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Guardian・Spirit 〜ガーディアン・スピリット〜ファースト!  作者: きつねうどん
File4 観戦試合
41/64

No.34 2edリーグ・エキシビションマッチ

短剣と中型の剣の相性は種類によって違うので誤りもあるかもしれませんが、短剣の中に受け流し用の物がありそれは中型の剣と相性がいいです。

しかし、弾道ナイフの場合刃先がV字状で溝がなく受け流しが難しいタイプです。

弾道ナイフはこの作品だから、欠点を克服できたのであって通常は使い勝手が悪い武器ですね。

刃先を飛ばせば自分で取りに行って付け直さないといけませんしね。

〜実況・解説〜

「さぁ、優勝者によるエキシビションマッチだがラトゥーシュカはライアンを選ぶんだな。現在チャンピオンリーグの優勝候補でもあるライアンにどう戦いを挑みのか見ものだな。種類にもよるが短剣と中型の剣、相性の話をすればラトゥーシュカの方がリーチが長く優勢か。トワコ先生はどう見る?」


「エキシビションマッチは2分間の試合で短期決戦になりやすいわ。短剣そのものの場合受け流しすることで防御出来る一方で相手よりリーチがないの、ラトゥーシュカ君のは弾道ナイフだけど今回の試合は接近戦になりやすい。刀身を飛ばせるかも微妙よね。ライアン君なら尚更隙が出来ない。勝敗は5分5分って所かしら?あっ、もう準備が出来たみたいね。それでは試合を見てみましょうか」


審判「両者白線の前へ、武器を用意する者は顕現を」

「王よ顕現を許せ」  「サヴァー、顕現してくれ」

審判「それでは、始め!!」


      ライアン 00ー00 ラトゥーシュカ

       試合時間  2:00


その合図と共にライアンさんがラトゥーシュカさんの胴体を狙い突きをする。

ラトゥーシュカさんもこれに反応し、逆手持ちに変え上手く剣を受け流している。

「ラトゥーシュカ、いい反応だな。でも手元がガラ空きだぞ」

そのまま一瞬のうちに剣でラトゥーシュカさんの手元を狙い突きを入れる。


        ライアン  2ー00 ラトゥーシュカ

         試合時間 1:55


「ライアンさんって、上から叩くように攻撃するんじゃなくて突くんですね。ちょっと意外です。力や身長があるなら上から攻撃してもいいですよね?」

と観客席に戻ってきたワットさんに声をかける。

「今回は2分間の試合でしょ?カンナ君みたいな攻撃方法だとタイムロスになるんだよね。ライアン君はその場に合わせて臨機応変に出来るし、剣の熟練度や技のレパートリーも多いからね。結構色んな事が出来るよ」

ライアンさんを見ると突きをした後すぐ剣を斜めに持ち、ガードしながら自分の間合いまで戻る。


「ラトゥーシュカの場合、刀身を飛ばすから厄介だな。遠くに行くとその可能性が上がる。出来るだけ接近戦で試合運びがしたいな。今度は足元を狙ってみるか」

と次の瞬間、ラトゥーシュカさんの元へ突き近づき剣を横に振りかぶっている。


「来たか、なら相手の期待に応えるか。別に刀身は至近距離でも飛ばせるしな。ここは点を取られるならその分取り返せばいい」

そのあと、ライアンさんは前屈みになりながら右足狙いで攻撃する。

それをみたラトゥーシュカさんが至近距離で刀身を飛ばし右手に当てているのがわかる。


         ライアン 4ー2 ラトゥーシュカ

          試合時間 1:35


そのままライアンさんは前屈みのまま反対方向へと移動している。

そのあと姿勢を戻し、剣を構え直した。


「剣と短剣ってお互い真正面というか、動き回る事が全然ないんですね。逆にこっちの方が新鮮かもしれません」

「剣って言うのは間合いが大事なんだ。お互いが攻撃範囲に入るまでは攻撃しようとしたら逆に隙を見せる事になって不利になる。自分が相手の間合いに入るって事は相手も自分の間合い、攻撃範囲に入ってんのと一緒だからな。相手との距離感がすげぇ大事なんだぜ」


「近くにいるとラトゥーシュカは短剣の状態で攻撃してくる。遠くにいると弾道ナイフを飛ばしてくるんじゃないかな?さっきは至近距離で飛ばしてたからわからないけどね?ライアンは飛ばされない方向でやってるけど、出来るならラトゥーシュカに刀身を飛ばしてもらって無力化を狙いたいんじゃないかな?」

「静かな戦いの裏にはお互いの心理戦や駆け引きがあるんですね」


「…もうすぐ1分か。相手を少し追い込んでみるか。あの弾道ナイフを発射させて丸腰にしたいな。レオン戻れ。手伝ってくれ、あいつらを上手く追い込むぞ」

『我を小間使いするなどいい度胸だ。しかし、王たる者勝負に負けるなど許さない。いいだろう』

「動いてきたか。だが、霊体の状態で追い込めるはずがない。ライアンはなにを考えていいるんだ?その勝負乗ってみるか。サヴァー戻れ、ライアンを中心に25mの所まで移動するぞ」

