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さよなら、大好きだったよ

作者: 鮫ノ口
掲載日:2026/02/06

さよなら。

大好きだったよ。


もう会えないけど、

またいつか会える日まで。


三か月の間しか一緒にいれなかったけど、

次に会うときはもっと一緒にいれる時間が長いといいね。


体調が悪くても私は平気だよ。

だってあなたが元気でいる証拠なんだから。

今度は元気な顔が見れるその時まで大切に守るからね。


友達と笑っているときも授業中、先生の話を聞いているときも、

ずっとあなたを感じていたよ。

あなたの存在を私に教えてくれたんだね。ありがとう。


もしあの人があなたの顔を見たらなんていうのかな?

そもそもあなたが私の中で生きていたときにあの人は何か思ってたのかな?

きっと思っていなかったかな。あなたとバイバイすることに何の抵抗もなさそうだったし。


でも大丈夫。

あの人やあの人の親がもしあなたのことを忘れたとしても、私だけがあなたを思っているからね。

だから安心して。


私たちのエゴであなたがこの世に生まれてきたのに、満足に成長させてあげれなくてごめんね。

エコー写真で見たあなたはしっかりとした人間の形だったね。


本当にごめんね。ごめんなさい。

私がどれだけ泣いても、傷が増えても、あなたは戻ってこないのに。

どれだけ悶えて嘆いても何も変わらないのに。


大人としてもまだまだ未熟な私にはあなたという存在は早かったみたい。

今はひとりで寂しいかもしれないけど、大丈夫。

すぐにそっちに行くよ。


あなたがいなくなってから私は未来のことを考えれなくなった。

あなたに未来を見せてあげれなかったのに、私だけが大学に行って就職して。

そんなの私があなたに会ったときに頭が上がらないよ。


あなたのために生きようって思ったこともあるけど、

少し私にはむずかしかったみたい。


だから待っててね。すぐに行くから。

あの人との面倒事が済んで、落ち着いたら行くから。


大好きだよ。

しばらくの間はさようなら。

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