27話:熊本大震災1
2016年4月14日に熊本県熊本市益城町で、夜9時半に震度7の大地震が起きた。その後も連続して大きな地震が起き、熊本城の屋根が落ちて城壁も崩れ、南阿蘇地区では道路が寸断され、山崩れで大きな被害が出た。午後2016年4月14日21時26分にゴーという不気味な音とともに震度7の大きな揺れがホテルを襲った。その後、3日間にわたり、7回も大きな地震が頻発した。内訳は以下のようだった。
4月14日21時26分(1回目)マグニチュード6.5、 最大震度7、
4月14日22時07分(2回目)マグニチュード5.8、 最大震度6弱、
4月15日00時03分(3回目)マグニチュード6.4、 最大震度6強、
4月16日01時25分(4回目)マグニチュード7.3、 最大震度7、
4月16日01時45分(5回目)マグニチュード5.9、 最大震度6弱、
4月16日03時55分(6回目)マグニチュード5.8、 最大震度6強、
4月16日09時48分(7回目)マグニチュード5.4、 最大震度6弱、
一連の地震で倒壊した住宅の下敷きになったり土砂崩れに巻き込まれるなどして、熊本大震災によって直接亡くなった人が熊本県で合計50人。50人のうち37人は家屋の倒壊、10人は土砂災害、1人は火災、1人は塀の下敷きよる死者だった。土砂災害による死者10人はいずれも南阿蘇村で被災していた。家屋倒壊死37人のうち、7人は前震で、30人は本震で死亡している。
家屋倒壊死37人のうち7人は前震で30人は本震で死亡している。このうち14日の前震から本震前の15日までには益城町と熊本市で計9人の死亡。熊本市によると同市内の病院には14日23時時点で地震で重軽傷を負った70人以上が運ばれた。益城町など布田川・日奈久断層帯に沿っておよび周辺の河川に沿って犠牲者が集中したことがわかり、熊本大学教授の渋谷秀敏によると、益城町などに直接死者が集中した原因として、震央に近いこと。
活断層の摺動のうち地表部分での変動が大きかった事、河川跡地や扇状地など地盤の弱い所では揺れが増幅しやすい事を原因としてあげている。その後、避難生活によるストレスや持病の悪化などで亡くなる震災関連死も相次いだ。2018年4月13日現在、この熊本地震による震災関連死と自治体に認定された人は212人に上っている。内訳は、静脈血栓塞栓症・エコノミークラス症候群などにより車中泊後に死亡した人が少なくとも33人。
病院や高齢者施設が被災して転院・移動中に死亡した人が少なくとも27人だった。地震後に車中泊で避難生活を送る被災者も多かった。被災者が挙げた理由は、避難所では他人に気を使うこと、車だとすぐに逃げられること、余震で避難施設が損壊する恐れがあること等。益城町のグランメッセ熊本の駐車場では4月18日現在、数千人が車中泊している。




