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愛してなどおりませんが  作者: 仲村 嘉高
 

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11/31

11:第一王子と第二王子(入学式)




「おねえ様、ごめんなさいね」

 アメリアの見ている前で、ミアはフーリーにエスコートされながら馬車に乗り込んだ。

「お前は、後から公爵家の馬車で来るが良い!」

 フーリーは、馬車に乗り込む時に、そうアメリアに声を掛けた。


「はい。かしこまりました」

 アメリアは笑顔で馬車を見送った。

 その時に、アメリアの護衛と侍女が顔を見合わせて頷き合っていた事を、フーリーは知らない。



 入学式に婚約者以外を伴って現れた第一王子を、保護者達は冷めた目で見ていた。

 少し遅れて、アメリアが兄であるロバーツと到着すると、保護者達は挨拶へと寄って行く。

 フーリーは既にミアと共に会場へ入っていた為に、その光景に気付かなかった。


 詳しい事情を知らない生徒達は、フーリーとミアが二人で居ても誰も咎めなかった。

 本来は入学と同時に付く側近も、当日に辞意を示してきて、後任が決まっていない。



 入学式の挨拶は、第一王子が行うはずだったが、当日まですっかり忘れていたフーリーは、第二王子のアルフィーに直前で押し付けた。

 学校側は王族に文句を言えるわけもなく、その場で了承するしかなかった。


「アルフィー殿下、素敵なあいさつでした」

 入学式の後、アメリアはアルフィーに声を掛けた。

 婚約者()()として、当たり前の行動であった。


 これは不貞では無く、王家から結婚が本決まりになるまでは、アルフィーとも交流するように言われていたのだ。

 まだ王家は、王太子を決めかねていた。



「ありがとうございます、アメリア様。ところで、朝はフーリーと一緒に来なかったのですね」

 アルフィーの問いに、アメリアは「はい」と笑顔で答えた。

 特に何も感じていないその笑顔に、アルフィーも笑顔を返した。




いつもお読みいただき、ありがとうございます

明日から、更新時間を朝6時10分に変更させていただきます

よろしくお願いします(*^^*)

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