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愛してなどおりませんが  作者: 仲村 嘉高
 

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16/31

16:エスコート




 朝にアメリアの言っていた意味を公爵夫妻が理解したのは、屋敷にフーリーが来た時だった。

 慌てて執事が公爵夫妻を呼びに行った。

「フーリー殿下、なぜ公爵家に?」

「ミアを迎えに来たのだ。アメリアも連れて行ってやろう」

 偉そうに言うフーリーに、公爵夫妻の顔が曇る。


「アメリアはこちらには居りません。何も聞かされていないのですか?」

 フーリーの言葉に返事を返したのは、ロバーツだった。

「どうせロバーツ公爵子息がエスコートするのだろう?」

 馬鹿にしたように言うフーリーに、ロバーツが冷ややかな視線を向ける。

「私は、ロバーツ・パーソン伯爵ですが」


 高位貴族の嫡男は、成人してから本家を継ぐまでは、家が持っている他の爵位を名乗るのが通例だった。

 いつまでも親の庇護下の子息でいたら、他の貴族に相手にされないからだ。


「なんだ!公爵家から出されたのか!ハハッ!何をやらかしたんだ」

 高位貴族の儀礼すら知らないフーリーに、王宮での彼の立場を知った。



「フーリー!お待たせ!」

 ドレスをたくし上げ、ミアが階段を駆け下りて来た。

 もう誰も注意しない。

 彼女は成人しているからだ。


 フーリーにエスコートされ馬車に乗り込もうとしたミアに、アンダーソン公爵が声を掛ける。

「ミア嬢、弟夫婦と暮らしていた(やしき)は覚えているかね?」

「あ、はい。郊外の小さな家ですよね?」

「覚えているなら良かった。掃除はしてあり、住めるようにはしたから、後は自分でやりなさい」

「はい……?」

 ミアは返事はしたが、意味を理解していなかった。


 馬車の中で「売って金にしろって事じゃないのか?」とフーリーに言われ、「王家に嫁ぐのに色々用意しなきゃですもんね!」と納得した。




ブクマ・★★★★★評価、ありがとうございます!

次話からルートが分かれますので、よろしくお願いします

結末(ざまぁ展開)は同じなのですけどね(*^^*)

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ぅわーww ダメすぎるww
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