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第1話

「死と智の館というのは、ここから何日か歩いた距離にある幻の館なんだ。いや、幻というのは語弊があるかな、ちゃんと存在しているし」

「死と智の館、か……」

 ハイアサースが難しい顔をして、顎に手を当てる。

「知ってるのか?」

「いや初耳だ。何か響きからすごそうなだと思って」

「・・・・・・」

 コウタは話の腰を折ってまでハイアサースに聞いたことを後悔した。

 フォックスバードはそんな2人を一瞥しただけで話を続ける。

「その館はゴーレムの時と違い、力のあるものの前にしかその姿を見せない……というより出現させるには、ある魔法が必要なんだけどね。幸いにも僕はそれを使えるから、旅には嫌でもついていくことになるだろう。館は"死"という言葉が示す通り、来訪者の命を刈り取るような罠がそこかしこに仕掛けられている。魔法で隠しておきながら、ようやく入れた人間を容赦なく殺しに来るんだから、本当に悪趣味な館だよ。じゃあなんでそんな思いまでしてなんでその館に入るのかというと、それはもう一つの"智"と関係がある。ここからはマリア女史に話してもらった方がいいかな。このあたりの話は僕より詳しいから」

 不意に話を振られてもマリアは慌てず、「そもそも死と智の館というのは……」と流れるように話を継いだ。

「"智の図書館"だったのです。遙か昔に多くの智者が知恵を出し合い、絶対に紙が腐らず書物を保管でき、かつ自分達だけが利用できる場所作ろうとしました。その結果智の図書館が作られ、出現させるための魔法も関係者の間だけで代々語り継がれました。ですが、あるとき、非常に強欲かつ独善的な智者が現れたことで、事態が急変しました。彼は自分だけが知識を独占出来るよう、館内に大量の罠を仕掛けたのです。さらに都合の悪いことに、彼は罠を解く前にその罠に自分でかかり、不慮の死を遂げてしまいました。以後智の図書館は死と智の館と呼ばれるようになりました」

「つまりその図書館に所蔵されている本に用があるというわけですね」

「はい」

 康大の結論にマリアは頷く。

「そして君の腎臓に巣くうゾンビ化の元凶の治し方が書かれた医学書も、そこにあるかもしれない、というわけだ。ハイアサース君の完全に死んでいる状態を正常に戻す方法が書いてある書物も、そこにあるかもしれない」

「確かにそれなら俺達も行かなきゃならないですね」

「私もこの状態をどうにかしないと、親戚の村に行けないからな」

「ああ、そういえばそんなこと言ってたな」

 康大は今更ハイアサースの旅の目的を思いだした。

「回復魔法使いながらなら外見上は誤魔化せるんだから、俺が言うのもなんだが、もう親戚の所に行ってもいいんじゃないか?」

「確かに見た目だけなら誤魔化せる。だがやはり、ゾンビのままあの方の役目を果たすなど、冒涜以外の何物でも無い! 幸い未だ充分余裕もある。本当にもうどうしようもなくなったらこのままも考えるが、残された道がある以上最後まであがくつもりだ」

「そっか、お前がそう言うなら俺からはもう何も言わないよ」

 ハイアサースの先祖の女騎士に対する思いは、康大には分からない。ただ、その思いを無視して、合理的だからと安楽な道を押しつけるのは違う気がした。康大自身もそんなことをされたら思い切り反発しただろう。

(思いは人それぞれ、か……)

 当たり前のことだが、今の日本でそれを尊重するのは難しい。せめてこの世界にいる間は、もっと相手のことを考えていければと思った。

「ちなみに私が必要としている書物も、同じ医学書なのです。詳しい理由はお話しできませんが、死と智の館には、大昔の先祖が記したある病気を治すための医学書が所蔵されており、それが今のインテライト家にどうしても必要なのです」

「さて、どうする康大君。答えは聞くまでもないと思うが」

「分かってます。やりますよ。俺だって圭阿がいてくれれば心強い」

「それは何よりです。改めて感謝申し上げます」

「ではその間、マリア女史にはしばらく我が家に滞在してもらおう。護衛が任務に出かけるのに、1人で帰すわけにもいかないからね。留守番はそうだな……ダイランドがするといい」

「うっス!」

 ダイランドが嬉しそうに返事をする。

 マリアに関してはどうでもいいとして、フォックスバードがいなくなるのがたまらなく嬉しいのだろう。まさに鬼の居ぬ間の何とやら、だ。

 そんなダイランドの内心が分かっているのかいないのか、マリアは特に気分を害したようルもなく、「よろしくね」と朗らかに言った。

 しかし、ダイランドが望むような自由をフォックスバードが許すはずもなく、

「ちなみに君の身体には1日以上家を離れていたら、体内のあらゆる内臓が腐り、膿となって毛穴からにじみ出す呪いをかけてある。加えてマリア女史はその呪いを任意に発動する呪文も知っている。家の仕事と彼女の護衛、しっかり務めるように」

