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明宵  作者: 水嶋
残照

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78/91

芽吹き

少々エロ展開有ります


一応閲覧注意


「セイヤ!昨日は飴有難う」


「ん?ああ、どういたしまして」


授業も終わり帰ろうと廊下を歩いていると静風に声をかけられた


「これお礼!」


そう言ってオレンジのイラストがプリントされた飴を手渡された


「俺は飴は食べないぞ。甘いの好きじゃ無いし」


「のど飴だから。スースーするよ!シュガーレスだから虫歯も気にならない!」


「まあその辺りを気にしてるのは中年になって体重増加を気にし出したマユだがな…」


「あのさっ…」


「何?」


「セイヤはテルヒと…」


「テルヒと?」


「あはは!何でもない!じゃあね!」


そう言って静風は俺に飴を押しつけて帰って行った


別にお返しなんて要らんのに…

意外に律儀なんだな

まあ元気そうなんで腹痛胸痛は治ったのだろう

立ち去る静風の後ろ姿を見ながらそう考えていた


しかし静風が言いかけた照陽とって…

もしかしたら昨日の一件を見てしまったのかも知れない


しかしまあ静風なら…


以前大地が言っていたが、前に照陽が大地ファンの女子に呼び出されて返り討ち…その女子にキスをお見舞いしてぶちかました時に…

女子にキスを教えた照陽は以前からキスの仕方の勉強…をしていたと静風に教えたらしい

その相手が俺だとは伝えてないらしいが、多分これで察しただろう


まあ他に頼まれて言われるがままそんな練習に付き合う様な物好きな奴も俺の他に思い当たらないだろし、あの破天荒で強引な性格をよく知る静風ならその辺も分かるだろう


そう思いながら貰った飴をじっと見ていた



「セイヤに飴は要らないでしょ!」


不意に渡された飴を掠め取られた


「あっ…」


照陽が無駄に良い運動神経を駆使して機敏な動きで忍者の様に気配を消して後ろから近づき華麗に飴を手中に納めていた


やはり暗殺者の娘は暗殺者…

動きも素人では無いな…

そんな事を思っていた


「泥棒忍者…」


「そんな隙だらけだからあんな目に遭うんだよ?」


あんな目…まあサラとの事を言ってるんだろう

もしくはモデルやら映画出演やら諸々…

思い当たる節が多過ぎて返す言葉も無い


「一応俺がお礼として貰った物なんだが…」


「セイヤ甘いの嫌いでしょ?私が貰ってあげる!」


「まあ別に構わんが…なんかタダでやるのは癪に触るな…」


「じゃあ今度一袋買ってお返ししてあげるよ」


「いや、別に飴はそんな好きじゃないしな…一袋買って返す位なら最初から自分で買えよ…人の物奪わずとも…」


「セイヤの物は私の物!」


「お前はガキ大将か…」


なんだかジャイアンみたいな事を言っていた


普段は静風が言う様に人から頼られてる事が多いのでこんな風にえらく子供じみた…人の物…俺の物を欲しがるのが意外に思えた

俺と同じで物欲も無いのに…


物欲でない別の…何かの欲があるのだろうか



「そんなにこの飴欲しかったの?」


「いや…どんな味かは少し気になるが…スースーするオレンジらしいから」


「へえ…じゃあ確かめてみる?」


そう言ってまた前の階段下に連れて行かれた


「はい、あーん…」


照陽は飴を自分の口にいれて俺の口を開けさせた


言われた通りに口を開けると飴と一緒に舌を入れて来た


「んっ…」


確かにスースーする…


クチュクチュと音を立てながら舌を絡めて飴を舐めていた


誰かに見つかるかも…

そんなスリルも感じつつそんな事を忘れるほど夢中に…興奮していた


まるで照陽に食われてる様な…

貪る様に舌を絡められ自分の物だと主張する様に激しく求められている様な…


そして自分のお気に入りのおもちゃを奪われて取り返す様な子供じみた物も感じていた


俺はそれに応える様に応戦していた



「んぐっ…飲んじまった…」


「また最後まで舐められなかった」


「あーあ…セイヤのお腹でオレンジが芽を出すかもね」


「んな訳あるか…」



オレンジは芽を出さないが…





何か別の物が腹の中から芽を出して来ているのを感じていた





○○○○○○○○○○





サラに会った次の日星夜に予定を聞こうと星夜のクラスに行き星夜を探していた


「あれ?居ないなあ…」


「どうした?テルヒ」


星夜を探していると同じクラスの大地が声をかけてきた


「セイヤにね、話が有って…セイヤ居ないね?」


「ああ、今担任に呼ばれて何か運ぶの手伝わされてる」


「へえ…なんか悪い事して罰を受けてるの?」


「いや…まああの見た目だから…大人しく言う事聞きそうだと思われてこき使われてる…かな?セイヤも頼まれたら断れない奴だしなあ」


