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第七話 レオナ姫

読んでくれている方々いつもありがとうございます。


今回殆どストーリーは進んでませんσ(^_^;)

な、何だ!?馬車からお姫様が降りて来たと思ったら、いきなり俺に抱きついてこ、子作りしようだって!?


ふにふにと

気持ちええもの

当たってる

by悠斗


理解が追いつかなくて堪らず一句読んじまったじゃねーか!

このお姫様、今も俺にくっ付いているよっ

色々と当たってるよっ柔らかいよっ

ダメだダメだ!落ち着け俺!ビークールビークール……


ふにふにふにふに


無理!童貞にはこれは無理ゲーですわ!

しかもこのお姫様「えへへ〜」なんて言いながら猫耳ピコピコさせてるよ!大人っぽい見た目から反するデレだよ!!ギャップ萌えだよ!!!


「あ、あの〜誰かと間違えてるのでは無いでしょうか?」

「ふふんっ!私がそんな事する訳が無いだろう!もう私はお前にメロメロなのだ!」

「俺初めて貴方に会ったと思うんですけど……」

「そうだなっ初めましてだなっ一目惚れだ〜」

「ひ、姫様!いきなりどうなされたのですか!?」


とここで今までのやり取りをポカンと見ていた親衛隊の内の一人らしきナイスミドルな犬耳男が、混乱から一足早く回復したのか焦った様子で近づいて来た。


「うむ!マールトン、私はこの男と結婚するぞ!」

「な、何を仰るのですか!?その様な名も知らぬ得体の知れない男と結婚するですと!?」


いやはやごもっともですよ、犬耳さん。俺も一国のお姫様が何処の馬の骨とも分からない男に求婚するなんて聞いたことがありませんよ。


「うむ、確かに名前を聞いていなかったな。名前は何というのだ?」

「えっ如月悠斗(きさらぎゆうと)って言います」

「キサラギと言うのか?珍しいが良い名前だ〜」

「あっ如月が名字、ファミリーネームなんですよ」

「ではユートと言うのだな?かっこいい名前だな!私の名はレオナ・ティグル・ロワレーヌと言う。年は今年で18になる!」


名前をこんなにべた褒めされたのは生まれて初めてだよ……それにこのタイミングで自己紹介かよ。


「どうだマールトン!名前は分かったぞ、私はユートと結婚する!」


レオナ姫はε-(^ω^ )こんな表情でドヤ顔をしながら再び宣言した。


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