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Guardian・Spirit 〜ガーディアン・スピリット〜ファースト!  作者: きつねうどん
File1 学園生活
2/64

No.2 寮決め

沢山のキャラが出てきますが、全てのキャラの国籍がわかった方は素晴らしいですね。

10万円を差し上げたいぐらいです。(実際にあげるとは言ってない)

名前や守護霊の動物もヒントになってくれるかもしれません。正解は後書きに書いておきます。

このスクールの年間スケジュールですが海外の学校(特にアメリカの高校)を参考にして作りましたので9月始めで実際に留学しているような雰囲気に出来たらいいなと思っています。

物語上、都合の悪い部分はアレンジしております。

学校のシステムやプロムなども描写したいと思っています。

(作者は海外に旅行も留学も行った事ないのであくまでも雰囲気ですのでよろしくお願いします)

注意:大阪弁のキャラが出てきますが、作者は地元の人ではないので翻訳で確認しながら書いていますが不自然だったり間違っていたら申し訳ありません。地元の方はごめんなさい。

この作品は守護霊の動物もバリバリ喋ります。

人物は「 」霊は『 』とカッコを分けてありますのでご注意下さい。

シャトランスの入学式は9月に行われる。

ニホンでは4月が一学期だが、海外では9月スタートが多い。


大広間の入り口近くに来ると、4列に並ぶように指示される。

来た順のようだったので中段ぐらいの所で並んでいた。

新入生の人達は近くの人と話をしたり、私と同じ様に緊張している人もいた。

(うわぁ、ドキドキする!!大丈夫かな私!!)


そんなことを思いながら、大広間の扉が開かれる。

大広間にはこのスクールの全生徒、新入生を含め約420人の生徒が集まっていた。

私達、新入生は中央、在校生に挟まれながら並んでいた。

両左右を見てみると、ネクタイやリボンの色が左右で違っていた。

どうやら、寮別に並んでいるようだった。


目の前には、大きなモニターと演台が置かれていた。

そのあと、一人の男性が演台に向かって歩いてくる。

インカムマイクをしているので、これから話を始めるのだろう色白の肌とブロンドヘヤーで黒縁の眼鏡をかけている。

40代前半かな?と思わせる容姿だった。

その側には彼の守護霊なのだろう、茶色の毛並みをした熊さんが一緒にいた。


「新入生の皆さん、この度はシャトランス・インターナショナルスクールへのご入学おめでとうございます。校長のイルマリネン・ペルケレと言います」

(校長先生!!わ、若い!!)

校長というと、もっとおじいちゃんかおばあちゃんがやるものだと思っていた。

若い校長先生は珍しいと思う。


「私達、教師陣、在校生ともに皆さんの入学を心待ちにしていました。シャトランスは今年で10年目を迎えます。伝統校と呼べる物ではありませんがその分、最新鋭の設備が整っています。是非、このスクールで充実した4年間を過ごして欲しいと思っています」

そうシャトランスは1〜4年生、15〜19歳の生徒が集まっている。

誕生日を迎えていれば16歳や20歳の生徒もいるかもしれない。


「それでは、これから新入生の皆さんには寮決めを行って貰います。詳しいお話は1学年主任クインズベリー・シェパード先生からお話があります」

そして校長先生は演台から遠のき、入れ替わるように男性の先生が出てきた。

白髪の髪に丸い眼鏡をかけている。

ベージュ色のエプロンをしていて、所々に絵の具が飛び散っている美術の先生かな?と思った。

近くには守護霊の羊さんがいる。

年齢を考えるとこちらの方が校長先生っぽく見える。


「新入生の皆さん、はじめまして。1学年主任のクインズベリー・シェパードです。それでは皆さんお待ちかねの寮決めについてお話します」

と穏やかな笑みを浮かべながら優しい声で話をしている。

その声を聞いただけで、優しそうな先生という事がわかった。


そしてその言葉に在校生が騒ぎ出す。

口笛を吹いたり、盛り上がっているようだ。

「はいはい、新入生じゃなくて在校生が騒いでどうする」

と手を叩きながらシェパード先生は言っている。

その言葉に私は勿論、全生徒で笑ってしまった。

とても、和やかな雰囲気で安心した。


「それでは、これから皆さんには守護霊を召喚してもらいます。やり方はとても簡単で誰にでもできる、私にも出来ました。先頭列の直ぐ側にある4つのサークルに一人一個ずつ、その前に立ってもらい「我守護する者よ、霊界より出でよ」というとそれぞれ君達に合った守護霊が、霊界より来てくれるでしょう」

