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No.40 4thリーグ・エキシビションマッチ

戦術を考えるのって難しいですね。

被ると面白くなくなったしまいますし、製作に苦労しました。

ホワイトボードと磁石をつかってキャラクターの位置を考えたりしています。

〜実況・解説〜

「それでは4thリーグ優勝者であるミランダと、3edリーグ優勝者あるルイスの姉弟対決だな。先程、ミランダが体調を崩しているように見えたが大丈夫だろうか?」

「私もさっき気になった見に行ったけど、睡眠不足と貧血が原因みたいね。念の為ユニコーンの万能の薬を飲んでもらったわ。少しだけだけど、体調が戻ったみたいだし本人が試合を希望していたから後は見守りましょう」


「そうだな。さて、鞭とチェーンソー軽量感のある武器と重量感のある武器とで対極的な存在だな。個人的には軽量感があり尚且つ熟練度があるミランダの方が優勢に見えるがトワコ先生はどう思う?」

「私も大体同じ意見ね。流石にミランダちゃんがチェーンソーを奪って扱う事はないでしょうけど、言い換えばそこが弱点とも言えるわよね。ルイス君は自分の武器を奪われずにすむって事だから。ただ、足止めの為に奪う可能性もあるからそこはミランダちゃんによるわよね。この試合だと、お互いの武器をどう上手く使うかが重要になりそうね。ストレートの真っ向勝負って感じかしら。それでは、2人が準備出来たようなので試合を見守りましょうか?」


審判「両者白線の前へ、武器を用意する者は顕現を」

「ダイル、実物顕現しろ」 「ママ、顕現をお願い」

審判「それでは、始め!!」


    ルイス 0ー0 ミランダ

     試合時間 2:00


「実物顕現でスタートなら、絶対にルイスかダイルから点を取られるわね。まぁ、いいわ。同時に点を取ればプラマイゼロだもの」

そのあと、一瞬でミランダさんはルイスさんの右手を絡めて取り身動きが出来ないようにしている。

「姉貴はやっぱり俺狙いだよな。ダイル、後は任せたぞ」

とダイルさんはミランダさんに近づき、足元を狙い尻尾を振り回す。

ルイスさんを足止めしているという事はミランダさん自身も動けないという事でもある。

ここは素直に点が入り、同点の状態になった。


     ルイス 2ー2 ミランダ

     試合時間 1:55


「ダイル、よくやった。戻れ、顕現しろ」

そのあと、ルイスさんは「キュイィィィィン」とエンジンをいれチェーンソーを使い鞭を切断している。

「ここまでは計算済みよ。逃げられると思わないでよね」

お互い武器を戻し、ミランダさんは武器を戻し新品に変え、ルイスさんは後ろに下がるように逃げミランダさんはそれを追いかけている。

ミランダさんは足元を狙い何度が攻撃しているようだ。

「壁際まで追い込まれたら不味いな。姉貴は4mのリーチがあんだから計算しておかねぇと。…いや、逆にチャンスかもな折角だし試してみるか」


「試合開始直後にお互いで点を取り合うんですね。案外、互角なんでしょうか?ルイスさんとミランダさんって」

「個人的にはミラちゃんの方が武器の熟練度もあるし、扱い易いから優勢に見えるかな。でも、ルイス君も点差を広げさせないように食いついてる印象があるよね」


ルイス君は壁際まで移動し立ち止まっている。

「ルイス、逃がさないわよ!ここで点をとってやるわ」

ミランダさんは鞭を振りかぶると同時にルイスさんがポケットからリーグ戦用の弾を出し、辺りが白い煙に包まれる。


「ちょっと、お姉様の技パクらないでよね!!」

「いいだろ別に、ちゃんと忠実に再現して試合でも使ってやるからよ。ダイル顕現だ、点を今の内に取らねぇとな」

とルイスさんはミランダさんの右足首と胴体を狙い攻撃しているようだ。

点数がカウントされているので、煙幕の状態だが理解する事が出来た。


      ミランダ 2ー7 ルイス

       試合時間 1:30


「今、ルイスさんがリードしてますね。ミランダさんだと一気に大量得点を出して逆転しそうなので怖いですよね」

「どうだろうね〜、ミランダはルイスに甘いからな〜。まだ、手を抜いてる感じがするんだよね〜。全力でルイスが挑みたいなら煽るでしょ〜だからワザとミランダの真似して煽ってるんじゃないかな〜」


