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明宵  作者: 水嶋
黄昏時

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52/90

芽生え

今回ややエロ展開有ります


一応閲覧注意

7月の終わり、夏休みに入ってまだ間もない頃もう恒例となりつつある照陽の家に集まって大量に出された宿題をこなしていた


俺は夏休みに撮影で泊りがけのロケを入れられていたので正直助かっていた


家だと麻由が居るので何かと騒がしい

一応ピアノ教室も細々とはやっているので教えている生徒の子供が来たり演奏会などの仕事が有る時は防音壁なのをいい事に夜中までピアノの練習したり…

後は相変わらずBL原作を執筆したりしているがこの所は本当にエル×八性モノを書き出している様だ


たまに「うおー!」だの「ひたすらてえてえ!」だの「ウホッ!イイ男!やらないか!」などと奇声をあげていて煩くて仕方ない


これはいよいよこの夏にはコミケにでも行きそうだ


皆真面目なので無駄口も叩かず集中していた。厄介な宿題も山場を超えて後はなんとかなりそうだ


そこでキリのいい所で終わりにして漸く雑談が始まった


照陽は何も言わなくても飲み物をそれぞれに用意して出していた

夏なので俺はアイスコーヒーだった

なかなかいいキャスト…もとい奥様になりそうだなと思った


「皆夏休みはどっか行くの?」


大地が皆に聞いていたが…

まあ1番知りたい人物は静風で俺と照陽はついでだろう


「私は特に何の予定も無いなあ」


照陽がそう答えていた

まあ予想通りだ。人の事陰キャだの爺さんだの言ってくれているがお前も十分素質あるぞ


「私はねー、今年もキャンプに家族と行くんだあ!」


「へえ!そうなんだ」


やはり大地は食い気味に聞いていた

何故か照陽は微妙な顔をしていた

キャンプに行きたいのだろうか?