その言葉に私はそのサークルを探してみる。


確かによくみると、地面に何か書いてある。

よくみると、何やら漢字のようなものや二つ巴のマークが見える。

イメージよりも違い、アジア系の魔法陣のようにみれる。


「守護霊が決まれば、それぞれの寮に案内します。

 水辺で暮らす動物であれば ニンフスピアリ

 大地で暮らす動物であれば グノムアランド

 幻想、仮想の動物であれば ドラゴニクヴァルガン

 空で暮らす動物であれば  シルヴェスタアース

 以上4寮になります」

そのあと、それぞれの寮の旗が大広間に掲げられる。

水色、ライムイエロー、赤、黄緑とそれぞれには女性、老人、ドラゴン、少女がシンボルとして載っている。


「案内についてはそれぞれの寮長にお任せします。寮長は前へ」

その言葉に4人のローブをきた生徒が前に出てくる。

ローブの色は各寮の旗の色と同じだ。


しかし、何かがおかしい。

よくみると、ニンフスピアリの寮長がローブの上にレインコートを着ている。

顔立ちの整った美女にもかかわらず、フードとレインコートを被り顔を隠している。

他3人は男子生徒だった。

ドラゴンのような動物を首に巻いていたり、亀やフクロウが守護霊のようだ。


その様子をみたシェパード先生は苦笑いし、在校生は笑っていた。

(笑っていいものなのかな?これ?)

その後、シェパード先生は話を始める。


「えぇ、ニンフスピアリの寮長はリンストロム・シーグリット

    グノムアランドの寮長はイラ・コシャ・アスピリディオン

    ドラゴニクヴァルガンの寮長はサンディアゴ・デビバール・アポリナル

   シルヴェスタアースの寮長はプカチョーフ・イヴァノヴィチ・ラーティク

それぞれが皆さんをご案内します」

4人の顔には、それぞれの寮の色のフェイスペイントのようなものがされている。

炎だったり、雫、岩、風のように見える。


そのあと、寮長の一人ドラゴニクヴァルガンの寮長が何かを呟き、一瞬にして火の輪を出し軽やかに回している。

所謂、パフォーマンスをしているのかもしれない。


そのあと、ニンフスピアリの寮長が何かを呟く、すると守護霊のイルカが実体のように鮮明に現れジャンプする様に「バシャン」と水しぶきが飛ぶ。

火の輪から炎が消え、1人どころか4人揃ってずぶ濡れになっている。

そのあと、また何かを呟くとイルカさんが霊体に戻っていった。


ニンフスピアリの寮長は何事も無かったようにレインコートを投げ捨てる。

その様子に皆笑っていた。

(成る程、なんでレインコートを着ていたのかわかった気がする)

なかなか派手なパフォーマンスだなと思いながら、そのあと前列の生徒達が守護霊を召喚するのを待っていた。


どんな感じなんだろうと思い、その様子を見ていた。

すると、言葉を唱えた後そのサークルに穴が空いたように様々な色が混ざった空間から動物が出てくる。

(か、可愛い!!狐さんだ!!)

そう、その空間から狐さんが出てきた。

召喚した生徒のもとへ近寄っている。

(いいな、私の可愛い守護霊が欲しい!!うさぎさんとかいないのかな?)


そんな事を考えながら、私の順番が来るまで待つ。

やっと自分の順番が回ってきた。

サークルの前に立ち、守護霊を召喚する。

「よし!我、守護する者よ霊界より出でよ!」

と気合いを入れて、その言葉を口にする。


「…あれ?」

数秒待つが、守護霊が出てこない。

おかしいなと思い、その穴を覗いてみる、すると…

「ぶはっ!!」

何か黒い物体が出てきて鳥のような足で蹴り飛ばされる。

その威力に思わず尻持ちをついてしまった。


「大丈夫かい?」

と校長先生が心配して近寄ってくれる。

「はい、大丈夫です。ありがとうございます。ところで私の守護霊は?」

「お嬢さんの守護霊ならあそこにいるよ」

と手を貸して貰い立ち上がる。すると…


『カァー』

「…カァー?」

そのサークルをみると、ある動物がいた私も見た事がある電柱やゴミ捨て場によくいるその動物はカラスだった。

(なっ、カ、カラスだと!!)