『了解致しましたぞ』


「相手も乗ってくれたみたいだな。レオンは俺の反対側からラトゥーシュカの移動場所から円を描くように移動してくれ。俺も相手の近くで合流する」

とライアンさんとレオンさんはそれぞれの方向へ走り出す。


「あれって挟み撃ち作戦ですか?霊体の状態ですけど効果あるんでしょうか?」

「いやこの場合、逆だな。レオンが霊体って事はマークも攻撃もしなくていいって事だ。だとしたら、ライアンに確実に攻撃がいく。奴はそれを狙ってんだろ?ワットはメアリーを囮にしてたがこれは逆だ。レオンがライアンを囮にしてんだ。しかもライアンは丸腰でラトゥーシュカの射程範囲にいる。だとすればやる事は1つしかないだろ?」


「…弾道ナイフを飛ばす。それしかないですよね。じゃあ、ライアンさんはその状況になるよう誘導してたって事ですか!?確実にナイフを飛ばしてもらう為に」

そのあと試合を見る。

するとライアンさんの思惑通り、ラトゥーシュカさんがナイフを飛ばしている。


「思った通りだな。しかも逆転する為に胴体狙いだろ?ラトゥーシュカはわかり易くて助かる。王よ顕現を許せ!」

とすぐさま剣を出し胴体をガードした後、ラトゥーシュカさんに対して突きを入れる。

ラトゥーシュカさんは丸腰状態でガードも不可能だ。


        ライアン 7ー2 ラトゥーシュカ

         試合時間 0:40


「Foo!!ライアン君カッコイイよ!!やっぱり優勝候補は違うね。単純な力だけじゃなくて知性もあるんだからさ」

とワットさんは嬉しそうにしている。でも確かにワットさんの言う通りだ。

相手を上手く誘導し、自分の有利な状況を作り出す。

この試合を見てると、作戦だったり状況や相手の心理を把握する能力、平たく言うと戦術というのはとても大切だと思う。

私も八咫烏さんと一緒に作戦を作ったりしていい試合が出来るように頑張りたいなと思う。


「これはやられたな。こちらがチャンスだと思っていたのに先の行動が読まれていたのか。あと30秒か。勝つのは無理でも相手に一撃ぐらい与えたいな。サヴァー、戻れ顕現しろ。中央に移動するぞ。ナイフを飛ばして足止めしながら行くぞ」

『わかりましたぞ、諦めたらそこで試合終了ですからなホホッ』

と弾道ナイフを飛ばしながら中央に移動している。


「どこを狙うか迷ったがやっぱり胴体狙いでいくか。2点より3点の方がいいだろ。俺はそういう人間なんだよ。これで最後だ!」

と弾道ナイフが飛んできてライアンさんにの胴体にあたる。

多分だが、ライアンさんはわざとガードせず攻撃を受けているように見える。

得点は入ったものの、時間になり。ライアンさんの勝利で終わった。


     ライアン  7ー5 ラトゥーシュカ

      試合時間 00:00


「ライアン、最後わざと受けただろ。公式戦でやったら命取りだぞ。絶対やめろ」

「公式戦じゃないからいいだろ?俺達はパフォーマーだからな。見てる奴らが楽しんでいればそれでいいだろ?1つの演出だと思っておけばいい」

と握手をしながら2人は話している。


そのあと、2edリーグが終了し裏生徒会の皆さんと一緒に帰る事にした。

「次は3edリーグか。気合入れないとな。でも今年はシャンランもいないからな、俺としては助かる。後はアポリナルぐらいか。ヒデキチもチャンピオンリーグだし、そこまで驚異になる奴はいないな。絶対決勝までいく」

「ルイスさん頑張って下さいね。というか、ヒデキチさんやクレアさんもですけど結構3年生ってチャンピオンリーグに出る人多いんですか?」


「練習用に出る人は多いんじゃないかな?4年生に向けて、自分が学年混合の状態でどのくらいまでいけるのか試す人は結構いると思うよ?」

「僕も来年3年生だからね。どうしよっかな、でも3edリーグ狙いだね。ラトゥーシュカ君はどうするのかわからないけど、チャンピオンリーグに行ってくれると嬉しいな」


「確かに参加メンバーによって、出る大会を決めるのも大切ですよね。私ももし、1stリーグのメンバーがチャンピオンリーグにきてたら勝ち上がれるかわかりませんもん」

「カンナ君はシュン君に勝ってるから大丈夫でしょ。でも今日で試合が終わっちゃたな。来年が待ち遠しいよ。コロシアムが爆破されない限りは大会やるだろうし、大丈夫でしょ」


「爆破って…。スクールにテロリストでもくるんですか?ワットさん映画の見過ぎですよ」

「そんな事…あるか。クレア君、後で寮に戻ったら映画鑑賞しようね。古い奴だけどヒーロー物の映画を手に入れたんだ。クモやコウモリのヒーローもいるよ」


「完全に打ち上げムードになってると思うよ?皆んなを集めたらもっと楽しいかな?マルコに料理をお願いしたらもっと楽しいと思うよ?」

そのあと、皆で各寮へと戻った。

今夜、シルヴェスタアースは賑やかだろうなと思いながら私は静かな夜を過ごした。



No.34を読んでいただきありがとうございました。

最後のくだりがちょっと危ないなと思って書いてました。

映画については次のEx.05「シルヴェスタアースのリビング」でわかると思います。

ストックがギリギリですが、話の内容からして8月6日に投稿したかったので後で気合入れてNo.35の下書きと本文を作ってきます。

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