「今、5点リードされてるわね。ママ戻って、実物顕現して。ルイスを煙の中から追い出すわよ」

『了解よミラちゃん❤︎ミラちゃんは、お姉ちゃんなんだからいい所を見せないとね❤︎』

そのあと、ママさんは煙の中へ移動している。


「チッ、あいつが来たか。ダイル戻れ、ここは素直に出るしかねぇな。毒蛇は噛まれないとわかっていても脅威だからな」

ルイスさんは煙から出て、今度は逆にミランダさんが煙の中へ入り立場が逆転してしまった。


「そのまま逃げられると思わないでよね。ママ戻って、顕現して。ここで逆転するわよ」

と次の瞬間には煙の中から鞭が飛んできてルイスさんの両足首、胴体を攻撃している。これでミランダさんが逆転した。


      ミランダ 9ー7 ルイス

       試合時間 1:00


〜実況・解説〜

「試合時間も残り1分か。思っていたより拮抗している印象だな。やり方次第ではルイスにも勝機があるかもしれない」

「2分間の試合だと、お互い積極的に攻撃して行かないとリードされても取り返せないのよね。姉弟だからというのもあるけど、戦い方が似ている気がするわ。あとは、2人の特徴や性格なんかで小さな差でしょうけど勝敗に繋がりそうね」


「さてと、今9ー7か。姉貴が今煙の中に入って半径4mは近づけねぇ。…いや、この方法なら点は取られても引きずり出して逆転出来んだろ。絶対勝ってやるからな」

とルイスさんはニヤニヤしながら言っている。

そして、その場で動かずにいるようだ。


「ルイスが動いてこないわね、ならこっちから攻撃するわよ。このままリードしてやるんだから」

その瞬間、音速の速さで鞭が飛んでくる。

そのミランダさんの行動にルイスさんは左手を出して素直に捕まっている。


「えっ、ルイスさん何やってるんですか!?ミランダさんに点を取られてますよ」

「ルイス君にも何か考えがあるんじゃない?待ってましたと言わんばかりに手えを差し出してたし、何か閃いたのかもしれないね」


「おい、姉貴こっちに来いよ。隠れんぼする歳じゃねぇだろ」

と右手で鞭を掴み、引っ張り上げている。

「ちょっと何!?綱引きでもするつもり、ルイス離しなさい!!」

「先につかんできたのはそちらさんの方だろうが!!姉貴が非力なの知ってんだよこっちは」

と口喧嘩しながらミランダさんが鞭と一緒に引っ張られ煙の中から出てきた。


「よし、今の内にダイル顕現しろ。チャンスは掴まねぇとな!!」

鞭に捕まりながらもチェーンソーを出し、両足首を攻撃している。

これでルイスさんが逆転した。

かなりこの試合は短時間の間に点数がコロコロ変わり易いようだ。


       ミランダ 9ー11 ルイス

       試合時間 00:40


「あと40秒で逆転、でも2点差なら幾らでも取り返せるわ。ここは念のため全狙いで行こうかしら。さぁルイス、その重たい武器で私についてこれるかしら!!」

「あちらさんが全狙いならこちらも全狙いだ。お互いが同じ箇所に攻撃したら点が取れねぇ、上手くずらさねぇとな。隠れんぼに綱引きときて今度はじゃんけんかよ遊んでんじゃねぇんだぞ」

