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生きるために強くなる ~だってゴブリンに転生しちゃったし~  作者: ミジンコ
最終章 ゴブリンと最終決戦と生きるために強くなる
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お正月特番のようです

皆様あけましておめでとうございます。今年も『生きるために強くなる ~だってゴブリンに転生しちゃったし~』をよろしくお願い致します。

シーツァ    「本作を読んで下さっている皆様、新年あけましておめでとうございます」


ソーラ&トモエ 「おめでとうございます」


シーツァ    「本年も『生きるために強くなる ~だってゴブリンに転生しちゃったし~』をよろしくお願い致します」


ソーラ&トモエ 「お願い致します」


シーツァ    「はい、こんな事してないでさっさと本編進めろよと思われる方も殆どかと思いますが、2017年元日お正月特番を始めたいと思います。お相手は本作の主人公ことシーツァと」


ソーラ     「最初のヒロインことソーラ」


トモエ     「幼馴染枠は私、トモエ」


シーツァ    「以上3人で――ってあれ? アイナとシリルとチャーチとイリスは?」


ソーラ     「えっと、シリルはお正月のおせち料理に夢中でアイナは流石に放っておけないからって一緒にいるよ」


トモエ     「チャーチはここに来ていろいろはっちゃけられても困るから部屋で蓑虫になってもらってるわ。イリスはシリルと一緒におせちに夢中ね」


シーツァ    「なるほど、それじゃあここにいるのは転生&召喚組だけってことか」


トモエ     「そういう事になるわね」


ソーラ     「けどよかったの? 本編もまだ終わってないのにこんな事しちゃって」


シーツァ    「まー作者も息抜きが欲しかったんだろ。最近はなかなか書く時間も無くなって、挙句の果てにはうまくストーリーが進められなくて悩んでるみたいだし」


トモエ     「序盤にはパロネタとかあったけど今じゃそれも見かけないわね」


シーツァ    「作者も最初は読者なんて殆どつかないって思ってたからな。正直多くて10人いればいいや程度に思ってたみたいだし。それが現在じゃ800人も越えて……。あの飽きっぽい作者がここまで続けて来れたこと自体が1つの奇跡だな」


ソーラ     「作者さんにはきっちり最後まで書いて欲しいよね。ラストはもう決まってるって公言してるんだから」


トモエ     「どんなラストになるのか私達にはわからないけど、作者の正確からしてバッドエンドにはならないでしょうね」


シーツァ    「そうだな――っとそろそろ本番始めるとするか。えーと何々、今回の特番では現在地獄でお仕置きの真っ最中のあいつらが登場って書いてあるな」


ソーラ     「もしかしてあの人とかあの人達がここに出てくるの?」


シーツァ    「いや、それはないみたいだな。お仕置きの真っ最中で文字通り地獄の苦しみ味わってる最中に呼ぶなんて無粋な真似はしないらしい」


トモエ     「あら、どうやらこのお手紙がそうみたいね」


ソーラ     「なんだかラジオ番組みたいだね……」


トモエ     「まあ気にしないで行きましょう。まずは最初のお便り、地獄のええと鞞多羅尼処びたらにしょって読むのかしら?」


シーツァ    「大焦熱地獄にある十六小地獄の内の1つじゃねぇか。何でそんなもんがあるんだよ」


トモエ     「さあ? まあとりあえず鞞多羅尼処びたらにしょにお住いのジャルスさんからのお便りよ。『なんで俺様がこんな目に! てか人に爆発物飲ませて殺すって主人公のやる事か!』だそうよ」


シーツァ    「鞞多羅尼処びたらにしょに居てよくそんだけの事言える余裕があるな」


ソーラ     「地獄に落ちる寸前の気持ちらしいよ?」


シーツァ    「なるほど。とりあえず作者から『お前のモデルになった人物がほぼ爆死みたいな死に方したんだからしょうがないじゃん』だそうだ」


トモエ     「爆死というより弾け飛んだって感じよね」


シーツァ    「まあ細かい事は置いといて、あいつ今どんな責め苦を受けてんだ?」


ソーラ     「それなら現場と中継が繋がってるね。鞞多羅尼処(びたらにしょ)から中継のテスカトリポカさーん」


テスカトリポカ 「はいこちら鞞多羅尼処(びたらにしょ)ですじゃ」


トモエ     「何やってるのよ爺様ーーーーーー!!」


テスカトリポカ 「おお! これはトモエ様、御久しゅうございますじゃ。本編でシーツァ殿に倒されましたがそれでも儂は死者の王、今は地獄で生活しておりますじゃ」


トモエ     「……はぁ、まあ元気そうならそれでいいわ。続けてちょうだい」


テスカトリポカ 「御意に。それではここ鞞多羅尼処(びたらにしょ)は暗闇の中高熱の鉄の杖が雨のように降り注ぐという場所ですじゃ。罪人達はその鉄の杖に次々と突き刺されていく恐ろしい場所じゃの。そしてジャルスじゃったか、奴ならばあそこで原型が分からなくなるほどに鉄の杖が突き刺さっておりますじゃ。そろそろ再生して再び鉄の杖に突き刺される事になるかと思われますじゃ」


