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Guardian・Spirit 〜ガーディアン・スピリット〜ファースト!  作者: きつねうどん
File4 観戦試合
40/64

No.33 2edリーグ・決勝

作者の個人的な趣味になってしまいますが個人的にはシュン、ワット、ヴァニラがお気に入りで無意識のうちに贔屓してると思っています。キャラクターは平等に扱うべきです。作者失格ですね。

多分なんですが斜め上の行動をしてくれるから好きなんでしょうね。こいつらは勝手に動いてると思ってますから。ワットも自分で作戦を考えて自由に動いてるイメージですね。作者が頭おかしいとかじゃありません。

ラトゥーシュカが文中でフクロウの事をサヴァーと呼んでいますがそのままロシア語呼びです。

かっこいいなと思ったのでそのままつけました。


次の日の放課後、3位決定戦と共に決勝戦が行われる。

3位決定戦は昨日の反省会もあってか、ヨハンナさんが無事入賞した。


私はルイスさんやクレアさんが観戦にくると言う事だったので、一緒に試合を見ていた。

「次が決勝戦か。相手は1stリーグの優勝者。隙を見せたら一気にやられるだろうな。ワットがどこまで足掻くか、すげぇ楽しみだ」

「というか同じ寮同士なんだよね?1stリーグはシュンが優勝してるし、結構うちの寮って優秀なのかな?私も頑張らないといけないのかな?」


「確かにそうですよね。その中でもラトゥーシュカさんは2年生で寮長をされていますから実力もあるんじゃないんですか?どういう試合をするのか凄い楽しみです」

そのあと、トワコ先生のアナウンスが鳴り両者が入退場口から出てくる。


〜実況・解説〜

「さて、いよいよ2edリーグ決勝だな。ここまで安定して勝ち上がってきた前回王者のラトゥーシュカが連覇するのか。ワットが連覇を食い止めるのかが見ものだな。網と弾道ナイフ、前回の準決勝の組み合わせと一緒だな。トワコ先生はこの試合どうみる?」


「準決勝の時、ワット君が上手く相手を足止めして時間稼ぎをしながら戦ってきたけど、今回はそれが難しいと思うの。弾道ナイフは刀身を飛ばせばどこからでも攻撃が出来る。半径25mは射程範囲に入るわね。ただ、刀身を飛ばすと本体は使えなくなっちゃうからラトゥーシュカ君は毎回、霊体と顕現を繰り返しやっているわ。だから手間隙がかかる。隙がないわけではないと思うの。そこをワット君が上手く狙えるかが鍵になるわね」


審判「両者白線の前へ、武器を用意する者は顕現を」

「メアリー、バツーカで顕現して」 

「サヴァー、顕現してくれ」

審判「それでは、始め!!」


      ワット  00ー00 ラトゥーシュカ

       試合時間 3:00


その開始の合図と共に、ワットさんはバツーカを撃つ一方でラトゥーシュカさんはそれを待っていたかのように地面にしゃがみ込む。

「最初の足元の4点は仕方ない。でも弾道ナイフはその場でも撃てる。逃げられると思うなよワット。サヴァー、胴体狙いだ。確実に仕留めるぞ」

『ホホッ、ラトゥーシュカ殿は容赦ないですな』


        ワット  4ー3 ラトゥーシュカ

          試合時間 2:55


「開幕と同時に攻撃ですね。これ、結構ハイペースになりませんか?」

「そうだな。決勝なら尚更だろ、息つく間もねぇぞ」


「メアリー、僕はここから25mまで下がるよ。しばらくそのままでいてね」

「サヴァー戻れ、顕現しろ。25m以内で点数をどこまで稼げるかだな。それとどれだけ網をボロボロに出来るかもかかってるな」

ワットさんを追うように弾道ナイフが何度も飛んでいる。

特に足元への攻撃が多いように見える。走るのを妨害するためだろう。

ワットさんも回避しているが3回当たってしまったようだ。


       ワット  4ー10 ラトゥーシュカ

        試合時間 2:45


「やっと25m以上離れたよ。さてと、ラトゥーシュカ君はここからだど実物顕現するかな?相手に隙がなくて困るんだよね。なら…メアリー実物顕現して。動物合戦だよ」

「サヴァー、実物顕現しろ。ワットのマークを頼む。無理して点は取らなくていい。…網が消えたな。…まさか胴体にいるとは思わなかった。ご主人は俺じゃないぞ、ワットの元に戻れメアリー」


