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女の子になって初お風呂!!!

お色気シーンは殆どっていうか無いです(笑)

あと少し遅れてごめんなさい。

「ふぅ……そろそろ美子さんもお風呂出たかな……」


俺はベッドの上でゴロゴロして1時間ぐらい時間を潰した。


そろそろ美子さんが風呂から出たと思い風呂に向かおうとして部屋から出ると、


「佳奈ちゃん入ろ〜♡」


「いやだ。」


「え!?冷たくなーい!?」


一葉の部屋から一葉が飛び出してきた。


「いや、1人で入りたいのだが……」


「ふーん。」


「なんだその態度。」


「じゃあお兄ちゃんは、女の子になって初めてのお風呂だよね?」


「ま、まあそうだが……」


「あのね、男の子と女の子の体は違うんだよ?」


「そ、それが何か……?」


「まだ分からないの?」


はぁ、とため息をだす一葉。


「何が言いたいんだ。」


「あのね、男の子と女の子で体の洗い方、違うんだよ?」


「む。」


確かにそう考えると、違うな……


「だから一緒に入りたいって言ったのよ?」


「あー、そうだったのか……じゃあ一緒に行くか。」


「やったぁ!佳奈ちゃん大好き!」


嬉しそうな顔で一葉は俺の腕に腕を絡ませた。


「あーはいはい。」


「ま、佳奈ちゃんの裸が見たかっただけだからいい口実があって助かった〜♪」


「おい。」


最後に本音を出すんかい。













▲▽▲▽▲













「む。」


脱衣場について服を脱いでいたが、


「ブラの外し方がわからねぇ……」


朝は美子さんに付けてもらったからなぁ……


「え、ずっとブラ付けてたの?」


「え、ずっとつけるものじゃね?」


はぁ、と一葉がまたもやため息をついた。


「いい、ブラはずっとしてると胸が締め付けられて苦しいでしょ?」


「ま、まあ確かに苦しかったな……」


「でしょ?だから家に帰ったら基本外すようにしなよ。それかカップ付きのキャミソールでもした方がいいと思うよ。」


「きゃ、キャミソール?」


「キャミソールはね、女性用の服よ。カップ付きっていうのはブラの機能を持っているキャミソールのことよ。」


「ほ、ほう。」


「学校が休みの日に一緒に買いに行きたいんだけどいい?」


「う、うん。」


「うん。それじゃあ決まりねニヤ」


「なんだその不自然なニヤ。」


「あーあー何も知らない。じゃあ佳奈ちゃんブラ外してあげるね。」


「あ、ああよろしく頼む。」


少しはぐらかされたが、俺のブラを外してくれた。


「一葉ありがとう。」


「どういたしまして〜♪」


「ちなみに一葉が着てるのがキャミソールなのか?」


「私が来てるのはタンクトップよ。」


「まさかのタンクトップかい。」


「私的にはすっごい快適なんだ〜♪」


「胸ないからね。」


「………………うん?」


「すいません今のなし。」


「え、もう1回言ってくれないかなぁ〜?」


やばい、一葉の顔が般若の顔だ……


「ご、ごめんなさいー!」


俺はそう言いながら急いで服を脱ぎ、お風呂に入った。













▲▽▲▽▲













「ふぅ……いい湯だねぇ……」


「そうだね佳奈ちゃん……ふぅ」


俺は一葉に女の子の体の洗い方を教えて貰い、洗ってくれた。


まじ男と全然では無いけど洗い方が違ったなぁ……


まじ驚いたの一言だ。


そうして今は2人でゆっくりと湯船の中にいる。


「色んな疲れが取れてゆく……」


「そうだね佳奈ちゃん……ふぅ」


2人でお風呂に入ったのは初めてでは無いのかと俺は思った。


小さい頃から俺は普通の子供より背丈がでかく、恐れられて、一葉も一応俺のことを恐れていたっぽいから、なんかお風呂に一緒に入れるのが嬉しい。


本当に女の子の体バンザーイだ。


「一葉と一緒にお風呂に入れて嬉しいよ。」


「そうだね佳奈ちゃん……ふぅ……」


この、湯船に入る時間を大切にしたいな。


「また入ろうな。」


「そうだね佳奈ちゃん……ふぅ」


「さっきからそれしか言ってないな一葉は。」


俺は笑いながら聞いた。


「そうだね佳奈ちゃん……ふぅ」


と、同じ回答が返ってきた。


「ま、そういう日があってもいいさ。」


そうして俺は湯船の中に体を沈めた。


そうして体を沈めたら、


「佳奈ちゃん……ふへへ……」


一葉が俺を抱きしめてきた。


「ふへ、ふへへ!?!?(一葉、まじか!?!?)」


俺は、そんなに息を吸わないで湯船の中に沈んでいた。


なので息が、やばい。


「ふへ、ふへふへへ(一葉、離してくれ)」


「ん、あー、ごめん。」


一葉が離してすぐに俺は浮き上がり息を吸った。


「すー、はー、すー、はー」


「ごめん……ちょっと気持ちよくて……無意識に、やっちゃったんだ……ごめんなさい。」


「ま、まあ仕方ないからそんなに気にするな?」


「うん……」


「な?」


やべぇ我が妹しょんぼり姿まじ可愛い。


けどなんか励ましてやらなくては……


うーん、どうしよう……そうだ!


「ま、まあそんなに胸付近がでかくなくて助かったよ。もしでっかかったらさもっと窒息してたから。」


「あ…………うん……」


そう言うと一葉の顔がみるみる変わっていった。


「あのー、一葉さん?」


「……す」


「す?」


「佳奈ちゃんでも、殺す!」


「ええっ!?」


「覚悟してね佳奈ちゃん……私、もう止まらないから……」


「止まらないって何…だ?」


「それはもちろう……こうだよ!」


一葉の手が俺の胸を鷲掴みにした。


「な、なにぃ!?」


「あぁ、柔らかい柔らかい気持ちいいよぉこの感触本当にたまらないもう人目見た時から揉みたい揉みたいってずっと思ってたんだうわぁなにこのハリ本当にマシュマロみたいでずっと揉んでいたいなぁ…………………………」


その後ある程度揉みきったのか一緒に風呂を出て体を拭いて、ドライアーをして髪を乾かした。


ちなみに俺は揉まれている間無表情で、何も考えられなかった。


そんなに、気持ちよくは、無いんだなぁ……と個人的は感じたのだった。

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