

「はい旦那、お任せください。お気をつけて行ってらっしゃいませ」

 彼はそう言うと頭を下げて一団を見送るのだった。






 ピュータ村はブロンセンタ子爵領の村の一つである。此処は山々に囲まれている為に道程が厳しい事で有名である。この村は昔から良質な鉱石が取れる場所である。その鉱石の採取が主な産業で在る為に、自給自足が成り立たないのだ。農業を行おうにも適した場所が無い。故に定期的な補給を行わなければ村は終わってしまう。しかし、この様な立地である為に自然の厳しさと外敵が多く存在している。特に道を阻むのが魔物の存在である。

ブロンセンタ領特有の魔物で狼の様な姿と行動原理を行うものをゲータと呼んでいる。これによって多くの護衛を付けなければならない。十二名ではどうしても心許無いと言える。だからこそティーナは溜め息を吐くしかなかったのだ。


 王都からは一週間程の道程である。その間、村と呼ばれる様な場所に立ち寄れるのは一度だけである。他は全て野営を行わなければならない。一日目、二日目、三日目と野営が続き漸く四日目で村に到着した。

 マウスゥート村と言う名であるこの村は、ピュータ村が存在するウェーン地方との境界となる場所である。これより先は農業が不可能な不毛地帯となる。原因はその寒さと乾燥である。五日目の朝は、これから最も厳しい場所へと向かうべく衣装を変える。全員が同じコートを着込む。これはポーレスト商店が用意したものである。

「さて、此処までは無事に来られた事は当たり前のことよ。問題はこれからね。みんな本当に頼むわよ」

 戦闘行動は全くなかったことで、未だに彼等の腕前を信じられないでいるのだ。だが、移動速度を維持して行動できたことは、彼女は高く評価していた。


 マウスゥートを出てから暫くすると景色が一転する。草原があったはずが、乾燥した荒れ果てた大地へと変わり、斜面が目の前に現れる。ピュータ村は標高二千メートル付近にある。その為に、これからは山登りとなる。


「うわーなんか見られているな」

「ご主人様も感じるんだ」

「そうよね。これ程見られていれば仕方無いわよね…」

 暫くすると左右から視線を感じだすことになる。

 フレテスト等は前の二台を孝雄実たちは残りの三台を守ることになっている。孝雄実は一番後ろを虎二頭と共に警護する。上空ではミレムが警戒に当たっている。五台目の馬車の左右はマリアンとサラが守っている。その前にエレオノーラとキャメルがさらに前をレイスレットとフェータがと言った構えである。


 現在馬車一台と左右に馬一頭ずつが通れる程度の道を一列で移動している。緩やかな傾斜となる頃になると余計に件の魔物の数が増えているのが分かる。魔物である為か、その存在を隠そうともしない事に驚いているのだ。まさか警戒してくださいと言わんばかりに殺気の様な物を垂れ流しているゲータは知能が低い様に見受けられていた。

 しかし、その考えは誤りであったと訂正をしなければならないのであった。それは六日目の事、後一日移動すればピュータ村であると言う時である。此処まで絶えることなく視線を、殺気を受け続けた一行の精神的疲労はピークに来ていた。それはティーナも同様である。幾ら護衛を任せているとはいえあれだけの視線、殺気をぶつけられればどうしても反応してしまう。






「皆聞いてくれ」

 フレテストはそう言って全員の注目を集める。

 野営できる場所は限られている。山とは言え木々が生える様な山では無い。岩などが剥き出しの山である。どうしても、馬車などを止めるに当たり開けた場所でなければならなかった。加えて寒さがありどうしても思考力が低下している。そんな中で彼が何かを話そうと言うのだ。

「恐らく今夜、襲撃されるだろう」

 これは勘であるが、近衛騎士団時代に鍛えた勘である。恐らくと言ってもいいほどの確立だ。東岸の街ヘイレスでも何度となく上司に危険を訴えていたその勘を彼は信じることにしたのだ。

「となると見張りは増やした方がいいですね」

 孝雄実はそう言って彼の考えに賛同する。馬車を円形に囲みその中で馬と人たちが寝ることになる現状で、見張りはその外に火を焚いて見張る。燃え移る事が無い様に、さらに前方に松明を置いて見張りを行うのだ。

