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異世界のチートな萬屋店長~一寸神アナザーアフター~  作者: 秋華(秋山華道)
東海林編
41/64

ルペンからの犯行予告!久しぶりに魔導具作り!

陰謀論とは厄介なものだ。

厄介な理由はいくつかあるけれど、一つはハッキリとさせる事ができない所だ。

悪魔の証明だったり、シュレディンガーの猫だったり、ゲシュタルト崩壊の如く語り継がれてゆく。

なのに陰謀論そのものは、誰でも簡単に生み出す事が可能だから更にたちが悪い。

しかも必ずしも嘘ばかりではなく、騙す為に本当の事が含まれていたり、偶に本当の陰謀だったりもする。

だけれどもその解明には時間や労力、お金が半端なくかかる事もあり、放置したり無視するのが一般的対応となっていた。

そんな陰謀論に少し似ていると感じるものがある。

それは『犯行予告』だ。

予告する方はただ伝えるだけだから楽だけれど、それに対応するとなると陰謀論同様大変になる。

それでも陰謀論とは違って、全てにしっかりと対応する事になる。

その差はなんだろうか。

可能性という面では一概には言えないけれども、日本の状況から考えればそんなには変わらないだろう。

それでは何が対応に差を作っているのだろうか?

それは犯行予告の場合、時がくれば結果が確実に出るからだと思われる。

どちらも放置していれば大変な事になる可能性は変わらないんだけどね。


午前中にはなんとかハンミョウの町を出た。

町の人々からのお礼攻撃に、萬屋ぼったくり一同正直もうクタクタだ。

それでも旅立てば、皆元気を取り戻した。

「芸能人って凄いんだお。みんなにチヤホヤされるのはとてもしんどいんだお」

確かにな。

ああいった注目を集める職業ってのは、やっぱり選ばれし者がやる為にあるのだと思う。

俺たちみたいなパンピーでは常にSAN値がピンチだ。

いや、『俺たち』と一括りにするのは問題があるな。

パンピーでないのもいるし、全く気にしていないのもいる。

猫蓮は一応貴族でパンピーじゃなかったよ。

そんな事を考えながらも、歩き続ける事で気がつけば『コガネの町』に到着していた。

「何か感想を言うべきなのでしょうか?」

「普通‥‥」

「外から見た限り、何処にでもありそうな町よねぇ~」

コガネの町を見ても、特に感想は何も出てこなかった。

しかし中に入ると、それなりに思う事はあった。

「この町では普通みたいだな」

陽蝕の言う通り、特に歓迎される事もなく普通なのがまずは思う所か。

俺個人の感想でいえば、少し町のあちこちから設置型フィールド魔法に使われているであろう宝石の魔力も感じられた。

これはハンミョウの町で防御用結界の為のフィールド魔法設置に携わったからだろう。

今まで気づかなかった所に気がつくようになっていた。

それからじっくりとい見れば、この町もやはり人々は穏やかそうだった。

それともう一つ。

「この町は金持ちが多そうだぜ?」

「そうねぇ。少し大きめの家が並んでいる気がします」

「羨ましいであろう。でもミィたちも昨日から大金持ちになったので、こういう家に住む事も可能であろう」

雪月花たちが言う通り、少し金持ちが住む町って感じだ。

東京で言えば広尾とか自由が丘、大阪で言えば天満とか南森町といった所か。

とは言え俺たちも、こういう生活が可能なくらい稼がせてもらったんだよな。

怠け者のニートやヒッキーなら、おそらくもう何もせずに節約して暮らして行くに違いない。

でもこれだけ稼ぐ事ができたのは、皆が俺たちを必要としたおかげだ。

ならば今後も求めがあれば働かなければならない。

それが人間社会に生きる人の義務だからね。

何にしても俺たちは、特に何事もなかった事にホッとしつつ、冒険者ギルドへと向かった。


冒険者ギルドへと到着し中へ入ると、早速人が集まってきた。

町の人たちには知らされていなかったようだけれど、冒険者ギルド職員は当然萬屋の事も知っているし、冒険者もその多くが情報を持っているようだった。

「十人の冒険者パーティー。アレがおそらく萬屋ぼったくりか」

「一番小さいのが萬屋狛里って話だぞ」

「あんな可愛い子が最強なのか?」

「人は見かけで判断できないもんなんだな」

