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レイド 宿屋①
待っていてくれた読者の皆様申し訳ございませんでした。
随分遅れてしまいましたがあけましておめでとうございます。m(_ _)m
年を明けてから色々とありましたね…
コンコン
「お食事のお時間です」
扉がノックされて扉の向こうからシオナさんとは違う低い中性的な声が聞こえた
「はい」
扉を開けると黒い肌とは対象的な長い白い髪をなびかせ吸い込まれるような赤色の瞳の人が立っていた
(この人…ダークエルフか?)
白い髪からとんがった耳が見えた。でも確かダークエルフは絶滅したはず…見つかっても国に保護されるはずだ。
「ご主人からの伝言です。『準備ができました』と」
「わかりました…」
ご主人…この国では奴隷は禁止されているが、たまにちらほら違法奴隷がうろついている事がある。
本当にこの国は治安が良いとはいえない
「ジェイド、いこう」
「了解しました」
チコをおいて俺たちは階段を降りた。