余りの衝撃に絶句する。

私にはカラスが相応しいという事なのだろうか!?

思っていたイメージと違いすぎて落ち込んでしまった。


「…あっ、そうだ。私の寮は?」

そう、寮長に案内してもらうはずなので校長先生に相談する。

「あっ、あの、私の寮はどこになるんでしょうか?」

「う〜ん、そうだね」

と言いながらそのカラスを見つめている。


よくみると、普通のカラスと一つ違うところがあった。

「…足が3本ある」

と校長先生と私は同時に呟いた。

「凄いね、三本足のカラスなんてニホンの神社でしか見たことないよ。これなら…アポリナル、彼女を案内してくれるかい?」

と退屈そうにしていたドラゴニクヴァルガンの寮長に校長先生が声をかけている。


「何、どないしてん?」

「彼女の守護霊は、少し特別みたいなんだ。彼女をドラゴニクヴァルガンへ」

「ほんまに、凄い嬉しい!!ほな、行こな」

と守護霊と一緒に寮の生徒達が並んでいる所に案内される。


「名前は?何て言うん?」

「カンナです。ヤシロ・カンナ」

「カンナちゃん、これからよろしゅうな」

と笑顔で返してくれる。優しい人でよかった。


「あっ、あの。その首に巻いているドラゴンみたいなのってなんですか?」

「あぁ、これなウロボロス言うねん」

「怖くないんですか?噛まれたりとか」

「大丈夫やで、ウロボロスは共食いしかせぇへんよ」

『…』


そのあと、ドラゴニクヴァルガンの生徒達が集っている所に行く、すると1人の女性の先生が近寄ってきた。

童顔で背も140cm後半ぐらいだろう小柄と髪型はブラウンのロングヘアーで、白衣を着ている。

その後ろには、私も知っている角の生えた白馬、守護霊のユニコーンさんがいた。


「きゃあー、嬉しい!!ようこそドラゴニクヴァルガンへ」

と言いながらぎゅっと抱きしめられる。

凄い歓迎してくれているようだ。

「この先生はな、ヤクシ・トワコ先生って言うんや。この寮の顧問教師やねん」

その名前の響きにある事に気づく。


「…もしかして、ニホン人の先生ですか?」

「そうなの!もしかして、貴方も?」

「はい、ニホン人の先生もいらっしゃるんですね。はじめまして、私ヤシロ・カンナと言います。よろしくお願いします」

「カンナちゃん、可愛いお名前ね。そうだ、寮の色のネクタイとリボンです。後で寮に案内するから今のうちにつけておいてね」

と赤いリボンとネクタイを渡された。


そのあと、綺麗なユニコーンさんが近づいてくる。

綺麗だったので思わず見つめてしまった。

『お嬢さん、もしかして僕が見えるのかい?』

その声に私はビックリする。動物の守護霊も喋れるらしい。


『成る程、もしかして君はバ』

「ユニコーン、実物顕現(けんげん)して」

そう言葉を遮るように、トワコ先生が言うとユニコーンさんが実体のように鮮明に現れる。

しかしそのあと『ブハッ』とトワコ先生にビンタされ吹っ飛ばされる。

(うわっ、強い!!)


「先生、ユニコーンは何て言おうとしたん?」

「いいのよ子供は知らなくて」

そのあと遠くでユニコーンさんが『…ジン』と言って動かなくなった。

その姿に思わず合掌してしまった。


そのあと、一番後ろに並ぶように言われ移動している時、寮の生徒、皆から「よろしくね」と声をかけられ握手を求められる。

歓迎されているようで嬉しかったし、安心した。

列の後ろに行き、白いリボンを外してどっちにしようか迷ったが、周りをみるとリボンをつけていたので同じようにつけてみた。

(似合ってるかな?)

