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明宵  作者: 水嶋
残照

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64/90

23:58

前回の続きとなります


果たして星夜は無事帰れるでしょうか?

「うぅ…ん…痛い…」


俺は下半身の激痛で目を覚ました



「あれっ…全然勃たない…」


「何やってんの…」


痛みの元を辿って見てみると…


俺のズボンを下着ごと膝まで下ろされて骸骨が俺のペニスを掴んで上下に力一杯ピストンさせていた

悪夢だ…ホラーだ…怪奇現象だ…


「あーあ…目ぇ覚ましちゃったか…」


「とにかくこのまま力一杯握られてたらチンコが壊死しそうだからそれはやめてくれ…」


ガリガリの癖に無駄に握力が有る

本当にそうなりそうだった


「何で勃たないのよっ!」


「俺を女にでもさせたい訳?」


「なんでそうなんのよ!勃たせて私をレイプさせるんだよ!」


「いや…そのまま続けられたら多分この先使い物にならなくなる…これは暴行傷害事件だな…お前に慰謝料請求しないとな…」


「何言ってんのよ!私がレイプされて慰謝料請求するんだからねっ!女の方が言い分通るんだからっ!痴漢にしろね!」


「いやいや…お前とセックスなんてしないしお前じゃ勃たないから出来ないし…まずその言い分は証拠も無いし取り合って貰えないぞ?」


「バカね!ちゃんと映像撮ってるんだから!」


「へえ…」


得意げにサラが言って指差した方向に自分のスマホをこちらに向けて設置していた


「ちゃんとキスしてる所も撮影したからねっ!これだけでも公開したらバズるわっ!あはは」


「でもお前も映ってたらマズイんじゃないの?」


「私は売れる為なら何だってやるんだから!これを機にグラビアの仕事も入るかもねっ!」


いやいや…グラビアアイドル目指すならまずその体型を何とかしろ…


「後は今話題のユヅキが評判ガタ落ちになる所も見られるし!芸能界から追放されてホストにでもなるのかなあ?うふふ」


「俺がホストとか…女のご機嫌取りの仕事なんてまず無いね…まあ芸能界から出来るだけ退きたいから公表されようが構わんかもなあ…」


「ホントムカつくガキだよね…俺お前らとは次元が違うんでって感じが鼻につく!」


「そうですか…何かサーセン…」


「しかもインポだし!」


「インポじゃねえし…お前以外だとちゃんと勃つし使い物になってるんだが…


「やっぱ絵面的にも私も脱ぐか…」


いやいや…脱がんで良い…脱ぐな見せるな見たくない…

てか人の話ちゃんと聞いてるか?


「ほら!厨二童貞少年!お姉さんのおっぱいだよ♡吸い付きたいでしょ?」


「…」


何か…色々…酷い


一応ブラはしてたんだな…

何だか男が女装してるみたいな感じだった

刺さる人には堪らない光景かもだが俺はドノーマルなんで益々萎えていた


「どうした?ほれほれ」


全く無い胸を掴む…様なポーズをして俺の顔の前に持ってきた


「まだイン…父親の方がマシな乳してるぞ…掴んで揉めそうな場所が無い…」


やはり想像通りガリガリで肋も浮いていた

これは俺は何を見せられてるんだろう…


俺のセリフに逆上したのかグリグリと口元に胸…らしき箇所を押し付けて来た


硬い…


男の胸板より多分硬い…もう限りなく骨だ…


俺は手で払い除けた


「酷いね…俺はお前に薬盛られて眠らされてる間に勝手にキスされて挙句にこの仕打ち…あの薬凄い強力だね。2〜3口飲んだだけで意識無くなったけど…俺大丈夫なのかな?まだ一応未来ある身だし…」


「アレはただの睡眠薬だから!病院で処方された奴だから市販品より強力だけど!私普段使ってるから死にはしないよ」


成る程ね…

普段から眠剤常用してるメンヘラって訳だな


「後はやっぱりハメ撮りの絵が欲しいよね!説得力持たせるためにも!」


「でもさあ…お前が力任せに扱いても、その男より硬い胸板を押し付けて来ようと俺は勃たんぞ…しかもその映像も録画してんだよな?誰が見ても俺が虐待、レイプされてるんだが…実際相談だのなんだのと無理矢理連れ込まれて飲み物に眠剤盛られて寝てる間に勝手にキスされてチンコまで露出させられてそれを録画されて…」