そのあと、お互いに相手で両足首狙いなら両腕を攻撃し、両腕を狙っていたら両足首を攻撃し、胴体なら胴体狙いと点数が縮まらない状態となってしまった。


      ミランダ 20ー22 ルイス

       試合時間 00:20


「凄いですねルイスさん、ミランダさんの全狙い攻撃に対してちゃんと対応出来てますもんね」

「ルイス君は器用よね。試合も後20秒、どちらが勝つのか楽しみだわ。ミラちゃんも頑張って」


「中々やるじゃない。それでこそ、私の弟だわ。でも素直に負けを認める訳にはいかないのよ!!」

とミランダさんはチェーンソーに鞭を巻き付け、ルイスさんの手元から引き離す。


「うゎ〜凄い馬鹿力だね〜。あのチェーンソー結構あるよね〜」

「ミラちゃんも本気よね。容赦ないというか、大人気ないというか…」


「さぁ、お姉様の鞭を喰らいなさいルイス。お姉様がお説教してあげるわ」

「姉貴が言うと本当に拷問だな。試合も後10秒だ、そのまま逃げ切るぞ。お説教なんか逃げてなんぼだからな。戻れ、顕現しろ」

とルイスさんはダイルさんを霊体に戻し、チェーンソーを自分の手元に戻した。

そのあと、武器を縦にしてガード状態を貫くようだ。


「あっ、ちょっとズルいわよルイス。攻撃が当たんないじゃない」

何度も鞭で攻撃しているがルイスさんがガードして点が入らないようだ。

「チェーンソーは重いがその分、体面積もあるからな。姉貴のペラペラな鞭と一緒にさせたら困るんだよ」


       ミランダ 20ー22 ルイス

        試合時間 00:00


「姉弟対決はルイスさんの勝利なんですね。でも、最後までお互いの力が拮抗したいたというか、ルイスさんの対応力というか吸収力が凄かったですね。ミランダさんの技を真似して上手く対応していましたし」

「これでミランダちゃんもルイス君の事、頼もしいと思えたんじゃないかな。自分がシャトランスから居なくなっても自慢の弟がいるんだもの安心よね」


そのあとミランダさんとルイスさんは握手を交わし、そのあとミランダさんはルイスさんを抱きしめている。

「負けたのは悔しいけど、これで安心したわ。私が居なくてもルイスならやっていけるでしょ」

「4thリーグの優勝者からそんな言葉が頂けるなんて光栄だな」

そのあと、ミランダさんが崩れ落ちるようにルイスさんから手を離して倒れようとする。


「おい、姉貴大丈夫か!?」

そのあとも、ミランダさんの名前を呼ぶが返事が帰ってこない。

ルイス君はミランダさんを抱えて、入退場口へと向かった。

私達も慌てて、そちらへと向かう。


「ミランダさん、大丈夫ですか!?一体何があったんですか!!」

と2人に声をかけるとミランダさんが寝言を言いながらルイスさんの胴体を掴んでいる。

「あ、あれ!?」

「もしかしてミラちゃん、安心して眠っちゃたのかな。本当のビックリしたわ、急に倒れるんだもの」


「おい、姉貴。俺はテディベアじゃねぇぞ。まぁ、無事に試合もおわったからいいか。俺は姉貴を担いでグノムアランド寮に行く。お前達はどうする?」

「私もついて行っていいですか」ミランダさんの事が心配ですし」

「私もそのまま一緒に帰るわ。ミラちゃん食事もまともに取れてなかったみたいだし、軽食でもいいから用意しないと」

「僕も一緒に行くよ〜、同じ寮の生徒をお世話するのは寮長の仕事だからね〜。僕も心配だし一緒に行くよ〜」

そのあと、ミランダさんを抱えて皆んなで一緒に寮へと戻る為、バスに乗り込む事にした。




No.40を読んでいただきありがとうございました。

ルイスとミランダは兄弟ですので戦い方を似せてみました。

2人の笑い方も「ニヤニヤ」笑いですしね。個人的にはチシャ猫を意識して「ニヤニヤ」笑いにしています。

「ニタニタ」笑いかもしれませんけどね。

次はNo.41「異変」をお送りします。

最初はミランダ視点、途中でカンナ視点に切り替えながら書きたいと思っています。

次の更新日は8/18、16時頃を予定しています。

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