表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョン魔王。安価でダンジョン運営する  作者: とあるアルパカ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/11

6【スライムを】侵入者?掃除いたします【称えよ】

「――よし、魔力循環理論の初級はここまでだ。次は構築命令式の演習に入る」


「う、うう……む、難しい……もう頭から湯気出そう……」


「甘ったれるな。ここまででまだ基礎の3%にも満たん」


「スパルタすぎて涙出てきた……」


 120 名前:名無しのダンジョンマスター

 ガチでブラック塾じゃんww


 121 名前:名無しのダンジョンマスター

 エリちゃんが先生だと成績上がるけど寿命も縮むやつ


 122 名前:名無しのダンジョンマスター

 でもなんかスレ主、ちょっとずつ成長してるよな……


 そんなやりとりの中――


 \ピピッ!/

 タブレットから不穏なアラート音が鳴った。


 画面の一角に赤い警告ウィンドウが出現。


『※警告:外部からの侵入者を検知※』

『推定戦闘力:Eランク(人間種/単独)』


「……えっ?今なんて?」


「侵入者、だと……?」


 エリちゃんが空中にウィンドウを展開し、リアルタイムのダンジョンマップに目を走らせる。

 真っ白だった構造図に、小さな“赤い点”が表示されていた。


「どうやら、このダンジョンの存在を感知した者が“試しに入ってみた”らしいな」


「え!?ちょっ、俺まだ何も準備してないんだけど!?」


 123 名前:名無しのダンジョンマスター

 おいおい、もうバレてんの!?


 124 名前:名無しのダンジョンマスター

 早くない!?まだ1部屋と図書室しかないだろ!?


 125 名前:名無しのダンジョンマスター

 Eランクなら、ワンチャン逃げ切れそうだが……防衛戦ワクワク


「……初陣だな、主よ」


「まじかよぉぉぉぉ……!」


 俺はパニックになりながらも、表示された“防衛モード”のボタンをタップ。


 ――選択肢が出た。


【現在の防衛可能手段】

 ▶ スライム(エリちゃん)召喚配置【済】

 ▶ 一時的防衛壁の生成(魔力10MP)

 ▶ 罠設置(選択肢:落とし穴、催涙煙、滑る床)【MP各5】

 ▶ モンスター召喚【MP10~】


 所持魔力:18MP


「足りねぇぇぇ!!」


「落ち着け。魔力効率でいえば“初見殺し”が有効だ。主、落とし穴を2マス分、通路の先端に構築しろ」


「指示がプロすぎるよ先生!」


 俺は震える手で罠を設置し、エリちゃんは前線へふわりと移動。


「さあ……来い、愚かなる侵入者よ。我らが知識と技術の第一歩に、貴様を捧げてくれる――!」


「こっわ!!何そのダークモード!」


 126 名前:名無しのダンジョンマスター

 先生モードから戦闘モードに移行するスライムこわE


 127 名前:名無しのダンジョンマスター

 スライムのくせにボス感あるのどうして……


 128 名前:名無しのダンジョンマスター

 エリちゃん「この戦闘、講義に組み込みます」


 そして、侵入者が――

 ひとり、真新しい図書室の廊下に足を踏み入れた。


 その直後、


 ズボォッ!!

 落とし穴にハマった。


「うわあああ!? 何だこのダンジョン!?」


「完璧な設計だ、主」


「いやほんとに初見殺しすぎる……」


 \バトル終了!/

『防衛成功:魔力報酬 +15MP』

『初侵入者撃退達成:実績解除!“初陣の勝利”』


 129 名前:名無しのダンジョンマスター

 完 全 勝 利


 130 名前:名無しのダンジョンマスター

 罠だけで倒すスタイルwww


 131 名前:名無しのダンジョンマスター

 スライム先生の戦術ヤバすぎんか?


「……ふっ、これが“実践教育”だ」


「教育って名の実戦じゃねーか!!」




 防衛戦が終わった直後――タブレットが音を立てた。


 \ピロン♪/

『実績解除:初陣の勝利』

『新システム【召喚進化ツリー】が開放されました』


「……召喚進化ツリー?」


「ふむ。想像以上にシステムの成長が早いな。これは……“上位存在の干渉”が入っているかもしれん」


「え?上位存在?なんかまた怖いワード出てきたぞ!?」


 132 名前:名無しのダンジョンマスター

 ようやく来たか進化システム!


 133 名前:名無しのダンジョンマスター

 ダンマス系の醍醐味よなコレ!


 134 名前:名無しのダンジョンマスター

 スライム進化はよ。まずはゼリー→クイーンだろ


【新システム開放】

 召喚進化ツリー

 モンスターの使用実績・図書室での学習量・主の魔力支給によって、配下の能力が進化可能に!


【エリ(スライム)進化候補】

 ▶ スライム・セージ(知識特化:図書室連携ボーナス)

 ▶ スライム・バトラー(サポート特化:掃除・補助・礼儀作法も完璧)

 ▶ スライム・メイガス(魔法戦闘特化:新たな呪文の開放)


「うわ……なんかもう、スライムじゃない未来が見えてきた……」


「どれも魅力的だな。主、私にどの役割を求める?」


 エリちゃんがうっすら笑って問いかけてくる。


「え……俺が決めていいの?」


「当然だ。“主”の選択こそが、私の進化を定める。“絆進化”というやつだな」


「厨二感あるけど悪くない……!」


 135 名前:名無しのダンジョンマスター

 セージ一択だろ!?図書室もあるし!


 136 名前:名無しのダンジョンマスター

 でも掃除も大事なんだよな……


 137 名前:名無しのダンジョンマスター

 バトラーになったら敬語スライムになるのか


 一方、その画面の隣には――


  新召喚枠解禁

 召喚カテゴリー【魔物図鑑 初級】開放!

 使用可能魔力:33MP

 → 召喚可能リスト出現!


【初級召喚可能リスト(一部)】

 ・スケルトン兵(必要MP:15)

 ・マンドラゴラ(必要MP:20)

 ・ゴブリン(必要MP:18)

 ・魔法使いの残留思念(レア/必要MP:30)


 138 名前:名無しのダンジョンマスター

 ゴブリン来たァァァ!ダンジョン感マシマシ!


 139 名前:名無しのダンジョンマスター

 思念系きた……地味に強いやつだこれ


 140 名前:名無しのダンジョンマスター

 モンスター組織作り始まる予感


「よし……少しずつ、でも確実に“俺のダンジョン”が形になってきてる」


「その意識の変化、上出来だ。主」


 ふわりと浮かぶエリちゃんが、少し嬉しそうに微笑んだ。


「進化するか? それとも、新たな仲間を召喚するか?」


「……どっちもやりてぇ~~!!でもMP足りねぇ~~~!!」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