シーツァ    「うっはー何あれ、鉄の杖しか見えないんだけど」


ソーラ     「あ、突き刺さってる物が消えてく」


トモエ     「肉片になってたおっさんが徐々に元の姿に戻っていくわね。あ、ご丁寧に局部にはモザイクが入ってる。穢い物見ずに済んで良かったわ」


ジャルス    「くっそがぁぁぁーーー!! なんで俺様がこんな目にくぁwせdrftgyふじこlp」


シーツァ    「あー、あれ何週目なんだろ。よく心が壊れないな」


テスカトリポカ 「ここに堕ちた罪人達の心が壊れる事はあり得ないんじゃよ。壊れたら罰にならんからの」


シーツァ    「間違っても地獄には堕ちたくないな」


ソーラ     「そうだね……、私には耐えられないよ」


トモエ     「同意」


シーツァ    「さて、ジャルスの末路はこれぐらいにして、次いってみよう」


ソーラ     「ええと次のお便りは、大量受苦悩処(たいりょうじゅくのうしょ)にお住いのワルスさんからのお便りです。『俺はギール家の次期当主のワルスだぞ! 早く俺を生き返らせろ! そしてあのクソゴブリンをこの手で惨たらしく殺してやる!!』だって」


シーツァ    「今度は衆合地獄にある十六小地獄の内の1つじゃねぇか。あいつ死んでも一切合財反省してないのな。まあジャルスもだけど。とりあえず作者から『もうすでにギール家はマトモスが継いでるし、シーツァ君は戦鬼(イクサオニ)に進化してるからゴブリンじゃないし、そもそもお前程度じゃ100回戦っても1万回殺されるのがオチw』だそうだ」


トモエ     「作者も大概性格悪いわね」


シーツァ    「しょうがないだろ。作者だし」


ソーラ     「とりあえず現場と中継繋がってるみたいだから見てみようか。大量受苦悩処(たいりょうじゅくのうしょ)から中継のテスカトリポカさーん」


テスカトリポカ 「はいこちら大量受苦悩処(たいりょうじゅくのうしょ)ですじゃ」


トモエ     「さっき鞞多羅尼処(びたらにしょ)に居たわよね? 地獄ってそれぞれかなり距離が離れてなかったかしら?」


シーツァ    「気にしたら負けだと思ってる」


テスカトリポカ 「そのとおりですじゃ。とりあえずこの大量受苦悩処(たいりょうじゅくのうしょ)ですが、炎の剣で肛門から腰かけて串刺しにされる上に男なら睾丸を抜かれるという責め苦を受けますじゃ。ワルスでしたかの? 彼奴めも今ちょうど炎の剣で刺されるところですな」


ワルス     「やめろ! もうやめてくれ! 俺が悪かった! 悪かったからや゛め゛でぇぇぇぇぇ!!」


シーツァ    「うわぁ……、土狼(ランドウルフ)達に喰い殺させた俺が言うのもなんだけどうわぁ……」


トモエ     「これは文字通りの地獄の光景ね」


ソーラ     「…………」


テスカトリポカ 「ちなみにあやつはこの後他の場所で違う責め苦を受ける予定になっておりますじゃ」


シーツァ    「ちなみにどこ?」


テスカトリポカ 「悪見処(あくけんしょ)何何奚処(かかけいしょ)一切根滅処(いっさいこんめつしょ)無彼岸受苦処(むひがんじゅくしょ)刀輪処(とうりんしょ)多苦処(たくしょ)極苦処(ごくくしょ)畏鷲処(いじゅうしょ)鞞多羅尼処(びたらにしょ)ですじゃ」


