7話 元パーティーが崩壊しました(ざまぁ回)
ボブが軍団長に成り上がったころ、元パーティー「砂漠の剣」のメンバーも他の城攻めに参加してた。
しかし彼らは大苦戦してた。
「敵の城壁が固すぎて突破できねえ!」
「くそ、こんなときボブがいれば破城槌で突破できたのに!」
リーダーの勇者ダンとサブリーダーの戦士トムが言った。
忍者のリンダがなんとか城内に忍び込んで城門を開けた。
「よし、このまま一気に突破するぞ!」
ところが城内から敵が出てきて押し返された。
魔法使いのジェシカが言った。
「くそ、こんなときボブがいれば地引き網でとらえられたのに!」
なんとか侵攻してったが立てこもられた敵に苦戦した。
リンダが言った。
「くそ、こんなときボブがいれば一酸化炭素で中毒にできたのに!」
ダンは思った。
実はボブは最強だったんじゃないか!?
そこでダンはボブが参加しているという軍団の方へ行った。
すると軍団長の乗る馬車にボブが乗ってた。
「ぼ、ボブ様!」
ダンが土下座して言った。
ボブが言った。
「久しぶりだなリーダー。どうしたんだ?」
「そ、その、どうかパーティーに戻ってきてくれませんか?」
土下座したままダンが言った。
「ふん、今頃言われてももう遅い。お前らは勝手に落ちぶれてろ」
「そ、そこをどうかお助けあぶばばば」
軍団員に押しのけられてダンは道路わきの溝に落ちた。
ボブはそのまま拠点に戻っていった。