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レイドとセイン

昨日に投稿すると言っておりましたが腹痛でPCを開くことが出来ませんでした。

待っていた読者の皆様申し訳ございませんでした。

「で、お前ら夜どこで寝るつもりだ?」

「え?」

「『え?』って‥もう夕方だぞ」

「えっマジで!?」

「はい。そろそろ日が沈んで真っ暗になりそうです」


とジェイドが外を確認するために開けた窓から肌寒い風が入ってきた


「少し寒いな」

「⁉失礼しました!」


バンッ!と勢いよく窓を閉めたせいで少し窓にひびが入っていた

前から「修理費…」と聞こえたのは気のせいだろう


ジェイドはこの窓以外にもここのドアを破壊していた

その証拠にドアノブがテーブルの上に置いてある…


(まぁ少し可哀そうだから金貨一枚だけやるか)


と金貨を一枚座っている椅子の上に置いておいた


それよりどこで寝よう。

実際俺とジェイドは寝なくても生きてはいけるだから

「その辺で野宿するか…」

「やめとけ。ここら辺じゃ盗賊がうじゃうじゃいるし、今のお前の体だと余計に狙われるぞ」


と指してきたので考えてみたら今の俺の体は、未成年の女の子ぐらいの体。ロリと言えるぐらいの見た目だ。

確かにこれぐらいの見た目だったら狙われやすいからな。普段から注意しておかないと


「…まぁ、その大きさだったら狙われないか。」


胸を見ながらボソッと呟いたセインの言葉をクロエ(レイド)は聞き逃さなかった


「ちょっと!?どこ見ながら言ってんだよ!レディに言っちゃいけない言葉ランキングTOP10に絶対は言ってる言葉だぞ!」

「中身男だろ」

「確かにそうだけど…」


と胸をペタペタ触りながらしょぼくれていた


ん?今は女の子ぐらいの見た目と言う事はこれぐらいが平均なのでは!?


「うんうん」

「何笑いながら自分の胸触ってんの…」


とセインは若干引いている

そして後ろを振り返るとジェイドは笑顔で保護者の顔をしている。その笑顔がなぜか怖い。


「セインなんかいい宿知らない?」

「知らないわけないだろ。俺はここのギルドマスターだぞ?ここら辺にあるいい宿ぐらい知ってる」

「さすがギルドマスター!」


ぱちぱちとクロエ(レイド)とジェイドの拍手を少し照れくさそうにうけとりながら、本棚でなにかの本を探してるようだった


「えっと…あった」


セインが出してきたのは中級地域の地図だった。


この国は上級地域、中級地域、下級地域に分かれている

上級地域は王族の血をひくものが城の中に集まる。

ここには俺が仕えていた王子達もここにいる

伯爵や公爵などの貴族は王族の招待状をもって城の中に入れるが一般人は国王の許しが無い限りは入れない。


中級地域は商人や農家、冒険者などの人たちがいる。

普通の暮らしが出来て一番平和…でもないが上級や下級よりは平和だ


下級地域は罪人や今の技術では治せない病にかかった時に下級地域に流れ着く。

ここには一回行ったことがあるが、やはりいいところではない。


この国の地域の仕組みこんな感じだ


「今いるのがここだろ?角を左に曲がってまっすぐ進めば『月の狼』につく」

「かなり近いんだな」

「近いから冒険者に人気なんだ」

「へー」

「一様地図は渡しておく」

「ありがとうございます!」


と渡された地図にはメモが書いてあった


それからセインにギルドの扉の前まで送ってもらった


「ありがとうな!いろいろ教えてもらって」

「いやいや、そいつの暴走を止めてくれたからな」

「…チッ」

「まぁまぁ‥」


イラついたようにものすごい顔で舌打ちをして魔法を使いそうなジェイドをクロエ(レイド)が抑えてセインはその光景を見て「ハハハッ」と笑っていた


「それじゃぁ『また明日』!」

「あぁ『また明日』」


と走っていくクロエ(レイド)たちが見えなくなるまでセインは手を振っていたのだった。


☆彡   ☆彡   ☆彡


「ギルマスにも春がきましたねぇ」

「ねぇ。とても楽しみねぇ」


と陰からセインのことを見ていた受付嬢たちを中心に受付嬢の間で「ギルマスの未来の恋人」とい噂話が広まっていくのだった

次は11月15日に投稿します!

嬉しい事にブックマークが増えて嬉しさのあまり叫んで喉がグッバイしてものすごく痛いデス。

ブクマ、いいね、コメントよろしくお願いいたします。

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