「あはは、そうだね!誰にでもそんな感じなんだね!」


「まあ多分1番振り回してるのはテルヒなんだろうがな」


そう言ってなんだか生暖かい目で私を見ていた


「えへへ…バレたか」


多分何か星夜から聞いてるのだろう

心当たりが多過ぎてどれの事を言ってるのかもイマイチ分からないが


「でもさ、こないだね、セイヤがシズカに飴が欲しいって言われててね」


「へえ…シズカに…」


ちょっと怪訝な顔をしたので星夜が静風に頼まれて手で口に入れて食べさせてあげた事は言わない方が良いかと思い黙っていた


「あげた飴がミントでね、頼まれてあげたのにマズイって言われてた!」


「あはは、何か…気の毒だけどウケる!」


大地が漸く笑顔になってホッとして私もつられて笑った



「何か楽しそうだな…俺が理不尽な労働に駆り出されてたってのに…」


星夜がムスッとした顔で後ろから声をかけて来た


「あっ!セイヤ帰って来た!セイヤに話が有ってね!」


「ふうん。じゃあアッチで…」


「あっ!待って!じゃあね、ダイチ!」



早足で教室を出たので私もついて行った



「どこまで行くの?」


「この先」


そう言って使って無い空き教室の前に着き星夜は鍵を取り出して扉を開けた


中に入ってまた鍵を内側からかけた


「こんな所で話?何で鍵持ってるの?」


「インからな。中学に上がった時に進級祝いだって言われて押し付けられてた」


「インくんから?」


「中学の時に女と学校でヤる時にここ使ってたんだとよ。インは仲良くしてた友達の兄貴から貰い受けてそして俺へと受け継がれたって訳だな」


「へえ!先輩から…インくん友達多かったんだね!」


「あー…トモハルみたいな真面目な奴以外にも悪い友達もな」


「そうなんだ!」


韻くんはやはり昔から友達も多くて人気者で友達のお兄さんからも可愛がられていたようで星夜とは正反対だなあと思った



「ここなら大声出さなきゃ見つからないぞ?」


「別に大声で話したりはしないけど…でもあんまり人には聞かれ無い方が良い話かな」


「へえ…ダイチにも?」


「まあ…そうだね…」


サラの謝罪の事について相談しようと思っていたが…

あのサプリの成分の事などは誰が聞いているか分からないあの場や部外者の大地には要らぬ心配をさせない為にも口外しない方が良いだろう



「あんなに2人で仲良く楽しそうにしてたのに?…」


そう言って星夜が口付けて来て舌を入れて来た


「んん…」


「案外お似合いかもな、お前とダイチは…シズカもお前とダイチは似てるって言ってたぞ?」


「別にダイチの事は…それにダイチはシズカが好きなんだし…」


「じゃあ…ダイチにも練習させてやったらどうだ?まだ童貞らしいから手取り足取り仲良く…」


そう言ってブラウスの隙間から手を入れて乳首を弄っていた


「んんっ…」


「想像した?乳首勃ってるぞ…」


「ちがっ…それはセイヤがっ!」


弄るからと言いたかったが上手く言葉にならなかった


「んぅっ!…」


「エッロ…ナカこんなトロトロなってて…ヤる気満々じゃん」


ナカに指を挿れられてクチュクチュと弄られていた


机に押し倒されて足を開かされた


「えっ!ここでヤるの!?ここ学校なんですけど…」


「まあお前がデカい声出さなきゃバレないだろ?」


そう言ってキスをしながらズブズブとナカに挿入して来た


「んぁっ…」


「あー…全部入った…」


「どうすんのコレ…」


「まあ…イけば終わり?」


「学校で…何やってんのよ…」


「生意気優等生JCにチー牛陰キャが理解らせセックス?」


「何そのやっすいAVみたいなタイトル…」


「男はそう言う分かりやすいシチュエーションに夢とロマンを抱き勃起すんだよ…」


そう言って机をガタガタ言わせながら突いて来た


「んっ…んっ…んんっ…!」


私は声を抑える為に前のボタンを開けられ捲りあげられたブラウスの裾を口に入れて声を我慢していた


「ヤバ…やっぱ学校って興奮する…」


学校はセックスする場所じゃ無いのに…


とも呆れていたが同時に普段授業で勉強に使う机に寝そべってセックスしてるこの非日常なシチュエーションに私も興奮していた



「はあ…はあ…イく…出る出るっ!」


「んんーっ!」


そしていつもより早く2人ともイった



興奮して肩でハアハア息をしている星夜がのしかかる様に抱きついて舌を絡めていた


私は星夜にぎゅっと抱きついて口元に笑みが溢れて自覚して来た



星夜のモノは私のモノ…






私のモノは星夜のモノ…


星夜も照陽もお互いジャイアニズムが芽吹いて来た様です


これは果たして恋愛と呼べるのか否か…


そして椎那やサラはどうなるんでしょうね?


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