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次の日の午後俺と学長は揃って副学長の部屋の前へ来ていた。

学長は退職通知を手に持っている。どうやら、この学園都市はどこの国にも属していないようだ。


コンコン


大「副学長様、少々よろしいでしょうか?」

俺は、副学長に”様”をつけた時なぜだかムッとした。

ルレ「どうぞ、お入り下さい。」

中からすぐに返事がしたので俺は、学長と一緒に入る。

中にいるのは40〜50歳ぐらいの小太り、てっぺんハゲ頭ジジイだ。それに、護衛も何人か隠れているようだが、俺の新たに作った【サーチ】にかかれば見破るなんて造作もない。

ルレ「こ、これは学長様までお越しになるとは・・・いったいどのようなご用件ですかな?」

アサ「あら、もう目星はついてるんでしょう?」

ルレ「さて、なんのことですかな?」

ルレイドルは一見、動揺していないようだったが、内心かなり動揺しているようだった。

(くっ、むしろ、心当たりがありすぎてどれが来るのかわからん・・・まさか、全てばれたのではなかろうな?!)

大「副学長いや、ただのルレイドル=サイガ、お前の思ってる通りだ。」

俺は当てずっぽうでそんな、爆弾発言をしてみた。

なんということでしょう!顔がみるみるうちに青くなっていくではありませんか。

ああ、面白い。てか、適当に行ったのに図星とか。俺って、読心術使えんの?

ルレ「そんなわけあるかぁぁぁ!!!」

いやいや、そんなわけあるんですよ。

学長って怖いよねぇ。

アサ「ええ、あなたのやっていた汚職は全て知ってるわ。というわけであなたには今日この場で、退職通知を渡します。早急に立ち去りなさい。」

おいおい、それでいいのかよ。そんでもって俺が来た意味は?!

と思っていたら、隠れていた護衛たちが動こうとしたのがわかった。

ルレ「殺っちまえ!俺の秘密を知られた以上は殺せ!」

あれ?ルレイドルだいぶ人が変わったなぁ。

アサ「あれが彼の本性よ。」

と、学長が俺の耳元でささやく。

そういうの、ヤメテクダサイ。

女の人耐性ついてないから。

とりあえず、重力を操作して全員を行動不能にする。

大「で?どうする?殺すか?」

アサ「・・・そうね、私たちに襲いかかろうとしてきたんだし、仕方ないわよね。」

以外と冷酷だなこの人、いやダークエルフ。

アサ「なんか失礼なことでも考えてたでしょ。」

ナンノコトヤラ、ワタシニハナニヲイッテイルノカワカリマセンナァ。

とりあえず、さくさくっと殺しますか。【アイテムボクッス】から昨日作った刀を取り出す。すると、口元が緩む。

大「試し切りの、犠牲になってね?」

俺は、なぜだか殺すのを躊躇しなかった。

あっという間に、十数人の首をはねた。

そのあと、に刀を振って血肉を払っておく。かたずけが大変だ。


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