表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

消えない天使

作者: けにゃタン

ドアを叩いた。


そのドアは、なんなのドアなのだろうか?

そんな実態の無さそうなドアを叩いた。


すると、ドアの向こうから階段を登るような足音がかすかにしてきた。

静寂した空間に響く足音、それはとてつもない不安感と安心感が同時に襲ってきた。


僕はドアの向こうに声をかけた。


「もしもし、だれかいますか?」


しかし、無言だった。


ただただ、階段を登るようや足音だけが響く。

そんな不思議な音に、僕はドアに耳を当て耳をすませた。

すると次第にその足音は、複数の足音に変わっていった。


ドンドン大きくなる音は、何もない空間をざわつかせた。


そうしていくと今でもドアを破られそうなほどの音になっていった。


僕は冷汗を掻きながら後ろに後ずさっていった。


気の焦りだろうか?

後ろに気が付かず後ずさっていった結果、

僕は大きな穴に落っこちてしまった。


助かろうと僕は羽ばたこうとした。


そんな僕は落ちていく瞬間に記憶が蘇って行った。


神様から天使の権利を剥奪される日が今日だったということを....。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
いやーー怖いなーー怖いなーーw
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