疑念
少しエロ展開が有ります
一応閲覧注意
なんか変だ…
「あ〜いいね〜可愛いよ!」
パシャ…
撮影に訪れたロケ地…
皆には廃墟と言ったが厳密には少し違う
とあるお金持ちの所有する建物だった
大昔の迎賓館と言った所か…
長い間人は住んではいないが崩れかけてボロボロと言う訳では無く、キチンとメンテナンスされていた
勿論電気も水道も使えるし部屋も豪華な内装も高級そうな調度品なども綺麗に管理されていた
恐らく幽霊は出ない
出ないが夏場でもちゃんと冷房も効いて涼しかった
冬服の撮影だが余り問題も無かった
内装は大きなシャンデリアや毛足の長いカーペットが敷かれていて少しレトロな洋館といった感じで雰囲気は有る
こうして写真撮影や映画やドラマのロケなどに貸し出しているようだ
そして今回のカメラマンとメイクは…
「ユヅキくん!またお仕事一緒に出来て嬉しい!」
「はあ…それ程間を空けずに再会となりましたね…」
二度と会うことは無いと思っていた人物…
最初の雑誌の撮影の時と同じメイクの人が今回担当していた
このメイクの…男だか女だか分からない人物はニリと名乗っていた
本名は…
「葛西南留って言うの、恥ずかしいから名乗ってないけど」
「何か…どっかの漁港か海水浴場みたいですね」
「そうなの!子供の頃からずっとそう言われてて!しかも男っぽい名前だし!可愛くない!」
「まあ…そうですね…」
深くは追求しなかった
「今回もナンノさんだから〜こう言うのが好みなんだよね〜」
そう言いながら何か色々顔に塗りたくっていた
ナンノとはあの時エルと俺の撮影をしたカメラマンで南野焔と言った
「ニリさんはあのカメラマンとよく仕事するんですか?」
「まあよく呼ばれるかな〜。あの人ロリコンだからさ〜。美少女に仕上げてあげてるの〜あはは」
「俺男ですけど…」
「大丈夫〜ナンノさんは男の子には興味無いから〜!」
じゃあ君は…?と聞きたい所を我慢した
「ほらっ!陶器肌!ツルツルスベスベ〜!」
「ホントだ…毛穴が見当たらない…やっぱりニリ様は凄い…」
ニリの代わりに見学していた麻由が俺の顔を触っていた
麻由はすっかりニリの崇拝者となっている様だった
「単にまだ若いからだろ。気安く触るな金取るぞ」
麻由の手を払い除けた
「ホント可愛くない子よね〜!」
何だか口調までニリの真似をしていた
今回はあの時の様な所謂地雷と言うメイクでは無かったがビューラーでまつ毛をカールさせてマスカラを塗られていた
「ユヅキくんまつ毛長い〜!ツケマ要らずだね〜!ウラヤマ〜!」
「裏山〜!に埋めちゃおっかな〜!」
「はあ…てかマユ、それ殺害予告だからな」
2回目だからか明らかにニリは口調が砕けて…素が出ていた
そしてやはり今回も南野好みらしい女の子みたいなメイクをされていた
「ニリさんは自分にメイクしたりするんですか?」
「そりゃするよ〜!仕事だしね!今もしてるし〜!」
「そうなんですね…何かあんまりバチバチに塗りたくってる感じがしないと言うか…ナチュラルなんで分からなかったです…」
「ふふ、ナチュラルに見せたメイクマジック!」
そう言ってスマホの画像を見せて来た
「えっ!?誰これ…」
「スッピン寝起きの僕〜!あはは!」
そこにはダルーンとしたオッサンが写っていた
「因みにスッピンです!ってSNSとかに上げてる女優やインフルエンサーは100%メイクしてるからね〜!」
「そうなんですね…」
まあ夢を見させるのが商売だろうから私生活も演技の仕事なんだろう
「元々スッゴイ昔から顔にコンプレックス有ったの。好きな人にも話しかけられない位にね!」
「そうだったんですか…」
「整形するのはお手軽だけどさ〜何か親から貰ったこの顔を作り替えるのは負けた気になってね、メイクを独学で頑張ってみた訳!そこから本格的に学校行って習って〜海外にも勉強に行って〜あれよあれよと言う間に仕事になってたの〜!」
「凄いですね…」
「僕負けず嫌いだから〜、闘魂が燃えちゃって〜火事場の馬鹿力〜!あはは!」
「ニリ様流石っス!パネえっス!」
「昔はさ…言いたい事も言えない意気地無しだったんだけどさ、メイクで変われたの。本当の中身はやっぱり臆病だしそれ程変わってないかもだけどね」
「ニリ様…ニリ様は強くて美しい…」
麻由も感心していた
臆病とは言ってるが海外にまで勉強に行くのはやはり行動力があるなと思った
多分この人は別ジャンル…格闘技とかでも道を極めて強くなりそうだ
髪も真っ赤だし闘魂が燃えているんだろう
「こうしてね、別人に変身して女の子は違う自分を演じるんだよ?メイクは女の子に勇気を与えて役者にするんだからね!」
もう自分で女の子って言ってるし…
そんなやり取りをした後撮影が始まった
秋冬の新作らしいがファッションに興味は無いので良いのか悪いのかは分からなかった
ただ…
普通は中に何も着ないで素肌にダウンジャケットは羽織らないだろう
寒いのか暑いのかよく分からない格好を色々されていた
「いいね!ちゃんと美白保ってるね!」
「はあ…有難うございます…」
この撮影の前に絶対日に焼けない様にとお達しが有った
まあ冬服だからな…
いっそ日に焼けてこの仕事お流れにさせてついでに事務所クビになろうかとも思ったのだが…
結局インドア派の俺は用もなく炎天下の元へは5分も持たず家の中で大人しくしていた
「ユヅキ、じゃあちょっと前開いて乳首見せて!そうそう、いいね!白い肌にピンクが映えて可愛いよ!」
これはAVか何かのジャケット撮影なんだろうか?
