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第参眼 「安堵」
次の日
先輩『.....』
後輩『先輩。昨日は大丈夫だったんですか?』
先輩『あぁ…なんとか邪気眼を暴走させずに済んだよ』
後輩『いや、そうじゃなくて』
友人『ははは。後輩は優しいな。不良の体を気遣うなんて』
後輩『いや、そうじゃなくて!』
先輩『しかし昨日は危なかった…やがて発動するところだった』
後輩『発動?』
先輩&友人『邪気眼を持たぬ者には解らぬことだ』
後輩『息ぴったりだな』
不良『今日こそは俺に恵んでくれよぉ先輩』
先輩『貴様…懲りずに何度も何度も…。くぅ!?また俺の邪気眼が…!』
後輩『またか』
友人『先輩。ここはボクに任せて下さグハァッ!?ボクの邪気眼が…暴れている!?』
後輩『...』