レイド 宿屋につく
今回は少し短めです
「ここが『月の狼』か」
「質素な宿ですね」
「まぁ、中級地域だしな」
とジェイドと会話をしながら扉を開けるとそこには笑顔の女性とがたいのいい男性がいて、店の中の雰囲気はとてもいい。
「いらっしゃい!ようこそ『月の狼』へ!」
と女性が笑顔で近づいてきた
「『月の狼』のシオナです!お泊りですか?」
「二人部屋ってありますか?」
とクロエがシオナに聞くとシオナはがたいのいい男性の方に振り向き男性は『こくっ』とうなずいた
「えーと…はい!一つだけ開いております!」
「それじゃぁそこでお願いします」
「了解しました!そこの階段を上って左側のお部屋です!晩御飯になったらお呼びしましょうか?」
「お願いします!」
階段を上り左側の部屋のドアを開けるとそこにはベットが二つありトイレや洗面所があるが風呂はなく、タオルなどを濡らし体をふく
「はー…やっと休める」
「…」
クロエはベットに飛び込んで枕に顔をうずめながら足をバタバタをしていて、ジェイドはクロエのベットにいるチコをつんつんしている。
(あの人…肩にいたチコのこと見てたよな…)
そう。はいってきたときに男性がこちらを向き一瞬だけ狂気に満ちた笑顔をしていた
「…『―-―-―-』」
「クロエ様?」
「いや、何でもないよ。それより夕飯楽しみだな。」
「毒でも入っていたらあいつらの頭を…」
「ははは‥」
俺たちはそんな会話をしていたが、少し気づいていた。うっすらと感じる殺気に