 保険は出発前から既にかかっていた。

「ひでぇっス! というか、そんな呪いがかかってるなら、一昨日の時点で下手したら死んでたじゃないっスか!?」

「僕があの程度の任務に1日以上かけるゴミに情けをかけるほど、優しい師匠とでも思っていたのかい?」

「・・・・・・」

 ダイランドは何も言えなかった。

 彼のひりつくような毎日は、いつまで経っても終わりが見えない。

「それじゃあ久しぶり……というほど昔に別れたわけじゃないけど、圭阿に顔を見せてきてもいいですか?」

「ええ、彼女も喜ぶでしょう」

「それじゃあハイアサース、行くか」

「そうだな」

 康大とハイアサースは立ち上がり、そのまま扉から外へと出る。


「元気のいい子達ですわね」

「まだ老ける年でも無いでしょうに」

「あら、貴方に比べたらお子様ですけれど、私もいい歳よ。貴方こそいい加減落ち着いたらどうかしら。私から見たら、いつも年甲斐もなく遊んでばかりいるように見えるわ」

「肝に銘じておきます」

 2人は出て行く2人の背中を見ながら、そんなことを話し合った……。


「おーい、ケイア!」

 外に出ると同時に、ハイアサースが大声で叫ぶ。

 確かにこの方が康大のように目で探すより、効率的であった。

 少しして、本人が音もなく2人の前に現れる。

「お久しぶり……と言うほど昔に別れたわけではないでござるな」

「ああ、元気そうで何よりだ」

「はいあさーす殿……は元気とは言いづらい状況でござるか」

 回復魔法を使わず、未だ土気色の肌をしているハイアサースに少し困ったような顔で圭阿は言った。

「まあこれは適当には魔法を使えば治るからいいさ。それよりまた私達と旅をすることになったぞ」

「ということは、御屋形様のお願いを聞いてくださったのでござるな、かたじけない。やはり拙者とお2人とは深い縁があるようでござるなあ」

「縁か……」

 初対面さえよければ素直に賛成できたのにと、康大は少し残念に思った。

「ところでケイアは死と智の館の話はすでに聞いているのか?」

「はい、なにやらとんでもないところらしいでござるな。まあ拙者がいたところも大概だったでござるが」

「あ、それで思いだした!」

 康大は圭阿にあった時、聞こうと思っていたことを思いだす。

「そもそも圭阿のいた世界ってどんなところだったんだ? 俺がいた世界とは確実に違うみたいだが……」

 少なくとも現代日本に忍者という職業はない。もちろん辺り一面を木っ端微塵に出来るような苦無も。

「そうでござるなあ。逆に聞くでござるが、康大殿がいた元いた世界でどこの国の出身でしたか?」

「日本だ。さすがに圭阿も同じだろ?」

「聞いたことがない国でござる」

「そこから既に違ったか……」

 康大は頭を抱えたくなった。この時点でお互いの共通点がかなり期待薄になる。

「それで圭阿は?」

「拙者は伊賀の出身でござる」

「伊賀……思いっきり忍者だな」

 国は知らずとも、地域は昔の日本と同じようだった。

 そもそも。

(国の考えもContry()じゃなくArea(地域)として捉えてる感じがする)

 おそらく同じような言葉を使っても、そういう差異は出てしまうだろう。

 康大はさらに圭阿に質問する前に、以前ミーレから聞いた話を元に圭阿の状況を頭の中でまとめてみた。

 まず異邦人は空間と時間軸は同じで、"セカイ"の次元だけが違う地球から転生させられるらしい。だとしたら、あんな時代錯誤な感じでも、圭阿も同じの2019年の日本から来たことになる。

 しかし、圭阿の価値観はどう考えても、江戸時代以前のものだ。つまり圭阿のセカイでは2019年になっても江戸時代以前の生活が続いていることになる。

(この世界といい、ちょっとの違いでその後の未来が変わるらしいけど、いったいどういう過程を経たのかすごい気になるな)

 康大も興味を惹かれた。

 そんなことを考えている間に、逆に圭阿から質問をされる。

「それでは今度は拙者から聞くでござる。康大殿は元の世界でいったい誰に仕えていたでござるか?」

「いや、誰にも。俺のいる世界には、圭阿の考えるような主従関係はないんだよ」

「ならばいったいどうやって身を守るのでござるか!? 敵が攻めてきたらその瞬間皆殺しでござろう!」

「そもそも敵がいないんだよ」

「なんと……」

 圭阿が信じられないといった顔をする。考え方がかなり殺伐としているあたり、彼女の思考回路は江戸時代よりさらに前の、戦国時代基準なのだろう。そもそも江戸時代は幕末まで大きな戦争はなかったのだから、もしそのあたりの出身ならあんな物騒な苦無など持っているはずもない。

