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水鏡の過去
初めて小説を書きました。
なんじゃこりゃ!と思われる方も多いかとは思いますが、書き方をよくわかっていないので、暖かい目で見守ってくれるとありがたいです。
俺は小さい頃から人の倍以上は苦しんでいたと思う。
早くに両親を亡くし、妹と2人で親戚の家を転々と移り住んでいたが、その行く先々で散々な思いをした。
一日中労働をさせられたり、食事は家主の気分次第だったり。酷いとこではサンドバッグにされたりもした。
泣いた妹と必死に耐える毎日だった。
そうしていく中、とある事件が起きた。
まだ俺が12歳の冬、耐えかねた妹が家主に逆らい、殺されたのだ。
鉄と化した腕で殴られた妹を見て俺は願った。妹の命を。
その直後に気を失った俺は、気付いた頃には生きている妹と空き家で寝ていたのだった。