いや、人は見かけでだいたい判断できるよ。

でもこの世界はおそらく日本人神様が創った世界だ。

このような魔法世界では女の子も強いんだよね。

美少女戦士が戦うあのアニメ以降は特に狂った気がするよ。

「これだったらギルドの人にも分かるわよねぇ~」

「そうだな。だったら飯にでもするか」

とりあえずギルド職員に挨拶しに来た訳だけれど、これだけ知られていたら向こうから話しかけてくるだろう。

天冉と陽蝕はそう考えたようで、俺たちは飯を食うことに決まったようだった。

「じゃあ美味しいものを沢山食べますか!」

「うん‥‥美味しいもの‥‥大事‥‥」

「今日の旅立ちは慌ただしかったお。ゆっくり食事がしたいお」

皆周りは気にせず食事処の席へと向かった。

ハンミョウの町と比べれば、これくらいの注目は大したことがないといった感じだった。

このメンバー、割と芸能人の素質があるんじゃないかと思った。

多少注目を集める中、俺たちは普通に食事をした。

すると食べ終わる頃、ようやくギルドのマスターらしい者が近寄ってきた。

マスターは服装でだいたい分かるんだよね。

「失礼します。わたくしギルドマスターの吉田と言いますが、今少々お時間よろしいでしょうか?」

やっぱりギルドマスターか。

つか又吉田さんかーい!

ギルマスならせめて『増田』さんとかにしてくれればいいのに。

『マスター』だしね。

「構いませんよぉ~。でもここで話すのはどうでしょうかぁ~?」

周りを見ると、冒険者たちが聞き耳を立てつつチラチラとこちらを窺っていた。

よくこんな中で食事をしたよな。

みんなすげぇよ。

「そうですね。ではギルドのリビングでお話しませんか?」

「そうしましょう~」

そんな訳で俺たちはリビングへと移動した。

リビングにはソファーがいくつか置いてあったけれど、合計七人しか座れそうになかった。

そこで俺はマイチェアを四つ取り出し、ギルドマスターが座る一人掛けソファーの正面に並べて置いた。

「すみません。椅子が足りなかったようで」

「気にしなくていいですよぉ~」

マイチェアには俺と尾花、後は何故か狛里と想香が座った。

「こっちのが‥‥座り心地が‥‥いい‥‥」

「僕は見た目には騙されないのです。もう知っています」

俺の作った椅子は、見た目こそシンプルなただの椅子だけれど、気持ちのいい座り心地を追求したものだ。

流石にこの二人はよく知っている。

尤も天冉も分かっているだろうけれど、ギルマスとの話があるからね。

一番近い席に座っていた。

さて最初は自己紹介やなんでもない話でいくつか言葉をかわした後、この町のギルドでもやはり仕事の依頼をされる事となった。

「仕事はいくつかあるのですが、メインは五日後に起こるであろう事件への対処となります」

「五日後に事件が起こるのですかぁ~?」

「はい。こういう物がその現場の主である増田さん宛に送られてきているのです」

そういって吉田は一通の手紙をテーブル上に差し出してきた。

こっちが増田さんかよ。

その手紙を天冉が手にとって開いた。

何が書いてあるのやら。

誰かからの密告か、或いは‥‥。

「これは犯行予告のようねぇ~。『九日の十一時に、雀の涙をいただきに行きます。ルペン三十三世』だってぇ~」

ルペン三十三世だと!

どう考えても日本人が付けたような名前だよな。

この世界を創った時に一緒に作った主要キャラか、或いは転生者がそう名乗っているのか。

転生者の可能性も大いにありそうだ。

「はい。その『雀の涙』の持ち主である増田さんから、ギルドの方に警備の依頼が入っております」

「この犯行予告がイタズラって可能性はないんですかぁ~」

そうそう、犯行予告なんてそもそもやるだけ損だ。

そんな事をする場合、何か伝えたいメッセージがあって然るべき。

無いならイタズラと考えるのが普通だろう。

「いえ、既にこの予告はこの町で四回目なんです。そしていずれも狙われた物が盗まれています」

なるほど、既にこのルペンとやらは何度も成功させているのか。

だったら何かメッセージがあって然るべきだけれど。

「そうそう、参考になるかどうかは分かりませんが、このルペンとやらは盗んだ物の多くを何処かで換金して貧しい家庭に配っていると言います」

鼠小僧次郎吉かーい!