そんな事を思いながら顔を上げる。


すると、前にいた上級生の女子生徒がこちらを向いて声をかけてくれた。

眼鏡をかけ、明るいブラウンのセミロングで黒いジャンバースカートと赤いネクタイをしている。

優等生のような雰囲気だった。


「始めまして。2年のパパドプロス・ヨハンナです。ドラゴニクヴァルガンへようこそ」

と穏やかな笑みを浮かべ挨拶をしてくれる。

そのあと、握手を求められた。

「はじめまして、ヤシロ・カンナです。これからよろしくお願いします」

と握手をする。

ニホンだとお辞儀だけど、海外では握手が多いのだろう。

基本的な挨拶の一つだ。


そのあと、周りを見渡す。するとある事に気づいた。

この寮の人数が他の寮よりおかしいのだ。

(あれ!?1、2、3、4、…13人しかいない!?)

そう、私や寮長を入れても13人しかいないのだ。

他の寮はグノムアランドが一番多く、次にニンフスピアリ少し減って次にシルヴェスタアースぐらいだろうか?


「あっ、あの、ヨハンナさん。ここって13人しかいないんですか?」

「やっぱり気になるよね。そうなの、寮に入る条件が幻想と仮想の動物だから自然と少なくなってしまって。だから、1人でも多く来てくれると皆喜んじゃうんだよね」

(なっ、成る程)

なら、私の守護霊もその条件に入っていた事になる。

その時、あるとこに気づいた。


「あっ、あれ!?私の守護霊は!?」

と周りを見渡す。するとヨハンナさんが声をかけてくれた。

「頭の上に乗ってるよ。カンナちゃん」

『カァー』

と鳴き声がする。

霊体だから重さがないので気がつかなかった。

頭の上に小さいがハーフアップのお団子ヘアーにしているので乱すのはやめて欲しいと思う。

と言うか、ユニコーンさんのようにお喋り出来ないのだろうか?


「守護霊って、お喋りできるんですか?」

「うん、うちのキマイラちゃんもお喋り出来るよ。まだ召喚されたばかりだから、あとで自然とお喋りできるんじゃないかな?」

「そうなんですね、ありがとうございます」

とはいえ、この時点でも(うるさ)いからお喋りされるともっと煩いのではないかと思ってしまう。


そのあと、何かが近づいてきた。

ライオンの頭に山羊の胴体、蛇のような尻尾この世で見た事ない動物だった。

「キマイラちゃん、どうだった?新入生の守護霊達は?」

『全然、いい男なんていやしないわ!!あら、新入り?ヨハンナよかったね、子分ができたじゃない!!』

と私を見つめてくる。


「キマイラちゃん、子分なんて言わないの。ごめんね、私の守護霊のキマイラちゃんです。キメラの方が有名かな?」

キメラ、動物と動物を掛け合わせた物をそう呼んでいる。

確かにその姿はキメラその物だった。

(というか、キメラって女の子だったんだ。初めて知ったかも)


『あら、その頭に乗っている鳥、何気に良い男じゃない!!秘められた力強さを感じるわ!!』

『カァー』

『なっ、何ですって!!そんな事言うやつは、お兄ちゃん達に言いつけるからね!!』

とキメラちゃんはカラスの声が聞こえているのか、プンプン怒ってしまった。

(何を言ったんだ、うちのカラスは…)

折角、ヨハンナさんと仲良くなったのだから、守護霊同士で喧嘩するのは本当にやめて欲しい。


「本当にごめんなさい。ヨハンナさん、キメラちゃん」

と交互に謝る。

「大丈夫よ、でもカラスは神話だと神の使いと呼ばれているから、とても高名な守護霊なんじゃないかしら」

「そ、そうなんでしょうか?」

いつも身近にいる存在だから、そんなこと考えた事もなかった。

海外だと、価値観も変わるのかもしれない。


そのあと、1人の青年がこちらに近づいてくる。

制服のYシャツの上に黒いワンピースのような民族衣装をきて、浅黒い肌をしている。

「ヨハンナ、やっぱり僕もここだったよ!」

とこちらに声をかけてくる。

その後ろには女性の顔をしながらその体はライオンの守護霊がいた。

その容姿に、砂漠の中でピラミッドと共にそびえ立つある物が浮かんだ。


「も、もしかしてスフィンクス!?」

『あら、私もなかなか有名になったものですね。ご機嫌よう、スフィンクスと申します』

「アーリフ君、久しぶり。元気にしてた?」

「うん。あっ、君も新入生?」

と私の方を向いて声をかけてくれる。


「はい、ヤシロ・カンナです。これから、よろしくね」

「カンナ、こちらこそよろしく。アーリフだよ、カフラー・アーリフ。ヨハンナとは彼女のお父さんが考古学者で、父さんと一緒に現地ガイドをした時から家族ぐるみで知り合いなんだ。あっ、そうだ挨拶がわりに一つ謎解きでも出そうかな」

