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愛してなどおりませんが  作者: 仲村 嘉高
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20/31

20a:お前は俺を愛してるだろう?

 



 フーリーはアメリアを見つめる。

 アメリアもまた、いつものようにフーリーを見つめた。

 優しい微笑みを浮かべて。


「アメリア。アメリアは本当はアルフィーと結婚したくないんだろ?」

 フーリーの言葉に、アメリアは緩く首を振る。

「私は王妃になる為に生まれて来ました。王太子と婚姻を結ぶのは当然の事なのです」

 微笑んで言うアメリアが、フーリーには悲しげに見えた。



「アメリア!素直になるんだ!お前は本当は俺と結婚したいんだろ?!」

 フーリーの問いに、アメリアは反応しない。

「なぜ、私がフーリー様と結婚したいと思っている等と思われたのでしょう?」

 それどころか、逆に問い掛けてきた。


「なぜ?何故も何も、お前は俺を愛してるだろう?」

 当然のように言うフーリーを、その場に居た皆が信じられないモノを見る目で見た。



「逆に問いたい。なぜフーリーは、アメリアに愛されていると思ったのかを」

 アルフィーが素直に疑問を口にする。

「婚約者として交流したのは、学校が始まる3ヶ月前から。しかも2ヶ月目からはミア子爵も一緒だったと聞いている」


 フーリーはウッと言葉に詰まるが、すぐに反論する。

「それでも!アメリアは俺が何をしても笑って許してくれた!それは俺を愛してるからだ!そうだな?アメリア!」

 フーリーは必死にアメリアに訴えた。

 アメリアに「フーリーと結婚したい」と言わせないと、王家には残れないのだ。


「あの、フーリー様」

 アメリアに笑顔で名前を呼ばれ、フーリーも笑顔を返す。

「何だ!」


「なぜ、たったそれだけの理由で、私に愛されていると思ったのでしょうか?」


「は?」

 フーリーの顔が間抜けに固まった。 




いつもお読みいただき、ありがとうございます!

そしてブクマ・★★★★★評価もありがとうございます(*^^*)

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