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新しいクラス

このままだと、クラスで浮いてしまう!!そんな危機を目の当たりにしているとき、ある少女に助けられる。

001


「今日から、新しい生活が始まります!さぁ、皆、準備は良いカーイ?」

「「「いーよー!!」」」

おいおい、皆マジかよ。この、28人の中で(俺を除いて)よくもシンクロできるな。俺ってば、そんなに乗りよくないから、皆の乗りように若干引きぎみなんだが。

「あれ?ライル君だったっけ?乗り悪いなぁー!」

「僕は、そんなキャラじゃないんで。ちょっと。」

嘘だ。ほんとはそういうキャラ。おぉー!って言われたら、おぉー!って返す人。

「そうかぁ。残念だな。が、私は、あきらめないぞぉーー!」

「先生は、名前なんて言うんですか?」

「あ、そうだった!私は、ヤシだよ!皆よろしくー!」

聞かなきゃ教えてくんないのかよ。元気そうで、キャピキャピしてる先生だなとは思ったけど。そこまで、ド天然さ丸出しだと、バカに見られるぞ。

「じゃあ、そろそろ授業開始と行きますか!まずは、友達作りからね!」

げっ!?と、友達作り!?今になって、人見知りとコミュ症が出てくる。

「ねーねー!名前なんて言うの?」

「うぇ?おれ?」

「お、れ、?」

「あ、ううん。僕の名前は、ライルだよ。君の名前は?」

あ、危ない。話しかけられたのが驚きで、驚きが隠せなくて、俺って言っちまった。うまくごまかせたみたいだ。

「私ね、レイって言うの。よろしくね!」

「うん!よろしく!」

危うく、誰も友達が出来ないところだった。こっちの世界でもクラスで浮くところだった。レイちゃんに感謝。


「さ、友達できたかな?」

「「「できたー!」」」

やっぱりこの反応は、小学生だよなぁ。

「じゃあ、これからさっそく、ペアで魔法の練習をしまーす!」


それで、俺達は中庭に移動。木が何本も植えられている。桜の木だ。どこの世界でも、桜は入学の季節。そして、存在してるんだな。(俺、2つの世界しか知らないだろ)

「ライル君。一緒にやろう!」

「うん!良いよ。」

これから、どんな授業が始まるんだろう。

独特な性格な先生とそれに、乗っかる生徒たち。なんか、個性が強いクラスに入っちゃったみたい。

なぁーー!!どうすんだよ!こんなことにいたら、俺の性格が優しい奴になっちまう!あれ、元々優しい奴だったけ?あれ、俺ってどんな奴だったっけ?んん?

次回、002 初めての授業 さぁ、どうなる?ライルの成績が、初授業でわかる。「入学祝の抜き打ちテストでーす!!」とのこと。

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