表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛してなどおりませんが  作者: 仲村 嘉高
version.a

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

17/31

17a:謝恩パーティー ※ここからカクヨム(version.b)とは内容が違います。

 



 フーリーとミアが会場に入ると、他の卒業生達の視線が集まる。

 未来の王妃よ!挨拶に来なさい!

 ミアはそんな風に思ったが、誰も側には寄って来なかった。


 学校の講堂で謝恩パーティーは開かれる。

 卒業生が保護者に感謝をする場なので、卒業生達は各々(おのおの)勝手に会場に入る。

 大抵の卒業生は、両親と共に来場していた。

 それは王族であっても変わらないはずなのだが、二人はそれすら知らなかった。


 予想と違う周りの反応に、ミアだけでなくフーリーも不機嫌になっていると、会場がワッと湧いた。


 何事かと入り口を見ると、アメリアがアルフィーと会場に入って来たのだった。

 その後ろには国王と王妃と側妃、そしてアンダーソン公爵夫妻とパーソン伯爵が居た。


 国王はフーリーに気付くと「何だ、来ていたのか」と呟いた。




 恙無(つつがな)くパーティーは進んだ。

 家族との交流や恩師への挨拶なども終わり、場が落ち着いてきた頃。

 王族とアンダーソン公爵家が舞台上に上がった。


 驚いたのは、舞台下でそれを見上げたフーリーとミアだ。

 二人は舞台へ行こうとしたが、フーリーは王宮の護衛に、ミアはロバーツ・パーソン伯爵に止められた。


「おにい様、離してよ!」

 ロバーツの腕を振り払おうとしたミアは、突然ロバーツに頬を張られた。

「子爵が不敬な」

 いきなりの暴力に、ミアは泣き叫ぶ。

「子爵って何よ!私は公爵令嬢で、あなたは兄でしょ!?」

 ロバーツはミアの手を離し、溜め息を()いた。


「アンダーソン子爵、貴女は昨日までは未成年で公爵家の庇護下にありました。今日からは成人で、アンダーソン子爵です。女性でも爵位が継げる国で良かったですね。隣国なら貴女は平民だ」

 ロバーツの説明に驚いたのはミアだけでは無い。

 フーリーも同じように呆けていた。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
ちゃんと管理して、維持してくれた公爵は大したもの(゜ー゜)(。_。)ウンウン
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