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俺が【アイテムボックス】から出したのは、ゴブリンの魔石×150、なんかそこら変にいた狼型の魔物の魔石×30、鑑定をかけたらそこら辺にあった薬草×1kgといったところだ。

はい、調子に乗りすぎました。どうやったって異常ですよね。異世界初心者の俺ですらわかるよ。うん。そう思っていると案の定、男の職員さんが

職員「鑑定には時間がかかるのでその間こちらに来ていただけますか?」

と言ってきた。デスヨネーそうなりますよねー。多分だが、ギルドマスター室で尋問されるんだろうなぁ。ああ、メンドイ。

男の職員さんについていくと案の定

『ギルドマスター室』

と書かれた部屋の前に連れてこらてた。

職員「失礼します。例の人物を連れてきました。」

ファ「そう、入って。」

中からは女の人の声が聞こえた。てか、この学園都市の要職、女性多くね?

あ、これって人権侵害か。まあ、むさ苦しい男の人ばっかよりもいいか。

部屋の中に入ると男の職員さんはいなくなっていた。

そして、ギルドマスターの方を見ると、人族とは違い青い肌をしており、ウェーブのかかった赤紫色のような色の髪をしており、顔も整っていて綺麗だ。胸は・・・本人の名誉のためにも言わないでおこう。服はギルドの制服だった。

ファ「まずは自己紹介からね。私の名前はファリス=オールモス。見ての通り魔族よ。そちらは?」

名字があるってことは貴族か?

大「俺は斉藤 大輝だ。先に言っておくが貴族ではない。」

とだけ言っておく。

さていったいどんな用件だろうね。

ファ「では、早速で悪いけど私の質問に答えて。あなたは一体何者?」

大「おれは、この学園都市のしがない教師だよ。」

ファ「ふざけてんじゃないわよ!その歳で教師が務まるわけないでしょ!」

おれは事実を言ったまでなのにそれはないだろ?!

大「嘘だと思うんなら、学長のアサルイにでも聞いてみろよ。」

俺のこの一言でギルドマスターのファリスも冷静さを取り戻したようだ。よかったよかった。

ファ「わかったわ。確認を取りに行かせる。でもその間私の質問に答えてね?」

おお、こわいこわい。

ファ「では、再開するわ。あの大量の魔石や薬草をどこから集めてきてどうやってもってきたの?」

別に隠すこともないだろうし、正直に話すか。

大「魔石とかは、自分で討伐したものだ。チームとかには入ってない。運搬は【アイテムボックス】から取り出した。これでいいか?」

すると、ファリスはため息をつきながらこう言った。

ファ「はあ、あなたは自分の価値がわかってないのね。」

わかるも何も、ねえ?

ファ「わかったわ。一から説明してあげる。いい、そもそも【アイテムボックス】持ちは、ほぼいないしいたとしてもそこまで大量に入れることができないの。それから・・・」

バタン!!!

ギルドマスターの説明中に豪快な音を立てて学長が入ってきた。

なぜかその顔は真っ赤だった。

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