シーツァ    「多いなー」


テスカトリポカ 「それだけの罪を犯してきたという事ですじゃ。ジャルスも他に回る地獄があり、ワルスの親族共も同じように様々な地獄を転々としておりますじゃ」


トモエ     「ま、それだけの事をしてきたって事よね。自業自得だわ」


ソーラ     「それはそうなんだけど、これお正月の特番だよね? こんな暗いネタばっかりでいいの?」


シーツァ    「良くは無いんだけどな。かといって楽しいネタが有る訳でもない」


トモエ     「なんで作者はこんな事やったのよ……」


シーツァ    「言ってやるな。あの飽きっぽいお天気屋のやる事だ、単にやってみたかったからだろ」


ソーラ     「と、とりあえず中継現場のテスカトリポカさん、ありがとうございました!」


テスカトリポカ 「ふぉふぉふぉ、トモエ様、いつか会える日を楽しみにしておりますぞ」


シーツァ    「はいそれじゃあ次のコーナー」


トモエ     「え? あったの?」


シーツァ    「…………無いです。本当は作者、読者の方々から頂戴した感想から今回の特番に向いた奴を引っ張ってこようと思ってたらしいんだが、流石に無許可で勝手に乗せるのもどうかと思い寸での所で思いとどまったらしい」


ソーラ     「やっぱり勝手に掲載するのはよくないよね」


シーツァ    「予め告知してお便り的なの募集しとけばよかったんだけどな。ほんとに無計画な作者だよ」


トモエ     「あんたも人の事言えないでしょうが。地球にいた頃だって次の給料日までまだ20日以上あるのにスマホとかのゲームでかわいい女の子のキャラが出たからって課金しまくって爆死して財布の中スッカラカンにしてたじゃない」


ソーラ     「…………(可哀そうな者を見る目)」


シーツァ    「お願いだからそんな目で見ないで」


トモエ     「これに懲りたら二度とゲームに課金なんかしない事ね」


シーツァ    「したくても異世界にいるからできませんー。したくてもできないんですぅー。てかやめろと言われて止めれたら廃課金者になんかなっとらせんわ」


トモエ     「ダメだこいつ早く何とかしないと」


シーツァ    「と、とりあえず、ここでは課金できないんだからいいじゃないか。そんなことよりせっかく異世界に転生もしくは召喚されたのしかいないんだから、こっちに来て良かった事をあげようじゃないか。まずはソーラから」


ソーラ     「え、私? いきなり言われても困るけどそうだなー。日本にいた頃は殆ど病院のベッドの上で生活してたから、その時に読んでたネット小説みたいな世界に来れたこと自体がうれしいかな。あとこの体になってから病気とは無縁の生活送れてるからそれも」


シーツァ    「なるほどなー。どんな作品が好きだったんだ?」


ソーラ     「やっぱり異世界転生とか召喚系が一番かな。後はファンタジー系のネットゲームの奴とか面白かったかな」


シーツァ    「俺ももっぱら異世界転生とかばっかり読んでたから、同じの読んでた可能性が高いな。じゃあ次はトモエ」


トモエ     「そうねぇ、私がこっちの世界に来て一番よかったのは死んだ暁に再会できたことかしら」


シーツァ    「前にも言われたけどやっぱりうれしいけど恥ずかしいな」


トモエ     「それと、暁が連れてきたソーラちゃん達も可愛いし、チャーチやトラソルテオトルにイリスもいて可愛い女の子に事欠かなくて最高よね」


シーツァ    「ほんとはそっちのが嬉しいんじゃないかとつい疑ってしまう俺がいる」


トモエ     「いいじゃない。別腹よ別腹。メインディッシュは暁なんだからいいじゃない」


シーツァ    「……まあ、いいけどさ」


ソーラ     「シーツァはどうなの?」


シーツァ    「そうだなー、やっぱり憧れてた異世界にこれたってのあるけど、やっぱり一番はソーラにアイナ、シリル、トモエ、チャーチ、イリスっていう可愛いお嫁さんが出来たって事かな。日本にいた頃じゃ考えられん」


ソーラ     「シーツァ……」


トモエ     「暁……」


シーツァ    「だからこれからもよろしくな!」


ソーラ&トモエ 「うん(ええ)! これからもずっとよろしくね!!」

年明け早々ではありますがやってみたかったことをやってしまいました。

次回からはきちんと本編に戻るのでご安心ください。

一応ジャルスやワルスの久々の登場になりますね。地獄の苦しみ味わい中ですが。

私も地獄にだけは堕ちたくないものです。



ここまでお読みいただきありがとうございます。

忙しく更新が大幅に遅れながらも待っていてくださっている方々がいてとてもありがたいです。

最後までお付き合いいただければ幸いです。

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