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文字置換で暗号化~異世界魔法帖、侍魔法創世記【表装】。俺が作り出した侍魔法言語は最強で、もはや解析不可能に近い~  作者: 喰寝丸太
第6章 ウンターヴェルト編

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第26話 霊能力者にはなれない

「かなり、苦戦してるじゃないか」


 レスティガーの声。


「余裕だよ」


「アンデッド対策が手薄だな。やせ我慢はよせ」

「お経魔法より強力な魔法を俺は知ってる。だが、切り札は隠すものだ」


 はったりだが、言うだけなら無料。


「どうだかな? まあ、いずれ判る」

「勝手にしろ。……」


 こいつの千里眼と伝心を見抜かないとな。


「何を考えている?」

「もしかして、ここを偵察してる魔法って幽霊を使ってるのか?」


「はははっ、的外れも良い所だ」


 台詞が棒読みなんだよ。

 演技が丸わかりだ。


「【文字置換】」


――――――――――――――――――――――――

文字置換スキル


┌────────────────────┐

│侍魔法言語パターン2         ▼│

└────────────────────┘


 【chanting sutras】


[♯]


 【かっ、ぬかった…… まだ再起を期すことは可能ぞ…… やるのう。ここからじゃ。そりゃ!! よし、戦で解決じゃ!! 茶器!(驚) 茶器を贈り、戦を収めるのだ!(驚) むっ…… 嫌なら返上してもよい…… 酒。(笑) 慰みぞ(笑) 茶器!(驚) 恩賞じゃ、与える(驚) 合戦だ!! うぬら、気が早いぞ!! [幕]お主? 何奴? 馬じゃ!(驚) 早馬じゃ、急げ!(驚) むっ…… 嫌なら返上してもよい…… もらった!! 暗殺などにやられるわしではないわ!! そりゃ!! 掛かれ、勝利目前ぞ!! お主? 裏切ったのか? 】

――――――――――――――――――――――――


 無詠唱で魔法を行使。


 観自在菩薩、行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄、舎利子、色不異空、空不異色、色即是空、空即是色、受想行識亦復如是、舎利子、是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減、是故空中、無色、無受想行識、無眼耳鼻舌身意、無色声香味触法、無眼界、乃至無意識界、無無明、亦無無明尽、乃至無老死、亦無老死尽、無苦集滅道、無智亦無得、以無所得故、菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、心無罣礙、無罣礙故、無有恐怖、遠離一切顛到夢想、究境涅槃、三世諸仏、依般若波羅蜜多故、得阿耨多羅三藐三菩提、故知般若波羅蜜多、是大神呪、是大明呪、是無上呪、是無等等呪、能除一切苦、真実不虚、故説般若波羅蜜多呪、即説呪曰、羯 諦、羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦、菩提薩婆訶、般若心経のお経が聞こえた。


「何かしたか? 何も起きないが。はははっ、お前の弱点がひとつ明るみになった」


 くそっ、今度は演技してない。

 たしかに、幽霊なら、ちょっと前にお経を唱えた時点で、千里眼の魔法は解けているはず。

 そんな雰囲気はなかった。

 このまま、弱点を与えたら不味い。


「もしかして、生霊の類か?」

「外れだ! 馬鹿だなお前! はははっ!」


 今度は棒読みだ。

 しかも焦っているのか興奮してる。

 分かり易い奴だ。


 そうか、生霊か。

 そりゃ、成仏しないよな。

 対策を考えないと。


 レスティガーの声は去ったようだ。

 監視は継続してると思うが。


 もしかして、ゴレームの制御も生霊か。

 それなら、なんとなく納得。

 ただ、魂って何?

 この疑問が出てくる。


「【翻訳】」


――――――――――――――――――――――――

翻訳スキル

┌──────────┐ ┌──────────┐

│日本語      ▼│→│英語       ▼│

└──────────┘ └──────────┘


 魂を視認。


[↓]


 See the soul

――――――――――――――――――――――――


「【文字置換】」


――――――――――――――――――――――――

文字置換スキル


┌────────────────────┐

│侍魔法言語パターン1         ▼│

└────────────────────┘


 【See the soul】


[♯]


 【掛かれ!! 一番槍は誰ぞ!! む…… 戦じゃ、兵が足りん…… む…… わしもここまでか…… [幕]おー!! 出陣じゃ!! 討ち死に! 弔い合戦ぞ! む…… なんじゃ、お主か…… [幕]掛かれ!! 一番槍は誰ぞ!!  さっ、一献。(笑) 水杯じゃ、勝って祝杯ぞ、はははっ。(笑) 槍じゃ!(驚) 芸をひとつ。(驚) いかん退け…… 恩賞分の働きを期待しているぞ…… 】

――――――――――――――――――――――――


 無詠唱で魔法を発動。

 やはり、失敗。


 原理が解らないから、無理はない。

 あるなら、俺も持っているはず。

 体の中を隅々まで意識するが無理。

 だよな、地球でやっても一般人には無理。

 魂を自覚するなんてできない。


「【翻訳】」


――――――――――――――――――――――――

翻訳スキル

┌──────────┐ ┌──────────┐

│日本語      ▼│→│英語       ▼│

└──────────┘ └──────────┘


 第六感を会得。


[↓]


 Gain a sixth sense

――――――――――――――――――――――――


「【文字置換】」


――――――――――――――――――――――――

文字置換スキル


┌────────────────────┐

│侍魔法言語パターン3         ▼│

└────────────────────┘


 【Gain a sixth sense】


[♯]


 【甲冑!(驚) どうじゃ、見事であろう、そちにやる!(驚) ザシュ(斬撃)…… その方が謀反を企んでいることは知っておる…… 城!(驚) 抜け穴から攻めて来たのじゃな!(驚) 年貢。そちの好きにせい、任す、上手く差配せよ。[幕]ザシュ(斬撃)…… みなの者、根切りじゃ…… [幕]おのれ…… 謀ったな、だが毒が少ないぞ…… 城!(驚) 抜け穴から攻めて来たのじゃな!(驚) 乾杯じゃ!(笑) 南蛮の酒ぞ、味わえ!(笑) くっ…… くくくっ…… ういやつ。(笑) その方に任せた……(笑) [幕]おのれ…… 謀ったな、だが毒が少ないぞ…… く…… なんのこれしき…… 年貢。それが理由の恨みか。おのれ…… 八方ふさがりの四面楚歌じゃ…… く…… なんのこれしき…… 】

――――――――――――――――――――――――


 無詠唱で魔法を発動。

 また、失敗。

 第六感を簡単に会得は無理。

 原理を知らないからな。

 気とかそういうのを感じたことなどない。


 解るかよ!

 解ったら、霊能力者になって、日本で荒稼ぎしてるよ!


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