 此処ではミレムが活躍することになる。この鳥は全く睡眠を取らなくても問題ないと言う鳥であった。その為に見張りは一人で十分であったのだが、それをティーナに聞き入れて貰うのに時間を要した。そのミレムも孝雄実を通して危険を知らせていることでより角度の高い情報へと昇華したのだ。だがそれを受け入れてもらうには余りにも信用と言うものが低かったのである。

 ゲータは群れで行動をする。これは狼と変わらない習性である。だが、その素早さと大きさに問題が有る。体胴長約三メートルの大きさになるゲータは、その体格と素早さで圧倒するのが特徴である。


 フレテストの予想は当たった。参考資料として過去の戦闘情報から二十体から三十体が襲ってくると予想していた。夜目の効くミレムが見える限りを孝雄実へ伝えている。

 ところが、見張りを立てるまでも無く日が落ちた瞬間から襲撃が始まった。ティーナと従業員に加え馬を囲んだ馬車の内側に押し込めてなるべく被害が出無い様にしてある。馬車の上に登れる仕様は二台在る。それをエレオノーラと孝雄実が登り弓で援護を行う。予めティーナ達へは見ない様に話しをしてある為に気兼ねなく放てると考えている。とは言え絶対とは言えない為、詠唱を唱えている体で魔法を使用する。


 基本は防衛戦だ。馬車と商人たちが本丸である。これを取られれば彼等の負けであるし、荷物を傷つけられても同様である。先制攻撃はゲータが行った。それを孝雄実とエレオノーラの矢が撃退する。幸運なことに彼等のいる場所は見通しの良い場所である。少し丘の様な場所に位置している。その為にゲータは駆け登らなければ辿り着けない。

 孝雄実はミレムの報告で方角と数を教えられる。だがそれでも彼が視認出来なければ意味が無い。ボウガンで作製した矢は四本である。それをゲータの眉間へピンポイントで命中させる。加えて激しく燃える様なイメージで放っている。これは周囲を明るくさせることを意図としていた。


「よし、周囲が明るく成ったぞ。絶対に警戒を怠るな!」

 フレテストの檄で十二名は一斉に声を上げる。それに負けじと、ゲータも咆哮を上げる。

「右から向かって来ているぞ!」

「左からもだ!」

 数は言わなかったが其方にいるものにははっきりと姿が見えている。複数出来ても上にいる二人が数を減らすことを信じている。

「右側は任せな!!行くぜ、サラ!」

「分かったわ!」

 マリアンとサラは馬車より少し前に出てゲータを迎え撃つ。加えてフレテストの仲間の一人が付いて三人で当たることになる。


「左は俺たちだな。行くぞ、フェータ!!」

「はい、レイスレット!」

 こちらは二人で事に当たる。これは余りにも二人の連携が高いからである。無闇に人を付けて邪魔をすれば本末転倒だからだ。それは正解であった。まるで流れる様に二人は攻撃を加えている。ハンマーを振り回し、隙が出来たところをフェータが穴を埋める。これを見てはどうしても参加できない。

 数はやはり三十体近くであった。これに対して、間を置くことなく襲うゲータを簡単に倒す十二人は、とても初めてとは言えない冒険者であった。





「す、凄い…」

 ティーナは上から見る事が出来ず馬車の下から覗き見ている。孝雄実とエレオノーラのどちらかが魔法を使ったところから隙間を利用して見ていた。それも驚いたが接近戦で戦う彼等にさらに驚かされた。

 此処の輸送ルートは成功率六割の物資を送り届けられれば成功と言われる。その失われる原因はゲータである。此の道はピュータ村への唯一のルートでありゲータの棲みかでもあるのだ。つまりは餌場に飛び込まなくては物を運べない代わりに、ティーナの様な潰れそうな商店を一気に盛り返す事が出来るほどの利益を生み出せるのだ。ギャンブルに近いがそれでも掛けるだけの見返りが魅力である。だがそれも護衛が優秀で、多ければの話しである。だが、人数を増やせば商人へと入る収入が減ることも考慮しなければならない。

