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みなしごとしての幸せ  作者: CORE-失踪P-
11/12

ありがとう。きっとまた会えるよね。

生放送96猫さん、見ながら書いてる。

「う”…」

わからない…わからなきゃいけないの?


気になる。


「ね…質問…い?」

「体調が優れないようですわね…いいですわ、どうぞ?」

「好きって、なに?愛って…なに?」


わからない。理解できない。

「理解したい?」

「え…」

「あなたは、好きを、愛を、人の考えのまま理解したいですか?」

そんな…

ボクは、ボクの考えがいいよ!

でも…

でも…

「…よ…」

「え?」

「わかんないよ!!!」

「…!?」

「ボクは、自分の思ってることもわかんないのに、わかるわけないよ!!!!」

理解できない!理解したくない!

気づいて、ティアスにそんなこと言って…ボクなんかが…!!!








わかっちゃった。





なんでこんなに苦しいのか




なんでこんなに帰りたいのか





「っ…あなたは…」

「もういいよ、ありがとう。」

ありがとう。

気づかせてくれて。

わかっちゃったから。

わかってしまったから。


「じゃあね」


ボクの、魔力のナイフ。

首に向けて。

2度と彼女(ティアス)に会えないように。

2度と戻らないように。

2度と愛を理解できないように。

首に刺そう。

消そう。ボクを。

今、ここで。

「まっ…」

「止めなくていいよ。」

ボクは、自分で、選んだんだから。

自意識過剰でも構わない。

いつか死ぬんだ。

自分で死んだ方が楽だ。




ティアス、会いたかった。












「ありがとう。」

おねがい、わかって?

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