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異世界少女と10日間。  作者: たこ焼き
1/3

プロローグ 物書きは妄想癖だが察しがいい。

初めまして、たこ焼きです。初投稿です。

といっても、この作品自体は今後書く(予定)の物語のプロローグ的なものになる(予定)ので長編にするつもりはありません。片手間にちゃちゃっと読んじゃってください。


そしてこの話はそのさらにプロローグ...。超絶短いので本作の宣伝?程度に捉えていただけたらな、と。




「…はい、ありがとうございます」


 っと、これで電気とガスと水道は手続き完了だな。さっさと済ませておけと催促してきた母親に、ちゃんと終わったとメッセージを送っておく。


 さてと、晩飯でも買いに行きますかね。


 よっこらしょとベッドから体を起こし部屋を出る。マンションから出たところでポケットから取り出した煙草に火を付け、ふーっと短く紫煙を吐き出した。

 そのまま最寄りのコンビニに足を進めたのだが、入り口が視認できる距離まで近づくとおかしなものを見つけた。


「…なんだ?あの子」


 コンビニの入り口のそばに自動ドアを見つめたまま固まっている少女がいた。

 肩下まで伸びた明るい髪にくりっとした碧眼が大きく見開かれている。外国人旅行客だろうか?いや、それなら一人ってこともないだろうし…。留学生か?ここは大学のすぐそばだしな。大きな蛾でも見つけてびっくりしたんだろう。うんうん。


「って、んなわけあるかぁ!」

「っ!?」


 急に声を出した俺のほうをビクッと肩を竦めながら見た少女の手をとり、なにがなんだかわからない様子の少女をコンビニの脇の暗がりへ連れていく。

 これってはたから見たら少女をさらう不審者な気もするけど…。

 って、今はそんなことどうでもいい。

 連れてきた少女のほうに向きなおり、無理やり落ち着かせた声で尋ねる。


「君、どこから来た?」


 わりと真剣な目で尋ねた俺が睨んでいるとでも思ったのか、完全にビビッてしまっている少女がおずおずと口を開く。


「トル…シェ。トルシェ王国…です」


 トルシェ王国…?やっぱりか。

 まったく聞き覚えのない国の名前に、俺は自分の考えが正しかったと納得する。

 そして、短剣を腰に下げ見たことのない服を着た目の前の震える少女に向かって、大した根拠もなくこう言い放つ。


「ようこそ異世界へ」


 そしてその言葉を聞き一瞬固まった彼女の目が、さっきより一層見開かれたのだった。


いかがだったでしょうか。

文章としてでも導入としてでも構いませんので気になるところや感想などいただけると嬉しいです。


短い作品にはなると思いますが今後ともよろしくお願いします。

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