         ワット  7ー10 ラトゥーシュカ

          試合時間 2:40


「ラトゥーシュカさん、メアリーさんを手のひらに乗せてますね。あっ、おろした。優しいですね」

「レディだからな。女性に優しくするの当然だろ」

「えっと、あってるような間違ってるような気がするよ?」


〜実況・解説〜

「やはり決勝戦はお互いハイペースの多得点になりそうだな。このままいくと20点近くはいきそうだな」

「これだとお互い隙が出来ないわね。両者共に大量得点を狙える手段を持っているから技と技のぶつかり合いって感じがするわね」


「やっぱりサヴァーが来てるね。メアリーは潰されてないといいけどね。あっ、もう死んでるから大丈夫か。あはは、メアリーバツーカに顕現して。大丈夫?ラトゥーシュカ君に潰されなかった?」

『ワットよりかはクモ使いは荒くなかったわよ』

「そっかそっか、25m以内に入るまでサヴァーを狙うよ」

とワットさんはサヴァーさんを足止めしながらラトゥーシュカさんの元へ近づいている。


「あっ、ワットさん戻るんですね。でも網じゃ、近くに行かないと攻撃が出来ないのは仕方ないですもんね」

「まぁな、網の弱点は相手に近寄らないと攻撃が出来ない事だ。だから遠くからでも攻撃出来る弾道ナイフと相性が悪い。攻撃範囲が広いって言うのは強いんだけどな。ラトゥーシュカもそれはわかってる。点を取られたらその分取り返しにくるだろうな」


「サヴァー戻れ、顕現しろ。あいつらを迎え撃つぞ」

「メアリー戻って。身軽の方がいいからね。このままいくよ!!」


「もしかして接近戦狙いですかね。ラトゥーシュカさん。この状況だったら刀身を飛ばしてもいいと思うんですけど」

「刀身を飛ばすとまた顕現しないといけないから、そうなると一時的に丸腰になっちゃうからしないんじゃないかな?今、ラトゥーシュカがリードしてるから焦らなくてもいい場面だと思うよ?」


「へぇラトゥーシュカ君、余裕だね。でも試合はまだ始まったばかりだよ。こんなのいくらでも逆転出来るからね。やっと近づけたよ。メアリー、バツーカに顕現して。ここでリードするから足元狙いでいくよ!!」

その言葉通りバツーカを何度も撃ち続け、3度目でラトゥーシュカさんの足元に網がかかる。

短剣で切り裂いているが、逆転された状態での時間ロスは結構痛手だろう。


        ワット 11ー10 ラトゥーシュカ

          試合時間 2:10


「あと2分だね、ちょっとここは時間稼ぎしておきたいな。30秒から1分は何とかしたいよね。何か良いアイデアないかな?一回ここから25m付近まで離れるよメアリー。実物顕現して、追加点も狙っておこうか」

「ここで逆転されるか。だが残り時間もまだ2分。逆転ならいくらでも出来る。…今度は足元にいたのかメアリー。お前も大変だな、あいつにこき使われて」


       ワット  13ー10 ラトゥーシュカ

        試合時間 2:00


「ここでワットさんが逆転ですね。試合時間もあと2分、1分で10得点は凄いですね」

「だか、逆に序盤で大量得点してるとそれを守る為に後半動き辛くなる。ここは自分の手の内を全部出さない為にも時間稼ぎをした方がいいな。さてと、ワットはどんな方法で時間稼ぎするだろうな」