 ところがどうであろう。今彼女の目にはゲータを軽々と倒す十級冒険者達の姿が映っている。彼女の脳裏には成功率十割を達成できるかも知れない。そう思うようになっている。

それゆえの高揚感からか、自身は気が付かなかったが体が小刻みに震えていた。






『主、どうやらこのゲータは雑魚の様です。奥から大型のゲータが向かっています!!お気を付けください』

 ミレムがその様に孝雄実へと知らせを入れる。地上では丁度その雑魚と呼ばれたゲータを倒したところだ。

『分かった。有難うミレム』

 孝雄実がその知らせを受けたと同時に大きな身形のゲータが姿を現した。


『中々やるではないか人間。大人しく我らに餌を提供していれば生き残れたものを…』

 ゆったりとしているが、その存在は余りにも強大な雰囲気を纏っている。魔物の強さは魔力に比例する。本来体内にある筈の魔力が外に溢れ出る様はその強さを物語っている。その魔物は目の前を瀕死となっているゲータであろうとお構いなく踏み潰し近付いて来た。

『ふむ、なかなか良い魔力を持っているな。それに…ほう人間ではない者も居るのかこれは上々…』

 それは二頭の虎を見て話している。違和感のある魔力だがこの物にとっては御馳走の分類に入る。彼等の様なものは魔力を持つものを捕食することで強くなる。


 十二名はそれを見て臨戦態勢に入る。最早目の前に見える魔物以外はいないのだ。これさえ倒せばいい事は分かっている。

 ティーナも当然その姿を見ているが、先程までの高揚感が一転絶望へと変わっていた。間違いなく駄目な展開であると思っていたからである。これは怯える馬を宥めている従業員も同様である。


「ティーナさん決して顔を出さない様にしてくださいね」

 孝雄実はそう告げて馬車を降りる。エレオノーラもそれに続いていた。彼女は武器を接近戦用に持ちかえている。彼は変わることなくボウガンを手に持ち何時でも攻撃できるようにしている。


『さあ掛かってこい人間。余興として私が遊んでやろう!!』

 その瞬間魔力を解放したゲータのボスは一向に駆け出す。ミレムが告げたようにゲータが本当に雑魚であったように感じる。

 だが負けじとマリアンとレイスレットがボスの脚を止める。

『ほう、人間風情が私の脚を止めるか…面白い。さあ足掻け、楽しませろ!!』

 ボスは右前脚で前方を大きく振り払う。勢いはこれで止まったとフレテストは悟った。


「今だ!全員で攻撃しろ!!タカオミ頼んだぞ!」

 彼らも孝雄実が『呼ばれた者』と知っている。さらに詠唱破棄を使いこなす事も知る人物である。彼に期待を掛けられた孝雄実は大きく頷くと攻撃態勢に入る。流石に普通の魔法は使用しても無意味だと直感が伝えている。つまり、強大な魔法が求められるということだ。


 レイスレットはハンマーで動き出そうとした瞬間の軸足を狙い、フェータは彼の隙をカバーして攻撃にも転じる。マリアンは死角から斬りかかる。サラはその反対側から突き刺しに向かい、キャメルは変幻自在な鞭を利用して目を狙う。フレテストらも同様に攻撃を行う。剣と槍が主体である為にマリアンとサラと同様に動き回り死角から攻撃を加える。凡そ体胴長六メートル、体高三・六メートルもある巨体である。僅か十名が攻撃しても傷は付けられるが、致命傷は与えられない。

『ええい、邪魔な奴らめ!ちょこまかと動き回りおって…』

 先程の言動を突っ込まれる様な言動であるが、ボスは侮っていた事は間違いなかった。まさかここまで戦える人間であるとは思いもよらなかったのだ。それにと、今戦っている人間は明らかに時間稼ぎを狙っての戦いであると分かっているから始末が悪い。時間を稼ぐだけの効果を期待できる攻撃が奥の人間、孝雄実に可能であると言うことだ。


 本来ならば跳びこして攻撃をしたいところだが、跳躍しようとする瞬間後ろ脚を攻撃される為に断念するしかない。焦りは怒りへと変わる。急がなければと言う思いが油断を生みだす。

