トロールくんの日記2
ある日電車に乗ろうと駅に向かいました
ホームに着きました
人がいない場所を選んで電車を待ちました
左斜め前方に全身黒い服装の多分男性がいて
その人からの視線を感じました
時刻表の裏に隠れるように待っていたのではっきりとわからなかった
ですが、何度も振り返っては見てきました
何だろう、知り合いではなさそうだし、興味を持ってくれたのだろうか
と思いました
電車が到着して乗りました
その人が前にいました
女の人でした
身長は155センチくらい、髪は黒くてストレートでおかっぱより伸ばした感じでした
大きな黒のボストンバッグを持っていました
やはり僕のことを意識しているのか、何度も目線を送ってきました
扉が開くとその人はすぐに角の席に座りました
僕は少し距離をとった反対側の席に座りました
僕も気になってちらっと見てみました
そしたら向こうの人も見たり見なかったりしてました
僕が降りる駅と同じ駅でその人も降りました
僕はとても迷っていましたが声をかけました
T 「すみません、どこかで会ったことありました?」
その人 「いえ」(めっちゃ素っ気ない冷たい感じで)
T 「そうですよね、あれ、てか〇〇までの行き方ってわかります?」
その人 「私、この辺の人じゃないんで」
T 「そうなんですね、・・・・この後時間あったりします?」
その人 「今仕事で、時間ないんで」(逃げるように距離を取りつつ)
T 「あ、そうなんですね、わかりました〜、・・・。」