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一日を終えて……にゃんฅ(・ω・=)ฅ

今日も投稿できた褒めて(笑)

「ふぅ、おなかいっぱい食べたなぁ……」


「そうだね佳奈ちゃん〜♪」


「いつの間に!?」


俺がご飯を食べ終え、自分の部屋に戻る為に廊下を歩いてたらいつの間にか一葉が俺の腕に腕を絡ませていた。


「え、台所を出た時からずっと一緒だけど?」


「気づかなかったわぁ……」


まさか台所から廊下に出た時間だけで腕を絡ませてきてたとは……うーん恐るべし我が妹。


「えー気づいてくれなかったのー!」


「許してにゃん♡」


「許しちゃうハァハァハァ」


俺が手を頭の上にのせ猫の耳みたいにして言ったらオジサン化してしまった一葉。


ぶっちゃけすげぇ光景を見て居ると思う。


「なんせ普通に喋ってればれっきとした美少女なのに俺の前だとオジサン化しちゃうなんて……性癖がこじれるぜ。」


「お兄ちゃん何言ってるの……」


「え、心の声出てた!?」


え、心の声出てた!?


「うん、大きい声で言ってたよ。」


「そ、そうか……」


そう言って俺は一葉の絡ませてる腕をほどいて、足早に自分の部屋に向かったのだった。













▲▽▲▽▲













「はぁ、疲れた〜」


俺は部屋に入りすぐベッドに体を預けた。


今日は色々なことがあったなぁ……


柊さんと友達になったり、変な猫みたいや子もいたり、おとこの娘もいたし、少し怪しい雰囲気な会長もいたり、我が妹は美少女マニアだとわかったし……


うん?



……まともな人を今日見てない気がする。



強いて柊さんがまともか……まともだと信じよう……うん。


そう信じなくては心が持つ気がしない。


なんかそう思うと俺ってもしかしてまとも?


喧嘩ばかりしてたのにまさかのまともか……


そうか俺、一昨日まで喧嘩三昧で……


女の子となんて話さなくて……


でも百合は好きで……


うるま書店で百合本漁ってて……


うるま書店……


「あ、千影さんにまだ会ってなかった……!」


あんなにお世話になった千影さんに、挨拶をするのを忘れてしまった。


ほとんど毎日顔出してたのに……


「明日寄ってかないとな……」


そう考えていると、


「コンコン。入っていい?」


ノック音と美子さんの声が聞こえた。


「美子さんですか、入ってどうぞー。」


「お邪魔するわね。」


そうするとドアを開け美子さんが俺の部屋に入ってきた。


「どう、女体化して1日過ごした気分は?」


「サイコーっすね!マジ感謝しかないっすわ!」


「女の子の見た目と声でヤンキーみたいな口調で喋るとなんか違和感あるわね……」


「あ……確かにそうですね、口調も女の子っぽくしなくては……」


「無理に変えなくても良くない?」


「いーや。これは変えなくては美少女の体に申し訳が無すぎる。」


「え、どゆこと?」


「まあ、変えた方がこの体の為というかなんというか……」


「ま、まあ深く考えないことにするわ……」


美子さんは考えるのをやめた。


ではなくて、


「面白い一日が送れました。俺……私自身学校で一日を送れることが滅多になくて……この日々がずっと続けばいいのにって思ってます。」


俺は満面の笑みで美子さんに言った。


「そう、それなら良かった……文仁くんがこの体を戻してくれなんて言わなくて良かった……」


「ん?どういう事ですか???」


「あ」


突然無言で慌てめく美子さん。


「え、本当にどういう事ですか!?」


「え、えっと……」


静止して事情を説明する美子さん。


「そのね、男の子に戻る薬……無いのよ。」


その顔は神妙な面持ちをしていた。


が俺は、


「そうなんですね〜」


と軽く返した。


「ええ!?この事を軽く返す!?」


美子さんはとても驚いていた。


「だって、元の体に戻ったところで、また喧嘩三昧の日々に戻るだけだし、ぶっちゃけ戻りたくないから、ありがとう美子さん。」


「あ……うん。そうね。」


納得した美子さん。


良かった良かった。


「じゃあ私お風呂に入ってくるからお邪魔したわね文仁……佳奈ちゃん。」


「うん、行ってら……待っていつまで美子さんはこの家にいるの?」


今更ながらの疑問を聞いた。


「え、文仁くんが男の子に戻る日までよ?」


「え、戻る気ないんだけど?」


「一応女体化した体のデータとか取らしてもらってるから、あと元に戻る薬もできてないし、一応長い間いるわよ。君のお母さんにも許可とったし。」


「そうなんだ……嬉しいです。」


「そう?そう言ってくれると私も嬉しいわ。」


「それじゃあ今度こそお風呂入ってくるわね。」


「行ってら。」


「行ってきます。」


そう言って美子さんは俺の部屋から出ていった。

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