「メアリー、顕現して戻れ。作戦会議しよう。この位置だとラトゥーシュカ君も迷うんだね。実物顕現のサヴァーはそこまで得点源にはならないのかな?じゃあここら辺で会議をするとして、後半の為に時間稼ぎとすぐ動けるように体力は温存しておきたいんだよね。だから僕は余り動きたくないわけ。メアリー何かいい案ない?」

『動きたくないなら、動かなければいいんじゃない?相手は動くでしょうけどこちらは動く必要はないでしょ?私のように中央でドンと構えてればいいのよ』


「…中央で、あっ、良いアイデアだねメアリー!!ラトゥーシュカ君はあっ、コッチに来てるね。いや、丁度いいのかもね。中央に移動するよLet’s go!!」


「あっ、ワットさんまた移動するんですね。どこに行くんだろう?」

「ラトゥーシュカも無視して逃げてるから中央狙いかな?中央って結構不利になりやすいけどワットの場合どうなんだろ?攻撃範囲が広くなるのはいい事だと思うけど、相手も一緒だよね?大丈夫かな?」


「よし、中央に着いた。ここからだとラトゥーシュカ君の射程範囲が分かり易くていいね。弾道ナイフの範囲は直径50mそれよりも外だったらサヴァーが実物顕現するかな。ちょっとここは防御しようか。メアリー、漁網に顕現して。自殺点になっちゃうけど自分に被せるよ。足を休めておこっと」


        ワット 11ー14 ラトゥーシュカ

        試合時間 1:30


「自殺点までやったって事は動く気がないな。余り関わらないのが身の為か。サヴァー、協力してくれ。俺は半分を監視する。サヴァーはもう半分を頼む」

『わかりましたぞ』


「ここに来て膠着しましたね。というか、ラトゥーシュカさんも攻撃しないんですね」

「自殺点は悪いイメージがあるが今回は違うな。ワットの奴、わざと相手に点を取らせて動けなくしてんな。ラトゥーシュカもリードしてんだったらそのままの方がいいだろ。全く、ずる賢いやつだなホントに」


「とりあえず、あと1分になったら動こうかな。それまで休憩。あと5点以上あれば逆転か。今のうちにどう言う動きをするか考えておかないと。余り隙がないからこれ以上は時間稼ぎが出来ないんだよね。足元を狙ってもナイフ使われたら意味ないし…あっ、いい事思いついちゃった!ナイフを使えなくすればいいんだ。僕って天才じゃない!!」


「ワットの奴なにか企んでるな。やっぱり近づかないのが正解だな。もうすぐ1分だ。サヴァー、ワットの近くまで行ってくれ。俺は様子を見ながら近くに寄る」

そのあと、サヴァーさんがワットさんの近くまで寄ろうとしている。

「相手も動き出したね。でもサヴァーはマークしなくてもいいよね。実物顕現ならまだしも霊体だし。ラトゥーシュカ君をマークする方が大事だからね。早く近くに寄ってこないかな?」


〜実況・解説〜

「お互い慎重に動いてるな。というか、試合中にしかも決勝で休憩してる奴を見るのは初めてだぞ。よくそんな事が出来るな。相手もそれを容認しているしな」

「まぁ、この後の1分は動き回らないといけないから体力を温存しておくのは大切よね。上手く時間稼ぎも出来たし、いい事だと思うわ。あっ、ラトゥーシュカ君が少しずつだけど動き出してるわね。さぁ、この後どうなるのかしら?楽しみだわ」


