資料01人物
第七話までの人物を書いております。(孝雄実たちの仲間は別です)
一応筆者の確認も含めて書いております。
・近藤孝雄実…言わずと知れた主人公。ボウガンを使用して魔法を巧みに操る。詠唱破棄を自然とこなし周囲の人間に大きな影響を与える。家庭事情から十五歳離れk近所のお姉さん(相田愛理)に面倒を見てもらうことが多かった。彼にはそれがトラウマとなっている。使い魔として二頭の虎、ブラックとホワイトが脇を固める。一人と二頭は精神世界と呼ばれる空間で会話する事が出来る。最初は彼が魔力切れを起こし気絶するか虎が強制的に引き出すかしなければならなかった。だが、魔力の成長と共に寝ている間というふうに条件が緩和し出している。現在はロッジの様な空間で話す事が出来る。
使用する魔法元素は火、水、風、土、闇、光の六元素に加え無属性を使用できる。
・ブラック・ホワイト(黒・白)…孝雄実の使い魔。虎である。最初は可愛らしい虎の赤ん坊であったが、成長し大人の風貌である。名前の由来である通り、ブラックとホワイトは毛色からである。精神世界ではブラックは男の子、ホワイトは女の子で在った。それがやはり成長し、十四、五歳の見た目へと変化を遂げている。
・エレオノーラ…メインヒロインの一人。整った知性的な顔を持つ才女。平民の出ながら領主のオリマッテ・ロットロンに認められ教育を受ける。そのお陰で詠唱を覚え、魔法を使用できる者になっていたが孝雄実の出現により常識が崩壊した。確りとしたお姉さんにタイプでよく孝雄実に頼られる事もあるが、彼女は甘えたい一面もある。
使用する魔法元素は火と水
・マリアン…元賊の女ボス。大剣を巧みに使いこなす様は圧巻である。嘗ては部下五百人を纏めていた。それがあり諸侯軍が攻めて来たとき他のグループも集めた一大勢力を指揮する。失敗に終わるがそれがもとで孝雄実達とで会う。後に彼女は奴隷となり孝雄実をご主人様と喚ぶようになる。妖艶な見た目を持つマリアンは最年少である。
使用する魔法元素は土。
・サラ…元フロランス家の令嬢。現在は新たな家を王国側から与えられ、お家取り潰しとなっている。家宝とされるカラドヌルクの継承者として広く知られている。武器は槍。但し、鎧と盾も合わせたものがカラドヌルクである。
使用する魔法元素は水と風。
・キャメル…元秘書を務めていた才女。年齢に適した色気を持つキャリアウーマンである。過去には船で嵐に巻き込まれ全てを失うという経験を持つ。当時冒険者であったワレンスナに助けられ、以後彼女庇護のもと才能を発揮する。その為に恋愛というものを経験しておらず孝雄実には初々しい態度を取ることも…武器は剣を使用していたが、冒険者となるに辺り鞭へ変更する。
魔道具輸出国のホルト王国出身。
使用する魔法元素は風と光。
・オリマッテ・ロットロン…元ブラスト辺境伯の御用商人。その才能を見込まれてロットロン領を与えられ陪臣貴族となる。爵位は男爵。五百名程度の村人を抱える領主となり日々を忙しく動き回る。エレオノーラの才能を見抜き、教育を施すなど商人時代に鍛えた先行投資の勘を貴族となっても発揮する。
・ロドム、アラン、ウォーレン、ダン…これにエレオノーラを含めて『祝福の牙』という冒険者チームで結成し、オリマッテの領地で何でも屋をやっていた。四人は妻子持ちである。ダンはエレオノーラの一つしたの弟である。
・レイバーグ・コレスタント・ブラスト…辺境伯爵位を与えられる人物。広大な領地を王家から与えられ、多くの家臣(オリマッテの様な陪臣貴族)に領地を与えて統治させている。ドットゥーセ王国の立地から川を中心に東西に国土が別れており、東側で辺境伯と呼ばれるのは彼だけである。また、彼の領地には『深い森』と呼ばれる大森林が存在し、多くの賊が根城にしている。何時かは討伐しなければと考えている時に孝雄実の情報を手に入れる。
・セバス・ポトエール…ブラスト辺境伯爵家の家令を務める。レイバーグが信頼を寄せる万能執事に近い仕事をする。
・アシュリ・ホルクス…ブラスト辺境伯から子爵位を与えられる。ブラスト家軍を統括する。領地を与えられてはおらず給金で支払われる。軍事面では全幅の信頼をブラスト辺境伯から得ている。
・ルコツ・フェンバー…王国から男爵位を与えられている。見た目は明らかに女性であるが、れっきとした男性である。登場はブラスト辺境伯がぶち上げた諸侯救済作戦『深い森の賊殲滅作戦』に参加した一人。本来はその前に現れた鬼の出現で集合したが、運の悪いことに賊退治へと変わってしまった。兵士を百名動員しているが、諸侯軍では最も少ない動員数である。ブラスト辺境伯等貴族からは貴族としては失格の烙印を押されている。
・アリエマ…オリマッテ・ロットロンの妻。
・ヘブライアト・フロランス…サラの父親。
・ミリャルト・フロランス…フロランス家の創設者。嘗ては『呼ばれた者』であった。