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文字置換で暗号化~異世界魔法帖、侍魔法創世記【表装】。俺が作り出した侍魔法言語は最強で、もはや解析不可能に近い~  作者: 喰寝丸太
第6章 ウンターヴェルト編

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23/46

第23話 冷気

「わしはテーテンクンスト序列9位のウンターヴェルト」

「下の方から順番に出てくるのは頭悪いだろ。俺なら序列3位ぐらいを出すと思う」


 岩のがれきから、生還して、ちょっと経ったら連戦かよ。

 疲れてもいないし、魔力もまだ余裕がある。

 敵は黒い布で頭と顔を巻いている。

 見えるのは唇と目だけだ。

 声から推測するに年寄りだな。


「わしもそう思うが、下っ端のつらさよ。行けと言われたら従うしかない」

「だから組織は嫌なんだ」


「気が合う奴だが、殺せと命じられているからな。悪く思うなよ」

「お前は殺し屋だから、依頼を受けたら、仕方ない」


「【……】」


 ウンターヴェルトは魔法を小声で唱えると、離れた場所に退避。

 土がぼこぼこして、鎧姿の人型が多数現れた。

 地面の中で、呼吸するのは大変だ。

 俺なら可能だが、こういう殺し屋はソロが多い。

 おそらくゴーレムだな。

 同じ手では来ないだろうから、音攻撃ではないな。

 先手必勝。


「【文字置換】」


――――――――――――――――――――――――

文字置換スキル


┌────────────────────┐

│侍魔法言語パターン5         ▼│

└────────────────────┘


 【super gravity】


[♯]


 【愉快!(笑) あ奴が死んだ!(笑) 何故じゃ…… それはその方が傾いておらぬからじゃ…… 遅参じゃな。(笑) 影武者、大儀であった。(笑) あ!! この石は全部死んでおるな!! 苦境…… なんとか持ちこたえるのじゃ、援軍は来ようぞ…… [幕]ボーボーボ(ほら貝)♪ 攻撃じゃ、太鼓を鳴らせ、ドンドンドン(太鼓)♪ 苦境…… 悪き報せじゃな…… ぬぬっ…… これはいかん、臆病風ではないぞ…… 火薬じゃ。火薬の匂いじゃ。斬れ!! 諫言なぞ斬り捨てよ!! ふん!! 鉄砲構え、撃て、敵方は総崩れじゃな!! 一騎奮戦!! ぼやぼやしておると、手柄を全部持っていかれるぞ!! 】


――――――――――――――――――――――――


 登録しておいた超重力魔法の英語を変換。

 無詠唱で起動する。

 ゴーレムは全部潰れた。


「くっ、寒い」


 ガチガチと俺は歯を鳴らした。

 冷気攻撃?

 気温を下げての攻撃は、力場では防げない。

 凍死を狙っているのか?

 体を温めないと死ぬ。


「【翻訳】」


――――――――――――――――――――――――

翻訳スキル

┌──────────┐ ┌──────────┐

│日本語      ▼│→│英語       ▼│

└──────────┘ └──────────┘


 空気を暖める。


[↓]


 Warm the air

――――――――――――――――――――――――


「【文字置換】」


――――――――――――――――――――――――

文字置換スキル


┌────────────────────┐

│侍魔法言語パターン3         ▼│

└────────────────────┘


 【Warm the air】


[♯]


 【不満じゃ。この者たちも、揃いも揃って能なしじゃ。ザシュ(斬撃)…… 困ったら斬る…… 家中(かちゅう)! 獅子身中の虫など、斬ってしまえ! 温泉。(笑) いま、湯あみから上がる、しばし待て。(笑) [幕]くっ…… この屈辱いつか晴らしてくれよう…… ういやつ。(笑) その方に任せた……(笑) く…… 愉快過ぎて、片腹が痛い…… [幕]ザシュ(斬撃)…… みなの者、根切りじゃ…… 城!(驚) 抜け穴から攻めて来たのじゃな!(驚) 家中(かちゅう)! 褒美に家来にしてほしいのか! 】

――――――――――――――――――――――――


 無詠唱。

 空気は温まったが、寒い。

 歯のガチガチ言うのが止まらない。


 この攻撃は何だ?

 体の内側から寒いのか。

 体内に冷気を送り込まれた。

 もしくは熱が出た。


「【翻訳】」


――――――――――――――――――――――――

翻訳スキル

┌──────────┐ ┌──────────┐

│日本語      ▼│→│英語       ▼│

└──────────┘ └──────────┘


 自分の体温を測る。


[↓]


 Take your own temperature

――――――――――――――――――――――――


「【文字置換】」


――――――――――――――――――――――――

文字置換スキル


┌────────────────────┐

│侍魔法言語パターン1         ▼│

└────────────────────┘


 【Take your own temperature】


[♯]


 【おー!! 出陣じゃ!! ふむっ。気を引き締めよ。一揆じゃ!! ふむ、これも計算のうちよ!! む…… 戦じゃ、兵が足りん…… [幕]なんと、間者? そうかその方であったか? さっ、一献。(笑) 敵状の諜報、大儀であった。(笑) 槍じゃ!(驚) 芸をひとつ。(驚) 謀反だ!! 褒美を渡したというのにのう、気に入らなんだか!! [幕]さっ、一献。(笑) みなも飲め、宴ぞ(笑) そりゃりゃ!! 面白い芸よな!! 天下。(笑) この戦いで天下が近くなったわ!(笑) [幕]おー!! 出陣じゃ!! む…… 戦じゃ、兵が足りん…… ドンドン(太鼓)♪ 死しても本望よ…… ♪ 武者じゃな! くつわを並べて、いざ参ろう! む…… なんじゃ、お主か…… 謀反だ!! こんな時にか、これも奴の策か!! ふむっ。気を引き締めよ。おー!! 内政など知らん、戦じゃ!! 槍じゃ!(驚) 敵なぞ、串刺しにしてくれるわ!(驚) 謀反だ!! 褒美を渡したというのにのう、気に入らなんだか!! む…… 戦じゃ、兵が足りん…… 】

――――――――――――――――――――――――


 無詠唱で起動。

 体温が低下している。

 発熱ではない。

 体内に冷気をぶち込まれたに違いない。


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