男が言われて余り嬉しくない褒め言葉なんだが…
その他にもズボンを少し下着が見える位にずり下ろして椅子の肘掛けに足を乗せて座らせたり口の中に自分の指を入れて舌を出させたりと中々意図が分からない撮影だった
そしてこれをみて男がこの服自分に買おう!と思うのか疑問だった
「いやあユヅキ最高!お疲れ様!」
そう言って謎の撮影は終わった
南野はロリコン…とニリから聞いていたが今回は麻由もいるしホテルに麻由と同室で宿泊するので俺のケツ穴の危機は無かった
一応後日気になって確認したが掲載される雑誌はいかがわしい物ではなく、ハイブランドなどを扱うちゃんとした物だったし、南野はアーティスティックな作風で有名な人だったみたいだ
まあ服の良さを押し出すと言うより服のイメージで売り出す狙いなんだろうと解釈した
今回俺が着た服はユニセックスで男女兼用らしい
それであのメイクとポージング…と思う事にした
南野の趣味の為…では無いのだろう。多分
その後は特に予定も無く残りの宿題を片付けたりして大した内容も無い夏休みは終わった
そして新学期が始まり、練習の約束をさせられてる最初の週の金曜日に照陽の元へ行った
「なんか変だ…」
「何が…?」
「何か…違和感が…」
「違和感?」
照陽のナカに挿れて何か分からないがそう思った
「何か…違うような…」
「それ…多分セイヤが少し変わったんじゃない?ホラ…」
そう言って照陽が結合してる部分を指差した
「確かに…うっすら…生えてるな」
俺はいつの間にか少し陰毛が生えていた
「またおっきくなったんじゃない?」
「まあ…多分…そしてお前は相変わらずツルペタだな…」
南野辺りならこう言うのがお好きなんだろうか?
俺は別に何とも思えないが
「その内生えるから!」
「まあ…乳は少し大きくなったか?揉めるくらいには…」
そう言って照陽の胸を揉みしだいた
「んぅっ…」
「やっとインより大きくなって来た…もっと揉んで成長を促そう…」
揉みながら乳首をクリクリと摘んだり指先で弾いたりしていた
「あぅっ…それ…成長するの?」
「するする。乳首弄るとナカが締まる…」
「何それ…成長と関係無いじゃん…」
「ほれほれ…気持ちいいだろ?」
「んんっ…あっ…あっ…はあ…はあ…」
相変わらず照陽は乳首を弄られると気持ちよさそうにはしていた
でも何か…
上手く言えないけど何か違和感が有った
まあ櫂は夏休みの間居なかったし会ってはいない筈だ
この間櫂が妖怪屋敷帰りにタクシーを外に待たせてスーツケースを引っ提げて麻由の元へ立ち寄ってお土産を渡していた
比較的櫂の家はここから近いのでわざわざタクシーで来る必要も無い
恐らく新幹線から降りて荷物も多いので平日の夕方で人も多く混雑している在来線には乗車せずそのままタクシーで帰って来たのだろう
俺も変な撮影をしたりずっと家に居たので色々発散出来ず疲れが溜まっているのかも知れない
「奥…」
「奥?」
「奥に突いて…」
「こうか?」
そう言って照陽の身体をくの字に曲げて上から体重をかけて突いた
「んんっ…あっ…届いてるっ!」
確かポルチオは鍛えないとイけないらしい…
何とかギリギリ届いてるみたいなんでこれからは奥も開発しないとだな…
そんな事を考えている内に違和感の事は忘れていた
そしてこの疑問についても目先の快楽に溺れて忘れていた
何で急に今まで話題にも出なかった…多分知らなかったポルチオの事を言い出してるんだろう…
どこで…誰から知ったんだろうと言う事を
星夜はあっちでもこっちでも色々疑問が発生している様です