「今はもう毎年恒例になっててさ!テントで寝たり楽しいんだよ!私も大分テント張るの上手くなったんだー」


「そうなんだな、キャンプと言えばキャンプ飯も楽しみだな!シズカも何か料理とかはするのか?」


「あはは…それはお母さん担当!私全然出来ない」


「そっかそっか、まあ今時男も料理出来ないとな!コックさんも板前も男が多いし!」


「そうだよね!」


多分この夏休みに大地は料理の練習でもしそうだなと思った


「セイヤは?」


「あー…俺は…撮影入れられて…泊まりで…南の方に…」


「えっ!?凄い!沖縄とか?もしやハワイとか!?」


「いや…そんな素敵な浮かれた場所では無いな…まあ廃墟だな」


「ええっ!?」


「冬服の撮影でな、何かいい感じの所だとさ。まあ真夏に冬服なんて狂気の沙汰だが幽霊でも出れば少しは涼しくなるかもな」


「やだっ!?怖い!?連れて帰って来ないでよ!?」


静風が本当に怖がっていて大地は気の毒そうな顔をしていて照陽は何か面白そうと思ってる様な顔をしていた


八神の血は余りそう言うモノに恐怖は感じない様だ

やはり感情がどっかぶっ壊れてるんだろうな

俺も含めて…


「でもセイヤ凄いね!この間また雑誌に出てた!今度サイン頂戴!」


「知らん、書かん!俺の出てる雑誌なんてもう見るな!」


「あはは、セイヤ照れてるな」


「照れてない。これはまごう事なき真実の訴えだ」


「シズカはアイドルとか好きだからやっぱりそう言うのは憧れるの?」


照陽が静風に聞いていた


「うーん、アイドルは好きだけど…自分がなりたいっては思わないなあ。まず私じゃ無理でしょ」


「まあシズカは可愛いってより凛々しい感じだもんね」


静風は正に照陽が言った様にアイドルみたいな可愛い幼顔と言うよりクールで実年齢よりも少し大人びた顔つきになっていた


大地は無言で頷いていた

こう言う顔が好みなんだろう


「やっぱりセイヤが目指せば?アイドル」


「俺が笑顔で歌って踊れると思うか?体育3を舐めるなよ。俺の心肺を潰す気か…」


「あはは、まあそうだね!ダイチならなれそうだけど!」


「勘弁してくれよ…俺愛想笑いとかファンサとか絶対出来ない自信はあるよ…」


まあ運動神経は良さそうだからダンスは出来そうだなと思った

歌は聞いた事は無いがエルの血を引き継いでいれば多分上手いんだろう。声もハキハキしててデカいし

因みに大地の両親は運動神経は壊滅的らしい

マイナス要素は排除された様だ

こう言う奇跡もあるんだな





○○○○○○○○○○





「まあそう言う訳だから8月は練習はお休みだ」


「そっか、丁度家に来る時と被るんだね」


「まあ狙った訳では無いが…多分スタッフもお盆は休みたいんだろ?」


これまた恒例となった親戚集会が有ると言って大地と静風を2人で帰して俺は居残っていた


「まあ…カイも今年は1人でおばあちゃんの所に長期で行くから…カイもお休みなんだ」


「へえ。ならお前は休穴月だな」


「ナニソレ…」


「どっちの穴も使わないんだろ?」


「まあね」


「でも何でまた1人で妖怪屋敷なんぞに長期で…肝試しか?」


「何かね、今はおばあちゃん1人だし家も広くて昔の部屋とか片付けに手が回らないって言ってたから手伝うんだって」


「へえ、それは殊勝な事で。流石良い子の皮を被ったサイコパスだな」


「後ね、八神家の使命の事とか詳しく知りたいんだってさ。昔の資料とか出てくるかもだし、将来その研究の跡を引き継いで研究したいんだって」


「ふうん。やっぱり次期八神家の選ばれし跡継ぎ当主は違うね」


「まあ…そうだね。でも私もなんでこんな研究を…使命を始めたのか理由やきっかけを知りたいって言うか…興味は有るかな」


「へえ。そうなんだ」


俺はそんな下らない事はどうでも良いが

まあこれも選ばれなかった側の僻みなんだろう


「でも…やっぱりカイは凄いね。将来やりたい事を見つけてその為に行動して…」


「お前も何か有っただろ?お母さんだっけ?」


「まあ…そうなんだけどね…」


「じゃあカイのお嫁さんにでもして貰って一緒にその馬鹿げた研究でもすれば?お母さんにもなれて一石二鳥じゃん」


櫂の名前が出たからか八神家の使命の話になったからか分からないが何故か無性にイライラしていた


「それは…カイとは…」


「好きなんじゃ無いの?どんな扱いされても毎月足繁く通ってるし…」


「それは…お母さんの為だから…」


「まあそうだよな。お前は好きでもない相手でもセックス出来るもんな」


そう言って照陽にキスをして舌を絡めた


「俺と同じだもんな。お前は…」


そう、照陽は俺と同じだ

好きとか愛とかどうでも良い


「気持ちよければどうでも良いよな?…」


そう言って照陽の耳を舐めながらTシャツの下から手を入れて胸を揉みながら乳首を摘んだ


「んぅっ!…」


「ほら…気持ちいいよな?」


「んっ…うん…」


そのままベッドに押し倒して下着をずらしナカに指を挿れて弄ってやった


「んぁっ…あっ…あっ…」


クチュクチュと音を立てて責め立てると腰をヘコヘコさせて浮いていた


「エッロ…もう指だけじゃ満足出来ないだろ?」


「でも…今日は金曜日じゃ…」


「まあ前倒しだな。どうせ来月ヤらないし。もう俺こんななっちゃったし」


照陽のエロい姿を見てすっかり勃起してしまっていた


「まあどうせまだカイにはコッチ使わせて無いんだろ?練習練習」


そう言ってナカに挿入した


「んんっ…あぁっ…」


「あー…やっぱ気持ちいい…絡みついて吸い付いて…ピッタリフィットする…」


「んぅ…」


ゆっくり味わう様に浅く深く交互に抜き差ししていた


「はあ…はあ…俺専用のオナホだな…」


「あっ…あっ…ナニソレ…テソガって事?」


「いやいや…そんな安いもんじゃ…まあ…オーダーメイドで…一点モノの…オートクチュールだな」


「あんっ…あっ…何か良いように…言い換えてる…だけじゃん…」


折角誉めてやったのに何だか反抗的だったので激しく腰を動かした


「あー…イく…イく…イくっ!」


「あっ…あっ…あぁっ!」


中に勢いよく出したが治らなかった


「あー…ダメだ…まだ…もう一回…」


「あぁっ…ダメっ!まださっきイったばっかりっ!」


照陽もイっていたが構わずまたゆっくり突いていた


「やっぱ俺の成長サイズに合わせてナカも育てないとな…いっぱい突いて…」


俺も初めてセックスした時よりも少し成長して身長だけでなく此方も少し大きくなっていた


その内いずれ…

櫂も挿れる事になるのだろうが…

その為の俺を使った練習だが…


「あー…気持ちいい…誰にも使わせたくねーなー…俺サイズの穴…てかもう…使用済みだったりする?」


「んぁっ…カイはっ…私とはっ…まだっ!」


「へえ…」


その言葉を聞いて何とも言えない満足感と言うか満ち足りた気持ちになっていた



最初の頃はもしも不意に杏が帰ってくるのではとビクビクしていたので一回で終わらせていた

段々回を重ねて慣れてきてと言うより俺も図太くなったのか恐怖心が薄れて来て代わりに一回では満足出来なくなって来ていた


最近では初めての時の様に大体3回はヤっていた


まるで俺の溜め込んでモヤモヤしている色々な事を照陽の中に吐き出してぶち撒けている様だった


散々出し尽くして終わった後は充足感で気だるくなっていた


たまに韻に地下施設に行って練習しようと言われていたが照陽以外にはわざわざ挿れるまでが面倒なセックスをしたいと思えなくて断っていた


今まで物欲も独占欲も無縁だったが照陽に関してはそれに近い物が芽生え始めていた


それは好きだの恋だの愛だのと言った綺麗な物とは違う…


照陽を気持ちよく出来るのは…この穴を使うのは俺だけだと言う薄汚い感情だった


これじゃ櫂と大して変わらないなと自嘲していた





田所の言葉を借りて言うならばこれが『支配欲』なんだろう


星夜もやはり何だかんだと八神家の血を引く人間かなと言う感じですかね


星夜も照陽に対しては恋愛感情とは違う思いが有るようです


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