そのあと、ラトゥーシュカさんが慎重になりながらもワットさんに近づいている。

「もうすぐ射程範囲だな。サヴァー、顕現しろ。ワットがなに考えてるのかわからないからな。慎重に行くぞ」

「ラトゥーシュカ君が武器の準備をしてるね。さてと、僕達も行こうかメアリー戻って」

と言った瞬間、網を消しラトゥーシュカさんの元へ駆け出す。


「きたか、迎え撃つぞ。あと50秒だ。追加点を狙う、胴体狙いだ」

と弾道ナイフの刀身を飛ばしている。

「今度は胴体狙いだね。メアリー、バツーカに顕現して。バツーカは大きいからガードも出来るし、使えるものは全部使わないと」

とワットさんは防御の姿勢だ。

そのあと刀身が飛んでくるが、バツーカは破壊されたもののワットさんに点は入っていない。


「メアリー、戻って。ラトゥーシュカに近づくよ。あと4点でリードだからね。手元狙いでいくよ!!」

と身軽にしてラトゥーシュカさんに近づいている。

「サヴァー戻れ、顕現しろ。手元に狙いなら短剣の状態で側に置いといた方がいいな。もう30秒だ。このままキープするぞ」


「メアリー、バツーカに顕現して!!さぁ、絶対逃がさないよ捕まえるまで何度でも撃つからね」

そのバツーカの攻撃に何度か回避しているが、5度目で手元を回避しようとしてそのまま網が床に落ち、足元を捕われてしまった。


        ワット  15ー14 ラトゥーシュカ

           試合時間 00:10


「サヴァー、このまま行くぞ。実物顕現しろ。ワットを逃すなよ。最後まで諦めてたまるか!!」

『私も2位より、1位の方がいいですからな。同じ気持ちですぞ!』

サヴァーさんはいち早くワットさんの所へ向かい、どこを狙うのかと思えばダンボールを狙っている。


「うわっ、ちょっとやめてよ!!前が見えなくなるじゃん!!」

「サヴァーよくやった、戻れ顕現しろ。これで最後だ、いつも通り胴体を狙うぞ!!」


        ワット  15ー17 ラトゥーシュカ

            試合時間 00:00


「…終わった。す、凄い!!最後の最後で逆転勝利!!本当に最後の10秒までなにがあるかわかりませんね。お見事ですラトゥーシュカさん」

呆然としながらも、ワットさんとラトゥーシュカさんに拍手をおくった。

ワットさんはダンボールを直した後、得点板を見て地面に寝っ転がり暴れている。


「嘘でしょ!?もう一回!!もう一回試合させて!!今度は絶対勝つから!!僕もバッチ欲しいよ!!…いや、貰っても着けないけどさ」

「俺もローブを着るから見えなくなるし着けない派だな。そんなに欲しいならやるぞ」

「いらないよ。自分で勝ち取るからいいんでしょ。銅と銀メダルは手に入れたから次は金を目指すよ」


「そうか、ほら起きろ。それとも引きずるか?エキシビションマッチまでここにいるつもりか?」

「うぅ、ライアン君とやるつもりで約束してたのに。超悔しいんだけど!!」

「なら俺が代わりにやってやる。ライアンいるか?エキシビションの相手をしてくれ」

そのラトゥーシュカさんの声にライアンさんが最前列まで来てOKのサインをしている。試合場まで来るようだ。


「いいな、僕もやりたかったよ。大食いなら負けないのに。はぁ…よっこらせっと」

ワットさん落ち着いたのか立ち上がりラトゥーシュカさんと握手をした後、センサーを外して試合場に来たライアンさんに渡している。


「ライアン、僕の仇うってね。後は頼んだよ!!」

「短剣と中型の剣は相性が悪いんだけどな。仕方ない、任せれた」


「今度はライアンさんがラトゥーシュカさんと戦うんですね。凄い楽しみです」

そのあと、2edリーグの表彰式が執り行われラトゥーシュカさん、ワットさん、ヨハンナさんにそれぞれ賞状とメダル、優勝者であるラトゥーシュカさんにはウォッチャーバッチが贈られた。

そのあと、エキシビションマッチが開始された。





No.33を読んでいただきありがとうございます。

準決勝と決勝は試合運びが似ているような気がしますね。ワットが変わらないのでそう見えるのかもしれません。網のバリエーションを増やしたいですね。ちょっと考えておきます。

結構試合中は用語塗れになってキャラクターのセリフや行動が分からなくなりセリフが埋もれてしまうのは改善が必要ですね。文字数も多くなってしまいますしね。

まだまだ物語も始まったばかりですので改善していける所は沢山あると思いますので作者も考えながら作品作りをしたいと思います。

次はNo.34「2edリーグ・エキシビションマッチ」をお送りします。

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