(まあでも……)

 敵がいない、というのは語弊があったかなと康大は思う。

 現代日本にも盗賊や殺人鬼はいるし、ライバル関係程度なら掃いて捨てるほど存在する。結局人間社会が競争社会である以上、どんなに平和でも敵にはこと欠かない。

(それ以前に日本中が今(ゾンビ)だらけだけど)

 こんな状況なら圭阿のいた戦国時代(セカイ)の方が、保護関係がはっきりしていてまだマシなのかもしれない。まだ税金を払っておらず、明らかに国に見捨てられた康大はそんなことを思った。

「ううむ、あの女狐が別の世界があるなどと訳の分からぬ事を言っていたが、本当にその通りだとは意外でござった。康大殿もてっきり海の向こうの偉人だと思っていたが……」

「私もケイアの話の方が未だ理解出来るな。ここら一帯も言うまでもなく領主様の土地だし、民は例外なく領主様の家来だ。まあフォックスバード殿はどうか知らないが」

「そういえばここはそういう世界だったな。村に兵士とかいないから全然思いつかなかった」

 康大からすれば、そういう武力を持った存在がいれば村の自治も彼らがするものだと思っていた。そうでなければ村人が税金を払っている意味が無い。

 しかしハイアサースも圭阿も何を言っているんだというような顔をし、呆れながら話し始めた。

「わざわざこんなどうでもいいところに、兵を送る領主などいるわけがないでござる」

「せいぜい徴税の時に来るぐらいだろう。兵士達は何もなければ領主様の館をずっとモンスターから守っているさ」

「・・・・・・」

 2人の話を現代に当てはめると、警察や自衛隊は国会議事堂や霞ヶ関周辺だけ守っていて、過疎地で誰が死のうが助けに行かない、自力救済だけの世界ということになる。現代日本人の考えに()()()()()()康大には釈然としなかった。

 だがここで政治論議をするほど馬鹿でもない。

 ここはそういう世界だから、自分の方が考えを合わせなければならない、それが最も妥当なのだ。

「康大殿のいた世界は随分変わっているでござるなあ」

「……そうだな」

 とはいえ、釈然としないと思う気持ちはどうしようもない。このあたりの話を続けるともやもやが大きくなるので、これ以上続けたくは無かった。

「康大殿のいた世界の話も興味深いでござるが、それよりも他に聞きたいことがあるでござる。康大殿とはいあさーす殿の関係でござる」

 康大の内心を察したわけでもないだろうが、急に圭阿が話題を変える。

「俺と」

「私の?」

「左様。聞いた話によると、康大殿のぞんび化をはいあさーす殿がうつされたそうでござるが、そもそも何故そのようなことが? お2人は元々どういう関係でござるか?」

「殺されかけて――」

「……殺しそうになった仲だ」

 改めて口に出して言うと、碌でもない関係だなと康大は思った。もし自分が顔色が悪いだけの一般人だったら、勘違いで死んでいたところだ。

 まあさすがにハイアサースもそんな状態だったら、剣を振るわなかったと思うが。……思うが。

「拙者が想像していたのとは違う意味で、ただならぬ関係でござるな……」

「むしろどういう関係を想像してたんだ」

「いえ、見た目通り夫婦(めおと)の関係かと」

「な、な、な何言うんだべ! そんなわけないべ!」

 ハイアサースが思い切り焦りながら否定する。

 一方の康大は圭阿の態度からそういう話だろうなと予測はしていたので、取り立てて驚きはしなかった。

「お、おらはこう見えてもシスターだべ! け、結婚なんてとんでもねえ!」

「拙者が聞いた話によると、この世界では尼が結婚しても別に構わないはずでござるよ? そもそもはいあさーす殿の歳で病気でもないのに子供も産んでいないというのは、拙者の世界では大問題でござる」

「まあ戦国時代基準だとそうだろうな」

 康大は前田利家の妻まつが11歳で子供を産んだ話を思いだしながら、言った。歴史にたいして興味がなくとも、そういう話だけは忘れない。

「拙者、(しのび)故子供はおそらく無理でござるが、はいあさーす殿はとっとと子供を作るべきでござる」

「余計なお世話だべ!」

「はははは……」

 康大は何とも言えない愛想笑いしかできなかった。

 現実的――現代日本の常識で考えて、間抜けとはいえハイアサースのような美女と自分が釣り合うはずがない。そして、圭阿が何の気なしに言った不妊症の話は、冗談話にするには重すぎる。結果、迂闊な返事は出来なかった。