『ぐっ、貴様等…!!』

 眼先では一人の人間に膨大な魔力が纏わり始めている。野生の勘ではないが自身の命すら脅かされかねない分量である。一秒時間が経過する毎により危険が増している事をひしひしと勘が警鐘を鳴らしている。


 孝雄実は質量を考えて魔法を作り上げようと考えている。形状は矢よりも大型な槍をイメージする。ボウガンからは想像できない大きさだ。所謂バリスタで使用する大きさを想像する。加えて強度を最大級に高める。その時、彼の中でダイヤモンドの硬さを思い付いた。彼が知る硬い物と考えた時それが浮かんだのだ。

 ブラックとホワイトは例によって孝雄実の後ろに侍り彼のイメージを受け取りボウガンに再現させる。勿論放つまでは実体化しないので周囲の者には分からない。

 彼の頭には直径約十六センチ、太さ五十センチ長さ三メートルの槍である。槍としては短いかもしれないがそれ自体が鏃であると考えれば十分であろう。後はより鮮明にイメージを蓄えるだけで良い。


 エレオノーラは彼の魔法が出来る様を初めて間横で眺めている。今まではそうすることが叶わなかったが、今の彼女は彼を守るための最後の砦である。それが好機であった。付き合いが一番長い彼女も圧巻の光景だ。彼の発する魔力、本来人間の魔力は感じられないのだが、彼女の目にハッキリと見えている。それもだが、二頭の虎が光り輝いている様に見える事にも驚きを禁じ得なかった。

 こちらは見違えた光色であった。以前は蒼白い光であったが、今は白く輝く様な光である。思わず綺麗という言葉が漏れるほどである。一瞬ホワイトが笑ったのだがそれを彼女は気が付かなかった。


「よし出来たぞ!!」

 孝雄実がそう言葉を発するが、目の前では依然として戦っている。後は隙を見つけて放つだけであるがどうしてもその隙が生まれない。ゲータのボスも彼が準備を整えたのを悟っている。魔力が一定に高止まっているのが確認できたからだ。それが本当に危険だと分かった瞬間であった。しかし、思考に意識を振り分け過ぎたことで隙が生まれた。


「はぁ!」

 キャメルはその隙を逃さなかった。散々鞭で目を狙っていたが、その事如くを避けられていた。だが漸く隙が出来たのだ。撓りを加えて鋼を織り交ぜた彼女の武器はボスの両目にぶち当たる。体は硬いかもしれないが、目はどうしてもその硬さは劣ってしまう。

『ぎぃややー』

 咆哮に近い悲鳴を上げるボスの声に全員が驚くがフレテストと孝雄実は逃さなかった。


「全員離れろ!」

 その言葉に全員が反応する。今まで自分たちが何をしているかが分かっているからだ。この連携は示し合わせたものではないが、この時ばかりは全員の行動が一致した。

「いけっ!!」

 十分に離れた瞬間孝雄実は引き金を引く。

『ギャウ!!』『ガウ!!』

 珍しく二頭も声を上げた。月光に照らされた槍状の矢は光り輝いてボスへと飛んでいく。それは流れ星を間近で見る様な輝きである。


 ボスは目を潰され経験した事のない痛みにもがいていた。魔力を使用して再生する体を持つボスは時間が経てば目が見えるようになる。それはあっと言う間の事である。それが孝雄実には勝利の時間であった。

『ぐ、ぐぅぅ…くそよくも私の目を…!?』

 そう言って意識していた孝雄実へ視線をやった瞬間最後に見た光景は光が迫ったものだった。

 全員が見た光景はボスの真正面から尻尾へと高速で貫かれた矢が通り過ぎた。スプラッターな光景であったがそれが彼等の勝利を決定付けたのである……



 最後までお読みいただき有難う御座いました。


 やはり戦闘描写を書こうとすると難しく、書く速度が遅くなる今野常春です。

 ご感想お待ちしております。

 誤字脱字ありましたら報告いただけると幸いです。

 それでは次話で御会い致しましょう!!

                今野常春

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