もののけごよみ
廻る季節と、日常不可思議。桜と通勤バス、夏祭りの杜、秋の縁側――すこし奇妙なできごとはすぐそばに、そして日常に。たとえば、化け狐が絵本を持って家に乗りこんできたり、時系列がねじれている家の住人達は本の感想を述べあったり。日本の四季と読書を愛する人におくる和風ファンタジー連作短編。
立春:狐と絵本
2010/08/17 06:00
春分:桜を愛するサラリーマンと通勤バス
2010/08/18 06:00
春分:通勤バス、その後
2010/08/19 06:00
清明:犬と噂話(または<贋作・(竹)藪の中>)
2010/08/24 06:00
夏至:古家の住人Ⅰ
2010/08/25 06:00
大暑:狐と夏祭り
2010/08/26 06:00
お盆:迎え火
2010/08/30 06:00
処暑:死に水取り
2011/11/26 07:52
白露:古家の住人Ⅱ
2010/08/31 06:00
霜降:古家の住人Ⅲ
2010/09/01 06:00
立冬:山茶花の掌
2010/09/07 06:00
小寒:狐と絵本、ふたたび
2010/09/08 06:00