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14話:絹恵と美紀の投資開始2

 1994年、1月に米国、ロサンゼルス地震がおきて高速道路が崩れ落ちたり、この地震は直下型地震で人現地が浅く大きな被害が出て特に建造物の被害が大きい地震で米国史上最も経済的損害の大きい地震となった。6月27日の暑い夜にオウム真理教によって松本サリン事件がおきオウム真理教教徒らにより神経ガスのサリンが散布されたもので、被害者は死者8人に及んだ。この事件以降、子供達の登下校の時に地元の有志が一緒について行くようになり子供達の安全を守っていた。


 今年の夏休みも、新横浜から16号線を通って八王子インターチェンジから中央高速に乗って韮崎インターチェンジで降りた。次にファミリーレストランで一休みして清里高原で散策して、高原の宿に1泊した。翌日は小海からメルヘン街道を走り、麦草峠・標高2127mの看板のすぐ先の麦草峠駐車場で車を止めて、高原を散策した。その後、蓼科にある日帰り天然温泉で温泉に入って休んで、茅野を抜け諏訪湖畔の諏訪大社・上社、前宮、上社本宮をお参りした。


 その後、諏訪湖の対岸の諏訪大社・下社の春宮と秋宮を参拝して周辺を見学して、秋宮入り口の蕎麦屋で信州そば屋に入り、美味しいそばをいただいた。そし、諏訪湖半に宿を取った。翌日は松本城を見学して松本の漬物や信州お焼きを買い込んで帰って来た。やがて秋となり、足早に季節が過ぎて、寒くなりクリスマス・パーティを終えると、1995年を迎えた。1995年も初詣でに行って家内安全と健康、繁栄を祈願してきた。


 1月17日、絹恵さんが、いつものように朝5時に起き、朝御飯の支度をしているとラジオで神戸で大きな地震が起きたと速報が入った。そこでテレビをつけると大きな煙が上がっていた。その後、あたりが明るくなると神戸駅周辺の壮絶な地震で壊れ建物、火災の状況が生々しく映像として映し出され、寒気がするほどの恐怖に襲われた。そして、この日は憂鬱に1日となり、テレビの前から離れられなくなった。


 そして1995年6月15日ソニー株下値買いと言われ3800円買いと言わ、直感で年末に株価が上げるのを知っていたので、世紀末も上げると踏んで800株304万円の買いを入れた。すると数日後買えたと連絡が入り残金が696万円となった。 その後1995年8月8日、その話を義理の姉の美紀さんに電話連絡すると、あんた、すごい度胸だねと感心してくれた。翌週の土曜日、橫浜で会って食事しながら、美紀さんが証券会社の人間は株の売買が出来ないのよと言った。


 あなたを見てると株の売買がしたくなったと言った。2000年迄に1千万円を貯めたらN証券をやめて個人で株式売買したい。その後、株の売買教室でも開きたいわと言うと、もしそうなったら、あなたも一緒にやらないと誘われた。絹恵が良いわねと言うと、是非、一緒にやろうよと美紀さんと2人で盛り上がった。その、夕方、オシャレなバーには入り、カクテルを飲みながら、自分達の理想を話した。


 投資で儲けて、女性達だけの株売買教室をやって体力をつけるためジムに通って格好いい先生に教えてもらい、いっぱい旅行をして、人生を楽しみたいねと夢を語り合って夜7時に帰って行った。家に帰ると、田嶋悦子さんが、珍しいわね、こんなに遅いなんてと言った。すみません、義理の姉の美紀さんと女の夢の話しをしたらつい長くなってすみませんと言うと、たまには息抜きも必要よと笑って言ってくれた。


 そして5月が過ぎて夏が来て今年も毎週のようにサマーランドに出かけて、子供達は大はしゃぎだった。9月になり涼しくなると、駆け足で時が過ぎて12月へクリマスパーティーには今年も義理の姉の美紀さんも呼んで丸焼きチキンとスパークリングワインを飲んで、楽しい一時を過ごし、やがて1996年を迎えた。

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