『ちょっと、私の問題(ネタ)取らないでいただけます!?』


「いいじゃない。それでは問題「デデン!!」1つだと1つだけなのに2つになると無限になるものこれなーんだ?」

「…あっ、私わかっちゃったかも!」

とヨハンナさんは何か閃いた様子だ。

「えっ、嘘!?なんだろう?」

と私も考えこむ。すると…


『カァー』

とカラスが鳴いているようだ。

(もしかして、わかったのかな?)

そう思いながら考えていると、

『カァー、カァー』と何度も鳴く。

(煩いなあ、もう)


カァー、カァー煩いので、考える事が出来なかった。

「カァ、カァ?あっ、鏡だ!!」

「ピンポン、ピンポン!!正解!!鏡合わせにすると、無限に見えるよね」

そんな風に、3人と一羽で会話をしていると、キメラちゃんとスフィンクスさんが話をしていた。


『やっほースフィンクス、久しぶり!!』

『あら、誰かと思えばキマイラ叔母さんじゃないですか?打倒ゼウス撲滅会議以来ですね』

『ちょっとやめてよ、叔母さんなんて!!そんな歳じゃないもん!!』

『いやだって叔母さんでしょうよ、父の妹なんですから。母親は一緒ですけどね』

みたいな、話を2体?でしていた。

キメラちゃんとスフィンクスさんは親戚なのだろうか?


そのあと、入学式も無事終わり私達はスクールから出ている寮行きのバスに乗り、スクールから見て大きな島の北西部にあるドラゴニクヴァルガンの寮がある島を目指した。








    








No.2を読んでくださりありがとうございました。

やべぇ、寮のカラーリングといいローブといい既視感しかありません。

作者もなんとかねじ曲げようとしましたが原型が残っています。

たしか、話のタイトルも同じような感じでしたよね。

皆さん安心してください、寮対抗もありませんし、カンナちゃんが荒ぶるボールを口にくわえたりしません。

最初に狐が出てきましたがこれは作者の名前が「きつねうどん」だからです。深い意味はありません。

作者権限として武器はコピー能力とかでいいと思います。化けぎつねという事で。

それぞれのキャラクターの国籍は、

カンナ&トワコ先生は日本

(漢字表記はそれぞれ、八代環奈、薬師十和子です)

校長のペルケレはフィンランド

(熊はフィンランド神話からとりました、トナカイも候補にありましたが武器が決まりませんでした)

シェパードはオーストラリア在住、ニュージーランド生まれ

(ニュージーランドは羊で有名で、人口より羊が多いと言われています)

アポリナルはスペイン

(苗字が2つあるのはスペイン形式です)

シーグリットはスウェーデン

(イルカは関係ありませんが、首都のストックホルムが水の都と呼ばれています。出身候補としてはイタリアのヴェネチアもありましたが彼女の性格的に前者のほうがしっくりきたのでそのようにしました)

アスピリディオンはエクワドル

(ガラパコス諸島のゾウガメが有名です。亀の守護霊にしたかったので出身も合わせました)

ラーティクはロシア

(フクロウの分布が日本、ロシアの南部、ヨーロッパに少ししかありませんでしたので日本人を余り増やしたくなかったのでロシアにしました。名前の父称であるイヴァノヴィチは雷帝とよばれたイヴァン4世から名付けています)

ヨハンナはギリシャ

(キマイラの出典はギリシャ神話です。キマイラ呼びもギリシャ語からですね。キマイラは元ネタでも女の子でした。スフィンクスも同じです。スフィンクスの父親はオルトロス母はエキドナです。キマイラちゃんの母もエキドナですので、オルトロスとエキドナは近親相姦というギリシャ神話おなじみのものです。ゼウス撲滅会議についてはキマイラちゃんの父親テューポーンとゼウスが対立し激しい戦いの末敗北した事に由来しています。父親の仇うちという訳ですね)

アーリフはエジプト

(ピラミッドとスフィンクスがあるのはエジプトです。苗字のカフラーですがその有名なスフィンクスの顔のモデルがファラオであるカフラー王と言われているためそのようにしました)

次はNo.3「火の寮」をお送りします。


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