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さて、HRをさっさと終われせるか。というか今の時期は何もないから終学活みたいなもんだよな。

そう思いながらも、明日の持ち物を言っていく。

大「明日も、この教科書を持ってきてくれ。そして、実技の方だが・・・また、ルームナがやってくれることになっている。持ち物は、自分の武器だ。それと、テストを返していくぞ。」

その瞬間みんなの顔が青ざめた。

大「おいおい、そんな心配しなくていいぞ。みんな見事に合格だ。おめでとう。」

大輝がそう言うとみんなの顔がパッと明るくなった。

テストを返していき最後に挨拶をして帰る。


ルームナが食堂の端のテーブルにいた。ちょうど飯を食っているところだ。

大「よう、待たせたな。」

ルー「いや、そうでもないさ。」

俺は密かに【サイレント】で周りの人に害が出ない場所を真空にする。これで、周囲の人からは俺たちが口パクをしているという姿だけが映るだろう。

ルー「で、話ってなんだ?」

大「いや、なに、簡単なことさ。伝説級ってなんだ?」

その瞬間ルームナが腹を抱えて笑いだした。

ルー「ダーハッハハハハハハハハハハハハ、ひー、お前、まじかそんなのも知らねえのか。腹いてぇ。」

大「詳しい話は飯を食ってから学長室でな。」

その瞬間、彼の表情が凍りつく。

この人も学長は苦手なのか。

ルー「わかった。何か重要な話なんだろ?」

大「ああ、物分かりが早くて助かる。」

ルー「伝説級ってのはな、いや、まずは武器の等級からの方がいいか。この大陸では、武器に等級がある。最低が銅だ。これは普通、駆け出し冒険者が使うものだ。そして、次が銀これは正規兵や中堅冒険者がつかう。金これは上級冒険者、正規兵の指揮官などが持っている。英雄これば貴族やそれなりに金のある冒険者がつかう。伝説級、これは滅多に手に入らない。というよりも国宝だ。そして、最後が神器、もう、こんなのはお話の中だけだと思っていたよ。お前の刀を見るまではな。これがお前の武器の正体だ。」

大「うん、知ってた。鑑定してみたら神器ってついてた。」

ルー「おい、お前、【アイテムボックス】どころか【鑑定】まで持ってんのかよ。」

大「ああ、そこら辺はいろいろ特殊なんでね。さて、飯も食い終わったことだし、学長室に行くか。」

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