尤も本当の次郎吉は、貧しい者に金を配るような義賊でも何でもなかったらしいけれどね。

それに金持ちからなら盗んでも許されるってのは間違いだ。

共産主義を見れば分かるだろう。

アレは金持ちを皆殺しにして金を分け合えば、世界みんなが幸せになるという理屈だ。

でも金持ちが金持ちであるのには、才能以外にもちろん努力もあったりする。

他人よりも努力して金を多く手に入れるのは悪い事ではないはずだ。

なのに金を奪われて文句も言えないでは、誰も真面目に働こうなんて思わなくなるよ。

ただしそういう主義を支持する人間がいる事も理解できなくはないけれどね。

いくら才能があって努力をした所で、他人の十倍働く事なんてできない。

一日は二十四時間しか無い訳で、せいぜい三倍がいい所だ。

才能や運、それまでの努力を考慮に入れたとしても、それが百倍評価されるものではない。

何より人は一人では生きて行けず、大勢が協力したり消費したりするから大金が稼げるのだ。

無人島で一人暮らす人が、年間一億円相当の生産ができるかと言えば不可能なのである。

だから多少金持ちからの再分配があっていいとは思うけれど、盗みはやはり否定しなければならない。

「貧しい人を‥‥助けるのは‥‥良い事‥‥でも‥‥盗みは駄目‥‥」

自分でしっかり稼いで、困っている人を助けている狛里が言うと説得力あるよ。

こういう狛里が評価されていけば、世の中良くなっていきそうだ。

一部の人間は『素質あってのものだ』と切り捨てるだろうけれどね。

それでも自分が贅沢をするより、他人を助けられるのは立派だよなぁ。

「分かったわぁ~。狛里ちんもやる気だしぃ~。それで雀の涙とやらは宝石かしらぁ~?」

「ありがとうござます。はい希少な宝石と聞いています」

「それでぇ~その宝石が盗まれないように守ればいいのねぇ~?」

「そうですが、できればルペンを捕らえていただけると助かります」

「ではその辺りも含めて交渉しましょう~」

守ったらオッケーから捕らえる所まで引き出させてぼったくる気だな。

或いは捕らえても盗まれるって可能性が考えられるから、分けて対処する必要もある。

犯人は必ずしも一人とは限らないし。

あのアニメ作品でも仲間は何人もいたからね。

「ところでそのルペンとやらはどんな人物なんだ?名前から男のようだが、年齢や容姿の情報はあるのか?」

そうそう、その辺りも情報があるなら知っておいた方がいいだろう。

「えっと‥‥。多分男性だとは思います」

「多分?}

「はい。見た目は小さな子供なので。一部の者はルペンの事を『北都尚成』じゃないかと言っていますが、あくまで英雄の子供の頃の姿に似ているというだけのようです」

何?北都尚成の子供の頃に似ている?

