【05】チュートリアルサポートシステム
俺が目を覚ますと、綺麗な水色の空とその空に浮かぶ四角い白い雲が目の前に見えた。体を起こして周りを見渡すと広い草原が広がっていて、ブロックで出来た丘や山が見えた。
「これはなかなか綺麗な場所だな。って感心してないで、まずはメニューを開いてっと…」
そう言って俺は右手の人差し指を上から下にスライドする。そうすると、空中にメニュー画面が開いた。
そして、スライスはメニュー欄がおかしな事に気づき、上から順に読み上げる。
「インベントリ…、装備…、プレイヤー…、設定…、ログアウト…。ふむふむ…」
スライスは首をかしげながら、インベントリをタップする。
そうすると、メニュー画面の左側に縦3マス、横9マスの27マスのアイテム欄が開き、そのアイテム欄の下に9マスのアイテム欄がある。(手持ち)
「このゲームは全て日本語みたいだな。WWO 02の時は英語だったから、ちょっと分からない事が多かったからな~。ありがたい。」
27マスのアイテム欄の左上に「説明書」と書かれた本のアイコンのアイテムがある。スライスは説明書をタップすると、目の前に縦5㎝、横5㎝のひし形で正方形の水色で光るブロックが現れた。
「私はチュートリアルサポートシステムと申します。皆はリアと呼んでいますので、気軽にリアとお呼びください。」
と言って、女性の声が頭に話しかける。
俺は戸惑いながらも
「この浮いているブロックがそうなのか?」
と言いながら、ブロックを突っつく。
「そうです。それが私、リアです。私はチュートリアルを説明していきます。私の言う通りに動いて下さい。」
「りょーかい!」