「バカね!上手い事編集するから!あはは」


上手い事ねえ…

どんな仕上がりになるのか少し見てみたい気にもなっていたが…



「あー…そういやお前…16歳過ぎてるよな?」


「この間17になったんだから!歳上舐めんなよ!」


「俺はまだ13だな…来年3月まで」


「やっぱガキだよね!」


「そう、俺はまだガキで未成年だな」


「前会った時から生意気だってムカついてたんだから!」


そうだったんだな

俺はお前の事は引いてたからお互い様だな


「まあムカつくのは勝手にしてくれて構わんが…相手が16歳未満の場合、たとえ相手が「同意」していたとしても、不同意性交等罪が成立するって知ってるか?」


「えっ?…」


「お前は未成年淫行罪だな」


「うそっ!?」


本当は相手が13歳以上16歳未満の場合、行為者が相手より5歳以上年上でなければ処罰されないがまあ知らなそうだから黙っていた


「しかもお前は嘘をついて俺を連れ込み眠剤で眠らせ、その間に猥褻行為を働き、その様子を動画で撮影した」


「…」


「そしてその動画を世間に公表して俺の生活を壊すと脅したな。芸能界で成功する為、自分の名前を売る為だけの自分勝手な理由で」


「…」


「児童ポルノに脅迫に…あと幾つ罪が重なるんだろうな?」


「そんなのっ!証拠無いしっ!」


さっきまでお前が録画して証拠がとか言ってた筈だが…

おめでたい奴だな

まあサラの録画に頼らなくとも…


「どれどれ…録音出来てるかな?」


俺はトイレから戻って来てそこからこっそり録音を開始させたスマホを俺の座っていたソファーのクッションの後ろから取り出した


そこから録音を再生させた



『ふうん…ヤガミセイヤ…てのが本名か』


どうやら俺の持ち物を漁っていたらしい

これだけでも立派な犯罪だろう


『○○学園…ね。ホントムカつく私生活も成功者かよ』


あー…確か財布に…

以前麻由に渡さない為に隠していた参観日のお知らせプリント…

アレに学校名が記載されていたか


小さく畳んで入れたままだった…


本名はともかく学校まで知られてしまったか…


まあ何か脅して来たらこちらも応戦するかな…

その為にも釘を刺しておかないと


「何か眠らせてる間に好き勝手してくれたみたいだな」


「っ!…」


サラは俺からスマホを奪おうとしていた

最後は力技かよ…


「やめとけ、もうさっきこの録音データ自分のパソコンに転送したから。このスマホ壊そうがどうにもならんぞ?」


「…」


「あとな、俺の本名とか学校とか調べたみたいだからついでに教えとくがな」


「何」


「俺の叔母の夫…叔父は弁護士だ。その実家の家族は警察一家で叔父の祖父は警視長だ。他にもキャリア官僚もゴロゴロいるぞ」


「嘘っ!」


「まあ嘘だと思うなら調べてみろ。得意だろ?コソコソ嗅ぎ回るのは」


「…」


「まあ最悪お前が騒ぎ立てるなら叔父にこの音声を突き出して訴訟をするが?」


「…」


「まあそうなればお前の望む通り話題の人にはなれるだろうな。その代わり芸能人としてやって行けるかは疑問だが。クライアントも卑怯な手口で眠剤盛ったり陥れる為に何でもする様な…問題起した人間を使おうと思うかな?他に代わりは幾らでも居るのにな」


「…」


「これ以上俺に関わらないなら俺も今回の事は黙っててやる。2度と俺に近づくな」


「…」


そう言って俺は我に帰りチンコ丸出しのままだった事を思い出して身なりを整えてカラオケボックスの部屋を出た


会計は…知らん


サラに払って貰う


後から来る人が払うと告げて駅へ向かった


駅のトイレに入ってウィッグを外しメガネをかけた

漸く解放された気持ちになった


電車に乗るとまだ眠剤の影響か寝過ごしてしまい乗り換えて、また帰るまでに無駄に時間がかかってしまった



漸く家に辿り着いたのは23:58分だった


ショートメールの送信予約をしていた事をギリギリ思い出して予約を削除した


参観日のお知らせプリントをまだ処分し忘れていたのは失敗したな…


しかしまああれだけ釘を刺したし…


2度と俺に関わらない…筈





兎に角もう色々疲れたのでそのままベッドに雪崩れ込んで眠ってしまった


サラのヤバい一面が色々露呈しましたが、星夜は何とか乗り切った様です


しかし星夜は本名や学校名までバレた上、遺恨が残る様な半ば力技で解決させたのでサラはこの先大人しくしててくれるかな?

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