「あの、師匠が明日のことで話があるんでそろそろ来て欲しいとのことっス」

 康大だけ重い空気に包まれそうになった時、ダイランドが扉を開けて声をかけてきた。

 康大にとってまさに渡りに船だ。

 「すぐ行く」と答え、康大は急いで家の中に入る。ハイアサースも話は済んだとばかり、顔を赤くしながら康大の後を追った。

 圭阿は「お似合いの2人だと思うのでござるがなあ」と呟きながら、ゆっくり歩いてダイランドと共に家に入った。


 今回はフォックスバードも加わり、さらに数日分の準備も必要なので大荷物になった。フォックスバードが軽くリストを読み上げただけで、人力では到底不可能という結論に、フォックスバード以外の全員が至った。明らかに必需品でない書物を大量にリストにあげているのだから、もうどうしようもない。

 あまりの無計画ぶりに「荷物は魔法でなんとかできませんか?」と聞いたところ、意外にもなんとかできるという答えが返ってきた。

 だが、

「体力的にずっと続けるのは不可能」

 と、行為自体は却下された。

 端で聞いていたダイランドは「じゃあどうやってあの時引っ越したと思ってるんスか……」と言いたかったが、言えば自分の墓が即日完成しそうだったので黙っていた。

 また、ハイアサースの「そもそも本の数を減らせいないのか?」というこれまた至極真っ当な意見に対しては、

「そもそもこの本は道中に読むんじゃ無くて、死と智の館に納めたいから持っていくんだ。減らすわけにはいかないよ」

 と、これまた却下された。

 そんなところに納めるなど正気の沙汰じゃないと、ハイアサースにしては珍しくまともに反論したが、フォックスバードは自信を持って「その点は僕がどうにか出来るから」と引かなかった。

 結局2人ではフォックスバードを説得できず、マリアと圭阿も一切口を挟まなかったため、荷物はフォックスバードの要求がそのまま通った。

 しかし現実的に荷物全てを持っての旅は不可能だ。

 そこで、窮余の策として、

「馬車を使おう」

 という結論に至り、話は始まる。

「そういえばマリア女史はここまで馬車で来たらしいですね。今その馬車はどこに?」

「言うまでも無く盗賊に奪われました。おそらく荷台はすでに壊され、馬も売られてしまったでしょう。ひょっとしたら、捜せばどこかにそのままあるかもしれませんが、まず徒労に終わるでしょうね」

「そうなると新しく買う必要があるか……。あの村には馬はいても荷台はないな。少し遠いが街まで行ってもらうか……」

「街!?」

 ハイアサースが過剰に反応する。

 康大には何が嬉しいのかさっぱり分からなかった。

「お、おら、いや、私は、その、田舎者だから街に行ったことが数えるほどしかなくて、その……」

「・・・・・・」

 ハイアサースの態度は、完全に東京に憧れる田舎少女のそれだった。埼玉県民とは言え、普通電車に30分もゆられれば都内に行ける康大には、かなり新鮮な反応だ。

 街と言ってもこの世界の文化レベルなら、どう考えても加須以下だが、それでも彼女にとっては都会なのだろう。

「なんだその顔は、何か無性に腹が立つな」

「いや別に。ただ街が楽しいといいなって」

「そうだな!」

 力一杯ハイアサースは肯定する。その可愛らしくも美しい顔を見ながら、やっぱり自分とは釣り合わないなと康大は確信した。

「というわけで、まず君達には街まで行って馬車を調達してもらいたい。おそらく泊まりの小旅行になるだろうから、まず死と智の館に行く前にその準備をするといいだろう」

「はい!」

 ハイアサースが力強く答える。

 ここまでハイアサースが興奮していると、なにか康大まで楽しみになってきた。


「・・・・・・」

 そんな2人を、圭阿は感情の籠もっていない目で見る。

 呆れているのではない。彼女は自分の思考を隠すため、わざわざそんな表情をしていたのだ。

 実を言うと、彼女の力を使えば数日どころか一両日中に街まで行くことがで来た。マリアと共に街の方から来たのだから道も詳しい。

 だがあえて、何も言わずにフォックスバードの言うがままに任せていた。

(世話になったはいあさーす殿を、これ以上行き遅れにするわけにはいかないでござる。何より同じぞんび同士、康大殿がお似合いでござるよ……)

 完全に間違ったお節介を実行するために。

 康大の分を弁えた諦めは、圭阿の老婆心により嫌でも変更を余儀なくされるのだった……。

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