皆が俺の方を見た。

「と、とりあえず捕まえよう」

「うん‥‥必ず捕まえる‥‥」

みんなの目が、俺の為に頑張ると言ってくれているようだった。

そんな訳で俺たちは、五日後にルペン三十三世を捕らえるミッションを受ける事となった。


さてしかし、五日間準備も何もない。

簡単に依頼を達成しすぎても問題があるし、俺は色々と準備をしているフリ係を仰せつかった。

他のメンバーは皆、別のクエストを受けていて楽しそうだなぁ。

「またハブられたのです」

「今回は俺が申し出たんだよ。知ってるだろ?」

「宝石を使った設置型のフィールド魔法を作るのね」

そうだ。

ハンミョウの町で沢山の宝石を手に入れたので、これを使って戦いなどを有利にできる『設置型フィールド魔法が使える魔導具』の作成を考えていた。

猫蓮に渡してある宝石四つによる設置型フィールド魔法は、魔封じの結界を張るものだ。

使い方は、宝石に魔力をためてから、それを念力などを使って四方に設置し結界を張る。

今回俺が作ろうとしているのは、百以上の宝石を使って『自力で魔力を得て半永久的に発動する』ものだ。

念力などを使って宝石を配置し、発動したらそこを俺の監視下におき『干渉地帯』とする事ができる。

この設置型フィールド魔法を、俺の建設魔法で建てた建築物とするような感じだ。

この中では、俺の仲間は皆地形効果を得て強くなれる。

町全体とまでは言わないけれど、相当広い範囲をカバーできるだろうし、これで間違いなく俺が出張らなくてもルペンは捕らえられるはずだ。

既に出張っているというツッコミは無しでお願いねw

ただ気になるのは、北都尚成ではないかと言われている所か。

子供の姿をしているようだし、俺の感覚からも本人という事はありえない。

でも何故そのような姿をしているのか。

北都尚成ではないかと言う者がいる以上、相応の能力も持っていると考えていいだろう。

チート能力を持ってこの世界に俺が来ていたとしたなら、猫蓮と同程度以上のはずだ。

つまり『高速移動』や『テレポテーション』なんかが使えると予想できる。

タイムコントロールを使う事になるかもなぁ。

効くかどうかは分からないけれどね。

それにしても五日も準備時間をくれるとは‥‥。

犯行予告は一昨日あったらしいから、厳密には七日の猶予だ。

俺たちがこの町に来る事は予想できただろうし、もしかしたら萬屋ぼったくりへの挑戦なのかもしれないな。

そんな訳でとにかく俺は、設置型フィールド魔法の完成に全力を注いだ。


そして犯行予告日の朝、それはなんとか完成した。

「ふぅ~‥‥。数が多いし初めての試みだから、思ったよりも時間がかかったな」

「ほとんど寝てないのね」

「流石に疲れたよ」

「とりあえず寝た方がいいのです」

「そうだな。昼までは寝かせてもらうよ」

犯行予告時間は十一時と書いてあったけれど、どうやらルペンが来るのは夜の十一時なのだそうだ。

これまでも全てそうだったらしい。

まあ当然か。

昼間の犯行は夜に比べて難しくなるからな。

そんな訳で俺は、昼食前まで一眠りさせてもらった。

目が冷めてみんなで昼食をとった後は、ルペンがやってくるとされる富豪(ふごう)増田の屋敷へと赴いた。

警備体制を確認し、どうやって雀の涙を守りルペンを捕まえるのか打ち合わせだ。

警備は俺たち以外にも、町の警備兵や増田の護衛使用人たちが協力する事になる。

正直監視対象が増えるのも面倒なんだけれど、俺たちだけでやって万一盗まれたりしたら洒落にならない。

お互い監視し合う意味もあり、断る事は不可能だった。

「それでぇ~、その雀の涙とやらはどれかしらぁ~?」

守る対象が分からないと守る事はできないからね。

「それはあの結界の中の物になります」

色々な物が保管されている宝物殿内。

増田が指差す先に、見慣れた物が目に入ってきた。

「木彫りの熊だと!?」

おっとついうっかり声を上げてしまった。

俺はこのパーティー内ではなるべく喋らず目立たない存在でいるのだ。

でも流石に木彫りの熊だと驚くよ。

あの中からわずかに感じる魔力を考えると、転生してきた時に萬屋で見たあの木彫りの熊と同じような物なのだろう。

つまり中には雀の涙という生きた宝石が入っていると考えられる。

木彫りの熊は、その魔力を誰にも感づかれないように抑えるアイテムのようだ。

まあ俺にはその魔力が分かるし、似たような魔力は町中でも何度か感じているんだよなぁ。

当然尾花も気がついているだろう。

つかあの時の宝石と同じような物があるのなら、俺が欲しいよ。

せめて研究させてもらいたい。

あの時は又すぐに手に入れられると思って簡単に砕いてしまったからなぁ。

とにかく今はアレが盗まれないように考えるか。

「尾花。アレが発する魔力は分かるよな?」

「当然じゃ」

仮に盗まれても一キロ圏内なら追えるな。

そして俺の作った設置型フィールド魔法もあるし、テレポテーションも一回や二回なら問題はない。

しかし俺に預けてくれれば確実に守れるのに。

異次元収納、闇の家、影の中、或いは俺の体の中に入れておく事だってできる。

そうすれば、俺自身がコントロールされるような事にならなければ、まず盗まれない。

でもそれをしないのは、色々な人がここで守っているのと同じ事。

守る人間の中にルペンがいる可能性だ。

変化の魔法が使えれば可能だから、お互いが監視し合う形になっている。

それでも持ち主が異次元収納しておけば、盗まれる可能性はかなり低くなる。

尤も、異次元収納魔法が使える人は少ないんだよな。

アイテムで使える人はそこそこいるけれど、それだとアイテムが盗まれたら終わり。

結局みんなでこの部屋にいて守る事になる訳だ。

とはいえ俺たち以外にルペンを止められる者はいないだろうな。

仮にも北都尚成じゃないかと言われるくらいだ。

相当な魔力を持っているに違いない。

魔王を倒し英雄となっているのだから、当然大魔王クラスを倒したのだろう。

ならばおそらく天冉のバーサクモード以上。

狛里ほど強くはないと思うけれど、それくらいの強さも考えられる。

幸いルペンは盗みの際人は殺さないという。

その辺りは安心だよな。

それにこの宝物殿も含めて、完成させた設置型フィールド魔法が地形効果を発揮する。

ヤバいと感じたら俺が対応できる。

最悪の場合はタイムストップもやむを得ないだろうな。

効果があるかどうかは知らないけれどね。

そんな感じで下見をした後、予告時間の一時間前までは自由行動となった。

その間も俺は設置型フィールド魔法によって監視していたのだけれど、何処かで誰かに木彫りの熊が取り替えられたりする事はなかった。

先に取り替えておくってのは、盗みネタではよくある話だからね。

それを知っている猫蓮は、雪月花を交代で部屋に残していた。

それにしても町を歩いていると、あの木彫りの熊と似たような魔力を時々感じる。

この町には金持ちが何人かいるようだ。

誰か俺に生きた宝石くれねぇなかぁ~。

そんな事を思いながら、仕事の時間まで俺はのんびりと過ごした。


そしていよいよ一時間前。

俺たちは宝物殿へと戻ってきた。

昼間確認した時と何も変わってはいない。

元々高いセキュリティ魔法を施してある建物だし、果たしてどうやって盗むつもりなんだろうな。

俺はあのアニメを見るような気持ちで少しワクワクするのだった。

2024年10月16日 言葉を一部修正

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